こんにちは、バズバレッツの雷人です。
本日2つハッピーな出来事がありました。
1つ目は当ブログの広告収益がGoogle先生から振り込まれる為の一定額を超えました。
ひとえに皆様がアクセスし続けてきてくれたおかげです。ありがとうございます。
2つ目はGoogle広告の中でも一定の基準を満たしていないと出すことのできない「関連コンテンツ」という種類の広告が貼れるようになりました。
この2つはブログを継続して行く上で1つの目標としていたところなので本当に嬉しいです。
引き続き更新を頑張る意欲が湧いてきました。
Google先生は「継続することの大切さ」も教えてくれるんですね。
さすが世界の大企業です。
さて、今日は「海外遠征記録〜初めての世界大会・2010WU23UC編〜」というテーマで書いていきます。
私自身、過去に世界大会を含め10回以上海外遠征に行っています。
その中毒性のある海外遠征の楽しさについて伝えていけたらなと思います。
この記事や今後続けて書く予定の海外遠征記録を読んで、「日本代表になって海外に挑戦したい」「海外の大会に出てみたい」と思う人が1人でも増えればなと願っています。
10年前の記憶を辿りながらになるので一部数字などの間違いがあるかもしれませんが、ご了承ください。
海外遠征記録〜初めての世界大会・2010WU23UC編〜
時を遡ること11年前の2009年。
ある情報が大阪体育大学のメンバーの元に届きました。
「どうやら来年2010年に初めてのカテゴリーU23の世界大会(初回大会)が行われるらしい。前年アベック優勝の日体大を中心に追加メンバーを選考会する」
とのこと。
心が熱くなるような情報を手に入れた私は選考会に参加することを決めました。
私の他に大阪体育大学のメンバーから、現在バズで一緒にプレーしている古澤選手#18を含め4人が選考会に参加することになりました。
夜中に大阪を出発して竹中キャプテンの軽自動車を4人で交代で運転しながら選考会会場である東京や富士市まで行ったことは今でも良い思い出です。
ちなみに初めての選考会が東京(確か日体大のグラウンド)だったのですが、乗り物でうまく寝れない私は車で一睡もできず、人生初の徹夜でアルティメットをやる羽目になりました。
ミスをしない安定感を売りにしていたのですが、ディスクがぼやけて3枚ぐらいに見えて簡単なキャッチミスを3、4回してしまいすごく落ち込んだことを覚えています。
そんなこんなで色々ありましたが無事に選考をパスし晴れて人生で初めての日本代表に選出されました。
初めての海外、飛行時間長すぎ
数回の合宿(チームのスケジュールの都合上参加できず)や大会で準備を重ね、いよいよ初めての海外です。
大会はイタリアの世界遺産都市フィレンツェだったので、飛行時間は日本から13時間とドイツのドルトムントでトランジットして約2時間の合計15時間でした。
長い、長すぎる。
先述した通り、乗り物で寝れない私にとっては苦痛の時間でした。
他のメンバーはある程度席がまとまっていたのでみんなでワイワイお酒を飲みながら過ごしていたみたいですが、私はみんなと席が離れてしまっていた為、暇を持て余しました。
映画を数本見たり、当時ハマっていたナンプレ(数独っておじいちゃんが電車の中でよくやってるやつ)をして過ごしました。
無事トランジット地であるドイツのドルトムントでは、せっかくドイツに来たのだからといって「ソーセージ」と「ドイツビール」を堪能しました。
その為バタバタと次の便まで小走りしたのを覚えています。
フィレンツェ到着!え?気温40度!?
