こんばんは、バズバレッツの雷人です。
今日はとにかく暑かった。
昼間外でトレーニングしたのですが、日焼けで体がヒリヒリしてます。
この時期の紫外線は強いというので日焼け対策は重要ですね。
さて今日はちょっといつもと違う記事で、「2016大学選手権を観て」のレポート記事です。
つい今先ほど見たばかりなのでそのレポートをということで少し難しいですが、やってみます。
レポート〜2016大学選手権決勝を観て〜
今回は2016年に行われた全日本大学アルティメット選手権大会の決勝戦をYouTube観戦して思ったことをレポートとして書いていきます。
この試合は日本体育大学バーバリアンズ、びわ湖成蹊スポーツ大学レイカーズの両チームによる試合です。
この試合を観るのは初めてで、観戦後すぐにレポート記事化することもはじめてなので不慣れな部分もありますが、個人的に思ったことをありのままに書かせていただきます。
いつも使ってるアプリで作ったスコアシート(ターンオーバーの表記が途中からなのと、アシスト・ゴールを追いきれてません)も作りましたので、興味ある方はチラチラコメントも入ってますので観てみてください。
こういった使い方もできますというアナウンスです笑
手に汗握るシーソーゲーム
この試合は結論から言うと、最後まで勝負の行方がわからない手に汗握るシーソーゲームでした。
直感的に前半の途中から琵琶湖かな〜と思いながら見ていましたが、なんども移り変わる流れに本当に最後までどっちに転ぶかわからないなと感じたゲームでした。
結果から先に行ってしまうとユニバースポイントの末、11ー10のびわ湖成蹊スポーツ大学レイカーズへ軍配が上がりました。
オフェンスについて
まずはオフェンスについて感じたことを少し。
両チームともにスロー技術は高いものがあり、狙っているオフェンスができていたのかなと思います。
しかしながら両チームともに勿体無いところでのミスが目立ってしまい、なかなか流れを自分たちで引き寄せられないと言う状況が続いていました。
両チームともにオフェンスはホライゾン中心
少し驚いたのは両チームともオフェンススタイルが「ホライゾン」であったことです。
偶然そうだったのかわかりませんが、スタックが大学生の主流だと思っていたので驚きました。
両チームともにミドルの前後に空いたスペースを大きく使い、シュートも狙い大きなオフェンスができていたかと思います。
びわ湖は積極的にハンドラーが駆け上がりでミドルとのスペースを埋めてミドルとの距離が短くなったところからのシュートなどをメインに攻めている印象。
対する日体大は、ミドルをメインに組み立てられておりハンドラーがガンガン上がるびわ湖のスタイルとは違った感じだったかなと思います。
そこのハンドラーからのミドルの距離の違いのせいか、少しばかりシュート精度はびわ湖に軍配が上がったような気がします。
ディフェンスについて
続いて逆にディフェンスについてです。
ディフェンスについては日体大はマンツーメイン、対するびわ湖はゾーンを多めのマンツー混ぜ混ぜと言う感じのディフェンス。
どちらも体育大学なので、マンツーマンディフェンスの方がやはり魅力的でしたね。
日体はマンツーメインのゾーンは一度それもトランジション
日体大は完全にマンツーマンメインのディフェンスでした。
試合の前半ではバックアップ、相手がハンドラーの上がりを多用してきたことに対応してか途中からはサイドアップへ変更しています。(→結果サイドシュートを決められた感もあるといえばある)
ゾーンを使ったのは後半最初の1ターンのみで2ー3のゾーン、しかもパス10本ぐらいでマンツーマンへ移行するトランジションをしていたので、あくまでもマンツーマンにこだわって戦っていたと言う印象。
びわ湖のDFはゾーン多めのマンつーを混ぜ混ぜ
対するびわ湖は最初の3点までゾーンディフェンス。(ゾーンかよ・・と思ってしまった。ですが、1本目にゾーンを持ってくる戦術もありだとは思うのでいつか別記事書きます。)
ゾーンに関しては1−3のような基本ベースの形からバック側でハメに行くと言うスタイル。
