WU24UC日本代表最終合宿を終えて

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能勢 雷人

大阪体育大学BOUHSEARS(2007~2010)〜文化シヤッターBuzzBullets(2011~2022)〜Bustar
ポジション:ハンドラー
日本代表歴:2010WU23UC、2011,2015,AOUC、2012,2016,WUGC、2024WMUC
埼玉県フライングディスク協会事務局長
JFDA公認ゲームアドバイザー
U.C.ABLAZERS(ユースチーム)創設

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こんにちは、週末の合宿で靴下焼けと時計焼けが恥ずかしい状態のWU24UC日本代表オープン部門コーチの能勢です。

この土日、WU24UC日本代表の最終合宿がありました。

梅雨の時期にも関わらず、土日とも好天に恵まれ良い週末となりました。

最終合宿を終えて、今の心境を少し書き留めておきます。

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WU24UC日本代表最終合宿を終えて

6月17,18日に山中湖井戸前旅館にてU24日本代表の最終合宿が行われました。

AOUCに出場予定のA代表との合同合宿で、A代表の皆様に相手をしてもらいながらの合宿となりました。

改めて、A代表の皆様は相手をしていただいてありがとうございました。

さて、来週木曜日29日にはイギリスに向けて出発となるわけですが、今回の世界大会は人生で初めて選手ではない立場での参加となります。

選手の時は、大会に向けてフィジカルを整えていったり、心を高めていったりと「いよいよ始まる感」があったのですが、今回コーチという立場での参加は初なのでどこか心が穏やかな状態が続いております。

これが良いのかどうかわからないですが、日々選ばれたメンバーにどうすれば金メダルを取らせてあげられるか考えています。

自分自身も何度も挑戦させていただいた世界一への挑戦ですが、並大抵のことではないですし簡単なことではありません。

ただ、先日の合宿を終えてこれからできることなんて限られているので、1日1日を有意義に過ごし大会に向けて準備していきたいと思います。

もともとコーチを務めていた元チームメイトの吉川さんの代わりに4月の合宿から追加招集された時は、まだ大会まで100日はある状態でした。

それがもう開幕まで2週間を切っています。

大会7日間で10試合を戦う予定で、それが終われば泣いても笑ってもチームは解散になります。

まだまだチームとしては不安定な状態ですが、1試合1試合成長していくことは間違い無いので、自分自身コーチとしての役割を全うできればと思います。

何を求められてここにいるのか?

オープンの選手には合宿の締めのミーティングでもお伝えしましたが、選手の皆さんは今一度自分が”何を求められてここにいるのか?”ということを考えて欲しいと思います。

日本代表に選ばれたということは監督やコーチ陣が選考会で、あなたの「強み」を見出したからです。

改めてそれが何なのかを考え直すことで、大会中に何をすべきなのかが見えてくると思います。

一人一人がそれを理解し、チームのために自分にできること求められていることを100%出し切ることができれば悔いのない結果がついてきます。

一人一役、全員主役です。

日本代表チーム一丸となって戦いましょう。

コロナを超えた若き力

今回のU24日本代表に選ばれたメンバーのほとんどが、コロナによってアルティメットをする時間を奪われたと思います。

大学から活動を制限されたり、公式の大会自体も中止になったりする中でそれでもアルティメットを続けてきて努力をしてきたメンバーたちです。

それだけでも素晴らしく尊敬に値しますし、そんな中で諦めず戦い続けてきた選手たちに改めて感謝です。

苦しみを超えた選手たちが世界大会でのびのびプレーしている姿を見るのが今から楽しみであります。

2023年度アルティメット日本代表 支援型ディスクの販売

先日JFDAの方からリリースがありましたが、本日より2023年度アルティメット日本代表 支援型ディスクの販売が始まっております。

日本代表といえど活動費はほぼ全て選手たちの自己負担となっています。

国内の代表選考会、強化合宿、国内移動費、海外遠征費、海外での食費など全部合わせると3桁万円かかる選手もいるかもしれません。

物価高や円安の影響も計り知れません。

そんな選手たちの負担を少しでも軽減させてあげられるよう、1枚でも構わないのでご支援のほどよろしくお願いいたします。

アルティメット日本代表支援型ディスクの購入はクラブジュニアオンラインショップ特設ページからお願いいたします。

まとめ

来週木曜日には出発、2週間後に開幕、3週間後には大会が終わってしまいます。

4月からチームに合流してから90日ほど経ちましたが本当にあっという間でした。

コートでプレーするのは選手一人一人なので自分がやれることは少ないですが、世界一になるために全力を尽くして参ります。

引き続き応援よろしくお願いいたします。

それではまた。