色々あった初めての飛行機移動を終えてフィレンツェに到着しました。
そこで目にした衝撃の情報。なんと気温計が「40℃」と記されていました。
40℃と聞いたらげんなりするかもしれませんが、ヨーロッパや北米などは湿度が高くないので、40℃でも日陰に入ればなんともありません。
なので日本で感じる40℃とは暑さの感覚は全然違います。
これは海外の良いところですね。
フィレンツェ観光とピサ観光
大会の3、4日前に現地についたので、2日ほど観光しました。
フィレンツェでは各世界遺産をめぐり、パシャパシャ写真を撮ったり「ドゥオモ」に登ったりと楽しみました。ちなみにフィレンツェは都市自体が世界遺産になっておりとても素晴らしい場所でした。
また、ピサの斜塔にも行って、その後ビーチに行ったりしてリフレッシュしました。
ちなみにただ遊んでいるだけではなくちゃんと朝体を動かしたりしてから観光に行っています。
また、数日前から現地入りして昼間も活動することで「時差調整」を行なうという目的もあります。
大会開始!オープニングゲーム
開会式なども終えていよいよ大会が始まります。
そしてなんと開会式後のオープニングゲームがメン部門の日本対スイスだったので、世界大会初めての初戦がスタジアムでの試合でした。
この試合は私の中でもすごく楽しかったと記憶している試合であっという間に終わりました。
無事初戦を勝利し、スピリットサークルで日体大伝統の「エッサッサ」を披露し大会初日を終えました。
予選リーグ、トーナメント、そして決勝戦
世界大会は基本的に「数チーム」でリーグ戦を行い、その後ベスト8のトーナメントに入ります。
8チームの予選リーグを全勝で勝ち抜き、トーナメントに入っても順調に勝ち進みなんと男女ともに怒涛の連勝で決勝戦に駒を進めました。
そしていよいよ決勝戦。
まずは女子の試合から。対オーストラリア戦をスタンドから応援しました。
試合の途中でアップに行かなければならなかったので、最後まで観られませんでしたが結果はダブルゲームポイント(取ったもん勝ち)のオフェンススタートをブレイクされて準優勝。
そしていよいよ初めての世界大会、初めての決勝戦。
対するは強豪カナダ。(ちなみに最強アメリカは男女ともに不参加)
今までと明らかにレベルが違いを肌で感じ、前半終了で2点差?をつけられ追いかける展開になりました。
後半で日本も要所要所でブレイクを重ね、そして迎えたダブルゲームポイント。
そしてオフェンススタート。
取れば世界一。取れば金メダル。
カナダのスローオフはこの試合一番の対空時間とエンドラインまでの飛距離を出し、ハンドラーではゴールラインまでしか運べませんでした。
そして、カナダの強烈気合のガチマン。
ミドルにパスが出ず、ハンドラーのパスからターンオーバーを起こされ、ブレイクされて準優勝。
なんと男女ともにオフェンススタートの取ったもん勝ちをブレイクされて負けるという大会になってしまいました。
残念会〜帰国
決勝戦の夜、ホテル近くの飲食店で本当であれば「祝勝会」だった「残念会」が行われました。
イタリアなので、赤ワイン、白ワインを沢山飲みお店の赤ワインがなくなったとか、、、。
当時まだお酒をそこまで飲めなかったのですが、結構飲んだことを覚えてます。
「残念会」の翌日、ホテルを発ち日本への帰ります。
頭ガンガンの二日酔い状態だったので、帰りの飛行機は半分ぐらい寝ました。
そして帰国後は人生初の時差ボケと戦いながら、いつもの大学生活に戻していきました。
おまけ
海外遠征は大小さまざまなトラブルが発生します。
その中でもWU23UCで起こったトラブルについていくつか紹介します。
- 初日に部屋のシャワーが水しか出ない
- 田代君がチンしてはいけないものを電子レンジでチンしてホテルスタッフにキレられる
- ケンジロー君が活動報告ブログを炎上させる
- 能勢君が試合中意図的にぶつかってきたドイツ人に岡山弁でキレる
- キャプテン太一君が決勝戦の移動で最寄り駅のマックに立ち寄り、みんなと同じ電車に乗り遅れ行方不明になる
もっとあったような気もしますが自分が思いつくのはこれぐらいです。
海外遠征ではいつもいろんなことが、それも含めて海外遠征です。
フォトギャラリー
オープニングゲーム前の菊地選手と草野選手 陽気なイタリア人カメラマン 日焼け止めに失敗する草野選手 一番ハチマキでウィメンの応援する梅原事務局長 松ぼっくりで滑り止めする堀本のアニキ 準決勝ドイツ戦 17連勝からの2連敗!
観たことある人ばっかりですね笑
最後に
以上私の初めての海外遠征のあらすじを紹介しました。
もっと単純な日記みたいになってしまったので次回は海外遠征の魅力について紹介して行こうと思います。
なんせやはり世界一を取り逃がした初めての世界大会は私のその後の人生を大きく変える事になりました。
まだまだ海外遠征の楽しさは伝えられていないかと思いますので、しばらくこの海外遠征シリーズで記事を書いてみます。
それでは今日はこの辺で。
また明日。