U24日本代表GW合宿

レポート
この記事を書いた人
能勢 雷人

大阪体育大学BOUHSEARS(2007~2010)〜文化シヤッターBuzzBullets(2011~2022)〜Bustar
ポジション:ハンドラー
日本代表歴:2010WU23UC、2011,2015,AOUC、2012,2016,WUGC、2024WMUC
埼玉県フライングディスク協会事務局長
JFDA公認ゲームアドバイザー
U.C.ABLAZERS(ユースチーム)創設

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こんにちは、雷人です。

気温が上がったり下がったりで体調を崩しそうな天候が続いています。皆様、5月病も含めて体調管理には気をつけましょう。

さて、今日は「U24日本代表GW合宿」というテーマで書いていきます。

つらつらと思ったこと書いていくのでまとまりない記事になるかと思いますが、ご了承ください。

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U24日本代表GW合宿

5月3日〜5月5日までU24日本代表の合宿が千葉の生命の森で行われました。

日本代表選手が正式に発表されてから最初の合宿で、3日とも天候に恵まれ良い環境の中アルティメットができたと思います。

そんな中でいくつか思ったことがあるので書き留めておきます。

日本代表としての自覚

合宿初日の朝、GWということもあり交通渋滞がありましたが、オープン部門では多くの遅刻者が出ました。

また、練習が始まってもどこか緊張感はなく、フワフワとした雰囲気のまま初日の練習が終わりました。

その夜のミーティングでオープン部門は「応援される日本代表オープン部門になるために個人として、チームとしてできること」について話し合いました。

このミーティングをしたことで、各自が日本代表としての自覚を改めて感じてくれたと思います。

その甲斐あってか、2,3日目の練習の雰囲気は良いものになり、声も出て緊張感もある良い合宿になりました。

抱える問題はどの部門も同じ

合宿2日目の夜に各部門の監督陣が集まる機会があり、そこで各部門が抱えている問題を話し合いました。

もちろん共通してない部分もあると思いますが、共通していた問題は以下の通りで

  • スタックがディスクに寄っていく
  • スタックから出た後に家に帰るようにスタックに戻る動きをする
  • ゾーンディフェンスをしていてディスクばっかり見て周りの状況が見えていない
  • スペースを空ける動き(オフザディスク)ができない
  • 空間認知能力?(どこに誰がいて、どう動いたら使えるスペースがどう動くか)が低い

といった感じ。

できてる人もいるけど、全体として上記のことが起こりやすいようです。

まだ経験も浅く、競技歴のほとんどをコロナ禍で過ごしたメンバーなので、実戦経験が乏しいことが原因なのかもしれません。

この辺の課題を解決しながら、残り2回の合宿でチームを作っていく必要があると感じました。

テクニカラーさんとの練習試合

オープン部門では3日目にドリームカップで敗戦したテクニカラーさんが練習試合をしてくれました。

こちらはリベンジに燃えていて、1試合目は集中力も高く前半はシーソーゲームだったものの最後は勝利することができました。

しかし、午後2試合目では社会人トップチームとしての力を見せつけられることになり、大敗してしまいました。

ただ、この経験は世界大会に活きると思っていて、大会に向けて良い教訓になったと思います。

世界大会では1日に2試合することもあり、2試合目に集中を切らしてしまうとそこで負けて敗退ということは可能性としてあります。

そういったことがあるということがわかっただけでも意味のある2試合になりました。

改めてGWのお休みの中、練習試合をしていただいたテクニカラーさんの皆さんには感謝いたします。ありがとうございました。

だんだんとチームらしくなってきた

前回の合宿はまだ選考があったのですが、今回からはメンバーも決まり大会に向けてのチーム作りを進めていく段階になりました。

1日1日成長し、まとまりが少しずつできてきてチームらしくなってきたと感じています。

世界大会中にさらにまとまりが出てくるのは当然のことですが、こうして国内の合宿から良い雰囲気で練習ができていることはとても良い。

残り2回しか合宿はありませんが、そこでしっかりと連携を深めあって行って欲しいと思いました。

最後に

U24日本代表はこれから世界一に挑戦するわけですが、応援の力が必要です。

日本のアルティメット関係者はもちろんのこと、多くの方に応援していただきたいと思っています。

今後日本代表を応援するためのプロジェクトも立ち上がるようなので、その時はどうか応援のほどよろしくお願いいたいします。

WU24UCまで残り56日となりました。たったの8週間です。

私自身もコーチとしてできることを常に考えながら、日々を過ごしていきます。

引き続きU24日本代表の応援よろしくお願いいたします。

ではまた。