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JFDA直近ニュースまとめ

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この記事を書いた人
能勢 雷人

大阪体育大学BOUHSEARS(2007~2010)〜文化シヤッターBuzzBullets(2011~2022)〜Bustar
ポジション:ハンドラー
日本代表歴:2010WU23UC、2011,2015,AOUC、2012,2016,WUGC、2024WMUC
埼玉県フライングディスク協会事務局長
JFDA公認ゲームアドバイザー
U.C.ABLAZERS(ユースチーム)創設

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こんにちは、雷人です。

週末はドリームカップですが富士市はどうやら天気が悪そうですね。土曜は持ちそうですが、日曜日は終日雨で気温も低く風も北から強く吹くようなので、防寒と雨対策は必須になりそうです。

さて、今日は「JFDA直近ニュースまとめ」ということで、日本フライングディスク協会(以下JFDA)から立て続けに発表されたニュースについてまとめていきたいと思います。

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2025年度主催競技会 制度設計について

まずは2月28日にリリースされた「2025年度主催競技会 制度設計について」というニュースです。

https://www.jfda.or.jp/2025/02/28/official-events-policy-2025(JFDAホームページより引用)

4月からの2025年度の公式大会より制度について以下2点の変更がありました。

  • レイトエントリー制度の導入
  • “Player of the Match”施策の実施

レイトエントリー制度の導入

昨今各大会でエントリーミスによって大会出場できなくなってしまうという事例がよく起きていました。

個人的には「まぁミスっちゃったものはしょうがない」と思いつつも特に大学選手権で出場できないで引退ってなったらやり切れない気持ちになるし、なんとかならないのかなと思っていました。

今回エントリー漏れに対する救済措置で、チームエントリーとメンバーエントリーの締め切りに対してそれぞれ1週間ずつレイトエントリー期間が設けられ、追加費用を支払うことでエントリー漏れを避けられるようになります。

ほとんどこちらを利用されることがないことを願っていますが、とりあえずはこれまでのような悲劇は起きにくくなると思います。

レイトエントリーすら忘れてたら、それはもうドンマイです。

“Player of the Match”施策の実施

2つ目は「“Player of the Match”施策の実施」というものです。

SOTGのさらなる浸透とより気持ちよく競技に取り組める環境構築を目的としているようです。

試合後スピリットサークルの際に、相互振り返りを行い、互いに相手チームから“Player of the Match(POM)”を一名選出し理由とともに発表・賞賛するというもの。(“Player of the Match”は、各チームが最も大切にしている観点で選出)

POMステッカーを大会で用意するので試合後にその相手チームのPOMに授与してくださいとのこと。

要するに自分たちのチームで大切にしていることなどについて、相手チームで一番それに相応しい行動をしていた人を選んで賞賛しようねってことのようです。

レク寄りにならないか心配

こちらについては個人的にちょっと懸念点があります。

2018年に日本で異常にSOTGへの意識が高まり全体で良くしていこうという流れがありました。

しかし、SOTGを意識しすぎて試合をすると、どこか「レクリエーション」のような雰囲気になってしまう傾向がありました。

もちろんルールもSOTGも蔑ろにすることはできませんが、勝つか負けるかという勝負の中で、どのぐらいの距離感でそれらに接するかはチームで考えられた方が良いと思います。

個人的には競技志向が強いので、勝つためにがむしゃらに執着心を持ってプレーすることは忘れないでほしいと思います。

この施策が良い方向に向かうことを願っています。

2025WU24UC日本代表メンバー決定

次に2025年6月にスペイン・ログローニョにて開催予定の「WFDF2025世界U24アルティメット選手権大会(2025WU24)」に出場する日本代表メンバーが決定したというニュースです。

https://www.jfda.or.jp/2025/03/04/wfdf2025_wu24_member(JFDAホームページより引用)