体育大学なのでマンツーマンも良いディフェンスをしていたので、もう少しマンツーマンの比重が多くても良かったのかなぁと言う印象でした。
日体大のゾーンオフェンスでミドルが機能していない
日体大はゾーンに対して、ミドルがうまく循環しておらずポジションに止まることが多かったのでびわ湖としては守りやすかったのではと思います。
時折ハンマーやスクーバなどの上を通すスローも出ていましたが、いかんせんミドルの運動量が少なく空いている時が少ないので本数は少なめ。
もう少し、逆サイドへのハンマースローを積極的に使いたいし、そのシチュエーションをミドルが作ってあげる必要があったかなと言う感じ。
全体として感じたこと
最後にいくつかゲーム全体として感じたことについてですが、若さからなのかこのポイントを取ったら流れがグッとくるのにと言う場面や、確実に取っておきたいポイントでの「イージーなミス」が多かった印象。
これがよくいえばシーソーゲームになってしまった原因かと思います。
両チームにもそのチャンスは数回訪れているのですが、残念なことに自分たちのミスで手放してしまっていると言う感じでした。
ブレイクミスが多かった
大事なポイントはブレイクポイントであることが多いです。
上記に挙げたようにそんな場面で、容易なキャッチミスやスローミスを繰り返してしまっていたのですごく勿体無いポイントがたくさんありました。
特にゲームの一番最初のびわ湖がエンド前で得たブレイクチャンスを逃してしまったシーンは一つ大きなポイントでした。
その後同じように日体大もファーストブレイクチャンスを逃してしまったので流れは拮抗し、3連続ゾーンからマンツーに切り替えたびわ湖が先にブレイクに成功します。
タイムアウトの使い方
注目したのはタイムアウトの使い方。
両チームともあれだけターンオーバーがありながら1回ずつしか取っていないのです。
しかも両チームともブレイクチャンスで使っており、タイムアウト明けにブレイクに成功しています。
そのタイムアウトを他のブレイクチャンスでも使えていたら、もう少し結果は変わったものになっていたかもしれませんね。(結果論なのでわかりませんが・・)
びわ湖の方が選手主体で考えていた?
一つのシーンが心に残っていて、それは何点目だったかびわ湖が得点後にスローオフまでの少ない時間の中で、地面になにやら書きながら次の作戦を決めていました。
ゾーンの確認かなと思ったらマンツーマンでしたが、このように監督のいた日体に対しびわ湖にはコーチ的存在はいなかったので選手の中で、しかもゲームに集中した中で作戦の決定・共有を行わなければなりません。
ここでは「ゲームの中で相手に対応して作戦をかえる」という、主体性が垣間見れた瞬間でした。
これが現状日本のアルティメットの良いところでもあり、難しいところでもあります。
コーチのいるチームもあればいないチームもあります。
個人としてはプレーしながらの人選や戦術決めは負担が大きいのでこれからもっとコーチの役割が増えて行けばなと思っています。
最後の一点をシュートで取ったことが素晴らしい
最後ユニバースポイントでびわ湖オフェンスで始まりますが、マッチポイントをシュートで勝ち取ったところは素晴らしいと思いました。
取ったら勝ちと言う場面では、なかなかオフェンスも保守的になりがちですが、あそこでシュートを打った選手と1対2の状況で決して大きく抜けた状態ではないところで上競りを制したびわ湖の両選手には「あっぱれ」を送りたいですね。
まとめ
今回初めてこのような形式で、観た試合をすぐにレポートすると言うことを試合放映開始30分前に思いつきやってみました。
どこまで、正確なことが言えているかは正直わかりませんがもし今後もこのようなチャンスがあればやってみようかなと思います。
最後に2016年の話ですが激戦を戦った両チームのメンバーをたたえつつ、初優勝を果たしたびわ湖のメンバーにはおめでとうを言いたいです。
初優勝おめでとうございました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また明日から1週間、笑顔を忘れず頑張りましょう。
それでは今日はこの辺で👋