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2025WU24UCが閉幕、ウィメン部門準優勝!

世界大会・海外遠征
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この記事を書いた人
能勢 雷人

大阪体育大学BOUHSEARS(2007~2010)〜文化シヤッターBuzzBullets(2011~2022)〜Bustar
ポジション:ハンドラー
日本代表歴:2010WU23UC、2011,2015,AOUC、2012,2016,WUGC、2024WMUC
埼玉県フライングディスク協会事務局長
JFDA公認ゲームアドバイザー
U.C.ABLAZERS(ユースチーム)創設

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こんにちは、雷人です。

すっかり夏模様になりましたが、梅雨前線は消えたとかいう噂ですね。

個人的には日差しを浴びると頭痛になるほど夏が苦手なのでしんどい季節になってきました。

さてさて、今日は表題にある通り連日連戦が続いておりました、U24の世界大会が昨夜閉幕したのでその話題になります。

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U24日本代表の戦績

今大会日本代表の戦績としては、ウィメン部門が3大会連続で準優勝となりました。また、オープン部門・ミックス部門はともに準々決勝で敗れ、最終5位という結果で着地しました。

オープンは前回大会と同順位でのフィニッシュとなりました。ベスト8のトーナメントもほぼ前回大会と同じ配置になっていたので、ほとんどパワーバランスは変わらなかった2年間だったといえるかもしれません。

ミックス部門は過去3大会でメダルを獲得しておりましたが、今回はベスト8で敗退し5位に後退しました。1次リーグは全勝して良い状況でしたが2次リーグでカナダに勝っていれば順位を上げられたかもしれません。

ウィメン部門は苦しい戦いも多くありましたが最終的には決勝進出を果たし準優勝に終わりました。ウィメンとしてはこのU24の大会では5回目の準優勝になります。

過去U24の戦績

開催国オープンウィメンミックス
2025スペイン5位準優勝5位
2023イギリス5位準優勝3位
2019ドイツ4位準優勝準優勝
2018オーストラリア6位5位準優勝
2015イギリス3位優勝7位
2013カナダ6位準優勝3位
2010イタリア準優勝準優勝

こうやって見るとU24のウィメンはほぼ決勝に行ってるんですね。ミックスもコンスタントにメダル獲得しています。

オープンは2010年の準優勝(アメリカ不参加)、2015年の銅メダル以来メダルを獲得できていない状況です。

なかなかオープンはメダル獲得が難しい部門ですが、ぜひ多くの人に挑戦してもらって強い日本でまた挑戦して欲しいです。

次回は2027年になると思います。2026年11月12月頃から選考会が始まると思いますので、代表を目指す人は今から準備しておきましょう。

アメリカの3部門制覇

例のごとく今大会も全部門アメリカが優勝しており、スコアだけで見ても危なげなく勝利しています。

WU24アメリカは全部門で100連勝を達成するという世界との差を見せつけています。

2015年に日本のウィメンが優勝をもぎ取ってから、10年もの間勝利を重ねているということになります。

次にアメリカを倒す国がまた日本であることを願っています。

他国の状況

他国の状況を各部門ごとに確認してみました。

オープン部門

オープン部門はオーストリアがベスト8進出し6位、コロンビアが少し勢いを取り戻し7位になっています。

また上位常連国だったドイツが12位、イギリスが10位と大きく後退しています。

ヨーロッパ圏のパワーバランスがベルギー・イタリアやフランスに移りつつある感じがしますね。

ウィメン部門

ウィメン部門はベスト8の顔ぶれはあまりかわらずでした。

ですが、こちらもオーストリアが5位と力をつけてきています。

次回大会あたりや、A代表でもオーストリアと対戦する際は注意する必要がありそうです。

ミックス部門

ミックス部門ではチェコがベスト8入りをして最終6位。また、昨年U20で好成績だったフランスが3位になっています。

フランスは今回ミックス部門のみの参加でしたが、昨年U20で結果が出ているので来年あたりオープン・ウィメン部門の脅威になる可能性は十分あります。

有料配信が多かった

今回、ultiworldの有料配信の数がとても多く個人的にほぼすべての配信を視聴しました。

どの部門にも関わったことがある選手が数名いて、観ないという選択肢はありませんでした。

2025WU24UCのライブ配信スケジュール

3部門全部で20試合もの配信があります。有料にはなりますが、今大会の全試合が視聴できるパックもあり、買い切りでいつまでも観れるようなので興味ある方は購入検討ください。詳しくは上記の記事に書いてます。

2部門の試合時間がかぶるタイミングもあったので2画面で配信を視聴したところ、1日の通信量が66Gを超えました笑。

自分は通信環境を楽天モバイルでポケットWi-Fiを使用しており、ギガ無制限なので助かりましたが、ちょこちょこ通信が不安定なこともありました。さすがに55G、66Gを連続で使用すると楽天さんもお怒りだったかもしれません。

全く関係ないところからアフィリエイトリンクになりますが、毎月スマホの通信量が気になる人は楽天モバイルが個人的にはおすすめです。

日本が世界に勝つために

今回配信を観ながら、世界の強豪やアメリカに勝つために何が必要なのかを考えました。

結論としてはやはり「ユース世代からの育成」になります。

現在日本でもユースチームが増えつつあり、中高生で高いレベルに達している人もいます。(今大会もU24日本代表に高校生が3名選出されている)

ユース世代の人口を増やし、強化をすすめることが大事なのは大前提の中で、さらにどんなことを彼らに指導していくことが良いのか、これをしっかり考えながら自身の指導にも反映していく必要があると感じました。

1対1の強さ、ディスクへの執着心、スロー技術、キャッチ技術、フィジカル、熱い気持ち、ルールの理解、英語、多くの項目で上位の国に劣っている部分だと感じています。

日本は「上手い選手」は多いけど「強い選手」は少ないという印象です。(関連記事

「強い選手」をもっと増やして日本代表を構成しないと、これから先も特にオープン部門はベスト4を突破するのが難しくなる。

これからも使命感を持ってユースチームの指導を続けていきたいと思います。

まとめ

スペインで熱い戦いを繰り広げたWU24UCが終わりました。ウィメン準優勝、オープン・ミックス5位という結果になりました。

今回の日本代表メンバーには、日本に帰ったら後輩に大会の楽しさ、悔しさを伝えてまた次の世代に繋いでいって下さい。

日本代表になりたいと強く願って、思い続け、努力をし続けることが今後の日本を更にまた強くします。

チームはどこまで行っても「個」の集合体です。「個」一人ひとりが強くならないと日本は世界で勝てない国になってしまいます。

これからも日本代表が世界で活躍できるよう、自分も自分にできる発信を続けていきます。

一緒に頑張っていきましょう。

それではまた。