Rising Ultimate Community

アルティメットのコミュニティ
始めました!

概要はこちら

市役所と一緒にフライングディスク体験会を実施しました

普及活動
この記事を書いた人
能勢 雷人

大阪体育大学BOUHSEARS(2007~2010)〜文化シヤッターBuzzBullets(2011~2022)〜Bustar
ポジション:ハンドラー
日本代表歴:2010WU23UC、2011,2015,AOUC、2012,2016,WUGC
埼玉県フライングディスク協会事務局長
JFDA公認ゲームアドバイザー
U.C.ABLAZERS(ユースチーム)創設

Follow Me!!

こんにちは、雷人です

もう暑くなってしまいましたね。日本はいつの間に、春と秋は一瞬で終わる夏が長いエリアになったのでしょうか。暑いのが苦手なので今後が心配です。

さて今日は、市役所と一緒にフライングディスク体験会を実施した件について書いていきます。

これまた過ぎた話ではありますが、うまく転用できれば多くの場所でアルティメットのユースチームにプラスになるのではないかと思ったので共有します。

これから普及や育成を頑張りたいと思っている方や興味のある方はぜひ一読ください。

スポンサーリンク

行政主催のフライングディスク教室

3月28日(木)に蕨市役所の協力のもと、蕨市の小学生を対象にフライングディスク教室を開催いたしました。

13:30〜低学年の部、15:00〜高学年の部の2部構成にて実施しました。

低学年は25名、高学年は8名の児童が参加してくださいました。

実施にあたっては、U.C.ABLAZERSのメンバーがサポートをしてくれて、多くの子どもたちにフライングディスクの楽しさを伝えられたと思います。

今回市役所の方から蕨市内のすべての小学生に対してチラシを配布してくださいました。改めて行政を巻き込んでいくことの大事さを身に染みて感じたイベントになりました。

3名の新中学1年生がクラブ加入

体験に来てくれた当時小学6年生の子たちが、中学生になり引き続きABLAZERSのチーム練習にも参加してくれて、先日正式に加入してくれることになりました。

これから部活との兼ね合いもあるのでどうなるかわかりませんが、春休みの時期に小学6年生を対象に体験会をすることはかなり効果的な打ち手だと思いました。

個人的にはメンバーが友達を連れてくるというのが強いと思っていましたが、こういった公的なところもしっかり味方につけるとやはり強いんだなと感じました。

蕨で活動しているチームと言いながら蕨市民はいなかったので、初の地元住民がチームに入ってくれたことでまたいろんな仕掛けもできるようになりそうです。

まずは役所の方と良い関係を築く

ではどうやって行政と一緒に体験会などをやっていくかという話ですが、まずは役所の方との関係性作りが大事になります。

自分たちがどういう活動をしていて、どんなチームなのか知ってもらうことが必要です。

そのためには何度か役所まで足を運ぶことです。

自分は蕨市のスポーツ振興課に同じぐらいの年のお兄さんがいたので、その人にロックオンをしてたまに市役所に寄っては軽く挨拶だけしたり、最近の状況を話したりする関係を作っていました。

昨年の5月ごろに訪問した際、「何か一緒にイベントやりませんか?」と声をかけたところ、春休みにフライングディスク教室をやればクラブ加入者が出てくるんじゃないかとご提案いただき、まさにその通りになったという感じです。

やはり、まずは1人でも話ができる関係を作っておくことが大事になりそうです。

業務委託として請ける

これは地域にもよるかもしれませんが、役所の中でも各部門に予算がふりわけられていて、スポーツ部門に関してもいくらか何かしらのスポーツ振興イベントなどに関しての予算が確保されています。

その予算の中で、オリンピック選手を招待したり、大規模なスポーツイベントをしたり、地域によって様々ですがいろんなことをやっています。

今回のフライングディスク教室は、業務委託という形で請け負いました。

一定の業務委託料を支払っていただき、そこから参加者に配るウルトラスターとカスタムディスクを購入し、残りを講師陣で分配させてもらいました。

おかげさまで参加者全員にディスクを配布することもできたので、蕨市にマイディスクを持っている小学生が30名以上いることになります。

マイディスクを渡す体験会

やってみて思ったのは、体験会をやってそのままディスクを持って帰れるというイベントはかなり強いし、その後の継続率も上がりそうだなと思いました。

ウルトラスターを渡すとなるともちろんそれなりに予算が必要になるので、全部が全部やるのは難しいかもしれないですが、その後のことを考えれば予算回収も可能かと思います。

今回その部分を業務委託料から捻出できたので、こういったやり方もありだなぁとやってみて感じました。

自分が始めた時もやっぱり最初は「マイディスク」が欲しかったのを思い出しました。一年生の頃、割れたディスクをこっそり持って帰ってビニールテープを貼って使ってたりしました。

体験会に行って新品のディスクもらえたら、ちょっとテンション上がりますよね。新歓でも使えそう。

中古のものでも効果はありそうです。問題は予算があるかどうかですね。

もし余裕があれば、ぜひ試してみてください。

まとめ

というわけで今日は行政と一緒にフライングディスク教室を実施したら、地元の人がチームに加入してくれたよという話でした。

多くの人に転用できる話ではないかもしれませんが、これから普及育成など力を入れて行ってみたい方は参考にしてみてください。

大学生の新入生に対しても、体験会来てくれた人にはディスクをプレゼントすると入部率は爆上がりするかもしれないですね。#返報性の原理

物価上昇の波を受けてディスクの値段も上がってくる中で厳しい部分もありますが、ご検討ください。新歓はもう遅いか笑

日本のレベルアップのためにはユースチームが増えることが大事だと思っているので、こんな風にやってみたらうまく行ったよって内容は引き続き共有するようにします。

というわけで今日はこの辺で。

ではまた。