こちらは2023年には私もオープン部門のコーチとして帯同したり、自身は2010年に選手として出場し準優勝した思い入れのある大会でもあります。

そのU24の日本代表メンバーが発表されました。

嬉しいことに、各部門に数名ずつユースの時から指導している選手や、大学一年生の時から関わりのある選手も選出されています。

まだ大学生にもなっていない高校生が数名選ばらていることも驚きですが、いよいよU24もそういったユースチームからの選出も今後増えてくるかもしれませんね。

18歳で1回目だと、24歳まで4回出れちゃいますね笑。

おそらくまた日本代表応援プロジェクトがあるかと思います。今年はアルティメットの日本代表戦はワールドゲームズとU24になりますので、一緒に応援していきましょう。

個人会員更新・チーム登録更新

次に2025年度の会員更新についてです。

こちらは3月になると必ず毎年来る話なので大丈夫かと思いますが、更新期間は3月中となっています。

4月以降になると追加費用がかかりますので、更新は早めに対応しておきましょう。

4月以降でも+1,000円の期間外更新料を支払えば更新できるので、少しでも多くJFDAに会費を納めたいという思いがある方は4月以降にしましょう。(自分はもう終わりました)

チーム登録更新については更新期間の締切が特に定められているわけではないので、大会に参加する前に更新すれば良い感じです。

ですが、確実にJFDAの公式大会に出場することが決まっているのであれば、早めに終わらせておきましょう。

次期理事候補者の公募について

こちらはほとんどの人があまり関係ないと思う話だと思いますが、一応共有です。

JFDAでの色んな決定を行なっているのが「理事会」だそうですが、その理事に興味のある方は立候補してくださいというアナウンスです。

理事の中にも色んな部門があるようなので、協会内部に入って何かしてみたいという方は応募してみてはいかがでしょうか。

外から意見を言うのと、中に入って言うのとではまた変わってくると思います。

日本のフライングディスク界を良くしたいという気持ちがあって行動に移したいと思っている方はやってみましょう。

全日本選手権各予選エントリー開始

3月12日にメールやSNSにてリリースがあった超重要案件「全日本選手権のチームエントリー開始のお知らせ」です。

https://www.jfda.or.jp/2025/03/12/2025alljapan-ultimate-main(JFDAホームページより引用)

こちらは毎年行われている「文部科学大臣杯全日本アルティメット選手権大会」に出場するための大事なアナウンスになります。

一応先述した「レイトエントリー」も対象になっていますが、全日本選手権に出場されるチームの幹部の皆さんはチームエントリー締切が来週18日(火)となっていますのでご注意ください。

エントリー期間(予選)
チームエントリー2025年3月12日(水)〜18日(火)
レイト・チームエントリー2025年3月19日(水)〜25日(火)
各チーム出場日程・会場の確定〜2025年3月26日(水)
メンバーエントリー2025年3月26日(水)〜4月1日(火)
レイト・メンバーエントリー2025年4月2日(水)〜4月11日(金)

来週というか5日後なのでチームで気がついた人が、ちゃんとチーム内で共有して出たいのに出られなかったということがないように注意しましょう。

まとめ

というわけで、ここ最近JFDAから来ているお知らせについてまとめていきました。

結構重要なこともメールでさらっとくるので見逃してしまう可能性もあります。大切なことはチームで共有して漏れがないように気をつけましょう。

今回のニュースの中では特にU24日本代表の件に、個人的に注目しています。

ユースチームからの選出があったり、ユース経験者が選ばれていたりと「大学から始めて日本代表になれる」という誘い文句もだんだんと使えなくなりそうです。

ですが、そうなっていかないとこれからも日本は世界一を獲ることはできないなぁとも思います。

今見てる自分の教え子も、他のユースチームも上手な子が多いです。彼らが20歳や24歳になる頃には、ほとんどの代表選手がユースチーム出身という未来が待っているかもしれません。

かもしれないというか確実にそうなります。そのために自分もできることをやっていきます。

というわけで今日はこの辺で。

ではまた。