アルティメットとは?
アルティメットとは、7人対7人で行うチームスポーツで100m×37mのフィールド内でフライングディスクをパスしながらつなぎ、コートの両サイドにあるエンドゾーン(18m)と呼ばれるエリアでディスクをキャッチすれば得点が入る。
「アメリカンフットボールとバスケットボールを足して2で割ったようなスポーツ」と表現されることが多い。
ざっくりルールとしては
- フィールドの端にあるエンドゾーン内でディスクをキャッチすると得点
- ディスクを持ったまま歩いてはいけない
- ディスクが地面に落ちたり、インターセプトがあると攻守交代
- 身体接触禁止
- セルフジャッジで試合を進める
フライングディスク特有の飛行特性を扱う投げるの技術や走力、跳躍力や持久力(簡単に言うと「投げる」「跳ぶ」「走る」「捕る」)など様々な能力を必要とする為「究極=Ultimate」と名前が付けられた。
参考動画「5分でわかるアルティメット」
ルールについて詳しくは日本フライングディスク協会公式ルールページよりご確認ください。
アルティメットの魅力
華麗なパスワークや浮いているディスクを飛びつきながらキャッチするダイビングキャッチやロングシュートなどのダイナミックなプレーが魅力のスポーツである。
参考動画「【アルティメット】フリスビーを神業スーパーキャッチ!!【マイナースポーツ】」
アメリカ発祥のスポーツであり、アメリカでは現在プロリーグもあり2019年シーズンでは2人の日本人が活躍している。
セルフジャッジ
アルティメットの最大の特徴といえばなんと言っても”審判がいない”こと。「セルフジャッジ」を採用しているところである。
身体接触が禁止されており、フェアプレーを重視しながら、ルールを熟知した選手が「スピリット・オブ・ザ・ゲーム」(フェアプレイに対する責任感)を持ち審判としてもプレーをすることになる。
学校教材としてのアルティメット
2012年度以降、中学校の学習指導要領にアルティメットがゴール型の競技として採用されました。
道具を扱う技術や、運動量の豊富さ、また、セルフジャッジの為”相手を尊重する心”や”自分たちで競技を進める能力”が鍛えることができる。そういった効果もあるため徐々に授業でも採用され始めている。
またその範囲は中学校体育だけでなく、小学校や高等学校の体育、また総合型地域スポーツクラブ等でも採用され始めている。
高校生以下のユースの全国大会も開催されており盛り上がりを見せている。
参考動画「第6回(2019)全国ユースアルティメット選手権大会」
2028年オリンピック競技入りの可能性
現在、世界フライングディスク協会(WFDF)が国際オリンピック委員会(IOC)へも加盟しており、アピール活動を続けている。
2028年の開催地がアメリカのロサンゼルスに決定し、アメリカがメダルを取れる可能性が高い競技のため追加競技として採用される可能性がある。
現在は準オリンピックと言われる”ワールドゲームズ”に採用されている。
初心者向けの記事
まだ少ないですが初心者向けの記事も書いています。
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