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ワールドゲームズ組のいないチーム内練習

BuzzBullets
この記事を書いた人
能勢 雷人

大阪体育大学BOUHSEARS(2007~2010)〜文化シヤッターBuzzBullets(2011~2022)〜Bustar
ポジション:ハンドラー
日本代表歴:2010WU23UC、2011,2015,AOUC、2012,2016,WUGC
埼玉県フライングディスク協会事務局長
JFDA公認ゲームアドバイザー
U.C.ABLAZERS(ユースチーム)創設

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こんにちは、バズの雷人です。

10月も最終日で今日はハロウィンです。ここから残りの2ヶ月は割といろんなイベントが入っていて毎年そのスピードの早さに驚いています。

さて今日は「ワールドゲームズ組のいないチーム内練習」というテーマで書いていきます。

週末の練習の振り返りの回になりますので、知識どうこうというより今週練習こんな感じでしたよというレポート記事になります。

さらっと流し読みしていただければと思います。

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ワールドゲームズ組のいないチーム内練習

先週末の決勝戦が終わり全日本選手権で無事優勝を果たし、次なる目標「WUCC優勝」に向かってバズバレッツとして走り出しました。

ここでまた1つになって「行くぞっ」と練習に励みたいところですが、今週の土日はWUCCの直前に行われるワールドゲームズ日本代表候補の選考合宿?(なんて呼ぶのかわかりません)がありました。

バズからも5名のメンバーが選出されていてその合宿に参加しています。

もちろん選ばれているメンバーはバズの中でもメインどころの選手なので、今週末のチーム内練習は彼らがいない状態での練習となりました。

チームでもトップの選手がいない中でのチーム内練習がどうだったのか、振り返ってみたいと思います。

それでもチーム内練習ができるありがたさ

このワールドゲームズ組がいない状態での練習は、過去2回ありましたがその時はもう少しチームメンバーが少なかったりもあって自分たちだけで練習を組むことは難しいことがありました。

しかし、この2年間で若手メンバーが入部してくれたこともあり、ワールドゲームズ組が抜けた状態でもチーム内練習ができるぐらいの人数が揃いました。

土曜日は13人でギリギリ7対7ができませんでしたが、今日は14人で7対7の練習ができました。

残されたメンバーで7対7ができる状況は本当にありがたく、対外試合が解禁されていない現状で最低限満足できる状況だと感じています。

改めて人数が増えてよかったと思います。

アピールのチャンス

全日本選手権ではイケイケのマンツーマンで素晴らしい活躍をしてくれた若手メンバーにとっては、さらにチーム内でのポジションを上げるためのアピールするチャンスでもあります。

普段の練習よりもメンバーが少ないとなると、出場機会も増えてアピールできる回数も自然と増えます。

そんな中で首脳陣に光るものを見出されれば来年のクラブ選手権に向けてポジションを上げることができるかもしれません。

もちろん若手に限らず自分自身にとってもそうで、現状のポジションに満足することなく1つでも個人としてのポジションをポジションを上げていけるようアピールしていきたいと思います。

ワールドゲームズ組がいるいないは関係ないですが、いない時はよりアピールできるチャンスは増えるのでそこでしっかりとしたプレーができるように今後もやっていきます。

基礎練習の質・・・

人数が少なければ基礎練習でも一人ひとりのディスクタッチ数は増えます。

そんな中での本日の基礎練習の質は世界一を目指しているチームのクオリティではありませんでした。

1つ1つのスローの質や、基礎練習への理解度やイレギュラーなことが起きた時の対応力がまだまだ低いことが露骨に出ていました。

もっと1つのなんでもないミスに対しての厳しさを持って、一人ひとりが集中して基礎練習に望まないと、世界戦は戦えないと思います。

ただそこにまだ伸び代があるとも取れます。その伸び代を伸ばせるかどうかは若手の頑張りと中堅・ベテランの牽引力にかかっているので自分も頑張ります。

もっと自主的に、積極的に発言を

アピールもそうですが、人数がいつもより少ないからこそできることがあります。

若手メンバーにはもっと自主的にチームのことやプレーのことを考え積極的に発言してほしいと思います。

チーム内で発言をするためには「頭で考えている」必要があります。その考えていることをアウトプットすることで再度自分の頭が考え、理解がより深まります。

プレー面の話は多くなってきているので、もう1つ上のステップとしてセット練で感じたことや疑問に思ったことなどどんどん発言してほしいと思います。

発言することで、聞いている首脳陣や中堅以上のメンバーはその選手がどういった考えを持っているのか理解することができます。

先輩から言われたことを「はい」とうなずいて受け身の状態だと案外言われたことは頭に入っていません。

「これってこういうことですよね?」という確認でも良いし、自分が頭の中で”考えている”ことを発信していくクセをつけて欲しいです。

まとめ

全日本が終わり、久々に人数が少ない中での練習になりました。その分一人の運動量も多く体の疲れはいつもよりあります。

ワールドゲームズ組はミックスと言えどもっと良い環境で2日間、日本のトッププレーヤーたちとバチバチの戦いをしています。

残されたメンバーも彼らに彼らに置いて行かれないように、彼ら以上に高い意識を持ってチーム練習に取り組む必要があります。

まだまだ今日のような練習をしていては、彼らが戻ってきたときにがっかりされてしまいます。もっと高いところに視点を向けて質の高い練習をしていけるように個人としても発言していこうと思います。

来年はワールドゲームズ組が抜けた状態で大会を戦うことも想定されます。その中でも「文化」や「バズ」の看板を背負って戦わなければなりません。

2013 DreamCup

この写真は2013年のドリームカップの写真です。今見るとゾッとする若手メンバーでオフェンスのラインナップしていますが、それでも点を取り、勝たなければならないのです。

一日ひとつでも成長し、1ミリでも前進していけるよう毎日を過ごしていこうと改めて思った週末でした。

ということで今日はこの辺で。

ではまた。