アルティメットのストール・アウト(10カウント)からの正しい再開方法

ルール・SOTG

こんにちは、ライトです。

月一のバズOBチーム「バスター」の練習が雨でなくなり途方に暮れております。

さて、今日は「アルティメットのストール・アウト(10カウント)からの正しい再開方法」というテーマで書いていきます。ルール解説回になります。

正しくルールを理解することはアルティメットプレイヤーにとってとても大事なことなので、少しでも10カウントの再開方法に不安がある方は最後まで読んで確認してください。

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アルティメットのストール・アウト(10カウント)からの正しい再開方法

アルティメットにはスローワーに対して、DFが3m以内に近づき10秒を数える「ストールカウント」があります。

「ストーリング」と言ってから10秒を英語でカウントしていき、10(ten)の「テ(te)」が発声された時点で「ストール・アウト」となり、ターンオーバーになります。

ただ、このストール・アウトが起こった時の再開方法や処理が間違った認識で日本に浸透している気がするので、ここで改めて説明しておこうと思います。

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よく見るストール・アウト(10カウント)が起こった時の光景

まずは間違ったパターンで日本でよく見るストール・アウト(10カウント)が発生した時の流れを共有しておきます。

あくまでも10カウントに対してコンテストはしてない場合と考えてください。(オフェンスも10秒までディスクを保持していて10カウントを認めてる状態。)

  1. ストール・アウト(10カウント)が発生
  2. スローワーだった人がディスクを地面に置く
  3. プレーは中断せずに、そのまま再開

このような光景をよく見るのですが、両チームお互い正しい再開方法を理解していないからプレーがそのまま流れていくのをよく見かけます。

なんとなく思い当たりがあるのではないでしょうか?

ではまずはストール・アウトの再開方法に関わるルールを確認してみましょう。

ストール・アウト(10カウント)はプレーが一時中断する

このルールはあまり認識されていないような気がしますが、まず前提として「ストール・アウト(10カウント)はプレーが一時中断」します。

WFDF アルティメット公式ルール 2021-2024 年版の「13.ターンオーバー」の中に以下の記述があります。

13.2. ディスクの所有権(オフェンス権)を相手チームへ移行させる「ターンオーバー」は、以下の場合にプレイの中断を伴って発生する(チェックからプレイを再開する)

13.2.2. ストールカウントが「10」に達した時点(「10(テン)」の「テ」が発せられた時点)で、ディスクがスローワーの手を離れていなかった場合(「ストール・アウト」)。

WFDF アルティメット公式ルール 2021-2024 年版より引用

上記のようにストール・アウトが発生した場合は、プレイを中断してチェックから再開するということがルールブックには載っています。

イメージとしてはファールがあった時にファールがあった時点まで戻ってチェックしてプレーを再開するパターンと全く同じです。

ということは一回全員止まってプレイを中断する時間があるはずなんです。

ストール・アウト(10カウント)の正しい再開方法

それではストール・アウト(10カウント)が起きた時の正しい再開方法を確認しましょう。あくまで10カウントまでディスクを持っててノーコンテストの場合です。

  1. ストール・アウト(10カウント)が発生
    • この時点でプレイは中断
  2. スローワーだった人がディスクを地面に置く
  3. 元々スローワーだった人が「ディスク・イン」とコールしてプレー再開(地面に置いたディスクに触れながらやるとわかりやすい)

上記の流れが正しい再開方法になります。

ストール・アウトが発生した後に他のプレイヤーが大きくポジションを動いている場合は、ストール・アウト発生時点でプレーは中断なので、その時点まで戻ります。(ワンバックみたいな感じです。)

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ストール・アウト後にスローワーがディスクを投げた場合

こちらもあるあるだと思うので、ストール・アウト後にスローワーがディスクを投げた場合も確認しておきます。

ストール・アウト(10カウント)が発生してから、つまりストーリングが「テ」を発声した後にスローを投げた場合の処理としては以下のようになります。

パスの成否にかかわらず元スローワーに戻してチェック

ストール・アウト(10カウント)の発生後にパスを試みて、そのパスが成功し、かつスローワーがストール・アウト(10カウント)を認めているパターンです。

この場合はディスクを元のスローワーに戻し、他のプレイヤーもスロー直前の位置にポジションを戻します。

そして、元々のスローワー(ストール・アウトになった選手)がディスクを地面に置いて、チェックをしてプレイ再開になります。

パスが通らなかった場合

ストール・アウト(10カウント)が発生してかつパスを試みて、そのパスが成功してない場合はどちらにしてもターンオーバーは確定してます。(コンテストはなし)

この場合もパスが通った場合と同様に、スローワーは10カウントを認めた時点でプレイの中断を伴ってターンオーバーとなります。

なのでディスクは元々のスローワー(ストール・アウトになった選手)がディスクを地面に置いて、チェックをしてプレイ再開になります。

ただし、ディフェンスにとって有利な場所にディスクが落ちる可能性もあるので、あえてストール・アウトを主張しない方が良いこともありますね。

補足:ストール・アウト(10カウント)がコンテストとなった場合

ストール・アウト(10カウント)の発生時はコンテストになる場合があります。

『10の「テ」を言った、言ってない』とか『8や9から10の間の時間が短い(ファストカウント)』とかで互いの意見が対立するやつです。

今回の事例はオフェンス側スローワーが10カウントを認めている前提で話ししましたが、お互いの意見が対立した場合はコンテストとなります。

ストール・アウト(10カウント)がコンテストとなった時は

9.5.3. ストール・アウトの後、コンテストとなった場合は、「ストーリング 8」から。

WFDF アルティメット公式ルール 2021-2024 年版より引用

となります。

まとめ

今日はストール・アウトの正しい再開方法について解説しました。

「ストール・アウト(10カウント)はプレーが一時中断する」ということは必ず覚えておいておきましょう。

もしかしたらこれまで互いに間違った認識でやっていたら相手チームに速攻をされて、損をしていた可能性もあります。

ルールを知らない状態でスポーツで勝つことはできません。アルティメットをやる上で選手自身が審判をやらなければならないので、ルールの理解はしっかりと深めておきましょう。

というわけで今日はこの辺で。

ではまた。

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