アルティメットのルール「チェック」について

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ルール・SOTG

こんにちは、バズバレッツの雷人です。

なかなかブログ更新できておらず申し訳ございません。空いた時間で書いていこうと思っていますが、仕事を始めたことで自由に使える時間がかなり少なくなり改めて働きながら好きなことを続けていくことの難しさを実感しています。

さて、今日は過去記事「意外と浸透していないアルティメットのルール その1」に寄せられた「チェック」に関するコメントについて回答していきます。

今日の記事を読むことで「どんな状況でチェックが必要なのか?またはチェックが不要なのか?」が理解でき、アルティメットのゲームがスムーズに行えるようになります。

特によくある場面や状況にフォーカスして書いてきますので、この場合はどうするの?と言うパターンもあるかもしれませんが、そう言った疑問はまたコメント頂ければ回答していきます。

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アルティメットのルール「チェック」について

アルティメットには中断したプレーを再開させる際に「チェック」が必要になります。

過去記事「意外と浸透していないアルティメットのルール その1」でもブリックからオフェンスをスタートさせる際は「チェック不要である」ことを書きましたが、まだまだ「チェック」をしている場面をよく見かけます。

「チェックによる再開」について、インプレー(プレーが止まらない場合)とプレーが止まる場合のすみ分けができていないことが原因だと思うのでその解説をしていきます。

チェックとは?

まず「チェック」って何?と言う方のために確認です。ルールブックを確認すると

10.1.
タイムアウト、ファール、バイオレーション、コンテスト、コンテストが発生したターンオーバー、特定の条件下でのターン オーバー、コンテストが発生したゴール、インジャリー・ストップ、テクニカルストップ、もしくは協議によってプレイが中断された場合は、可能な限り速やかにチェックによってプレイを再開しなければならない。(マーカーインフラクション、ト ラベルインフラクション(18.1.及び18.2.参照)はプレイが中断しないため、チェックが不要)

2017年発行WFDFアルティメット公式ルール 日本語訳 ver.1.1

とあります。

色々条件が書いてありますが、簡単に言うと「プレイが中断された場合に、プレイを再開させる合図として行う行為」がチェックです。

タイムアウトや何かしらのコールなどでプレイが止まった時は、”ディスクは有効な状態ではない”(8.1.参照)ことになります。その状態から、ディスクを有効な状態=インプレーにするための合図ということです。

チェックによるプレイの再開方法

プレイを再開させる合図である「チェック」には三つの方法があります。ルールブックを引用すると

10.5.1.  スローワーがディスクを所有している場合:

10.5.1.1. ディフェンス側の選手が手の届く範囲にいる場合、その選手はディスクに触れなければならない。
10.5.1.2.ディフェンス側の選手が手の届く範囲にいない場合、スローワーはディスクを地面に当て、「ディスク・ イン」とコールをしなければらならない。

10.5.2.  ディスクが地面にある場合、最もディスクに近いディフェンス側の選手が「ディスク・イン」とコールをしなければならない。

2017年発行WFDFアルティメット公式ルール 日本語訳 ver.1.1

とあります。

スローワーがディスクを所有している場合がほとんどなのでこの二つは必ず覚えておきましょう。

スローワーがディスク保持していてディフェンスが近くにいる場合

ファールなどでプレイが止まった場合はディフェンス側の選手が手の届く範囲にいるはずなので、ディフェンスがディスクに触れることでプレイが再開します。(個人的には「ディスク・イン」と言いながらディスクに触れる方がわかりやすいかと思います。)

スローワーがディスク保持していてディフェンスが遠い場合(セルフ)

ディフェンス側の選手が手の届く範囲にいない場合(トラベルをしながら投げてワンバックになった場合で DFが近くにいないなど)はスローワーはディスクを地面に当て、「ディスク・イン」とコールすることでプレイが再開します。
このようにディフェンス側が届かない時は「セルフでどうぞ」とスローワーに伝えているのが一般的です。

ディスクが地面にある場合

ディスクが地面にある場合でプレーが止まっていることはあまり多くないので今日は飛ばします。

ディスクが地面にあるときは一番近くのディフェンスの選手が「ディスク・イン」と言うことでプレイが再開します。

「ディスク・イン」のコールがプレイが再開の合図であると考えておいて良さそうです。

「ディスク・イン、ストーリング」はセットで覚えておく

これも過去記事「意外と浸透していないアルティメットのルール その1」でも書きましたが勘違いされている方が非常に多いので再度書いておきます。

ストーリングカウントを数え始める際には必ず「ストーリング」と言わなければなりません。(言わないとファーストカウントになります。)

となるとスローワーがディスクを持っていてディフェンスがディスクを触ってチェックでプレイを再開する際は「ディスク・イン、ストーリング1、2、3・・・」と言う感じになります。(ファール後やタイムアウト明けは必ずこれです)

「ディスク・イン、ストーリング」はセットで覚えておきましょう。

恥ずかしながら私の所属チームでも「ディスク・イン、1、2・・・」と数え始めてしまう人がいます笑。

最近は動画配信などで声も入ってしまうことがあるので、恥ずかしい思いをしないためにも覚えておくと良いです。

「スリー、ツー、ワン」を頭につける

これは別にルールブックに書かれてない(と思う)のでなくても大丈夫ですが、周囲のプレイヤーにもわかりやすくするために「スリー、ツー、ワン」をつけると親切です。

「スリー、ツー、ワン、ディスク・イン、ストーリング、1、2・・・」

と言った感じです。

「入りま〜す、ディスク・イン、ストーリング1、2・・」と言う人もいますが、アルティメットの共通言語は英語なので「スリー、ツー、ワン」の方が良いですね。

特に日本代表になって世界大会で戦いたいと思っている人は「入りま〜す」は通じないので英語で慣らしておきましょう。英語の方が断然かっこいいですし笑。

いつチェックが必要なのか?

チェックが必要なのは前述したように、「プレイが中断された場合」です。

ルールブックにも書いてますが多くてわかりやすいところだと、「タイムアウト」と「スロー時のディフェンス側のファール」がわかりやすいです。

「一回戻って止まってください」ってなる時はプレイが中断されているので「チェック」が必要になります。

「ワンバック」になった時なんかもそうですね。

チェックが不要な場面

「チェック」が必要なのは基本的には「プレイが中断された場合」のみなので、それ以外の時間はずーっと「インプレー中(得点後プルまでやハーフタイムは除く)」でチェック不要です。

コメントいただいた内容も

プレー中にアウトオブバウンズでTOした場合、QBは相手のストーリング(チェック)がなくても投げてもいいでしょうか?
同様にフィールド内のOFはチェックのコールがなくてもディスクをもらいに行ってもいいでしょうか?

とありますが、基本的にはアウトオブバウンズにディスクが落ちても「プレイは中断」していないので、インプレー中です。

アウトオブバウンズでディスクを拾ったスローワーはラインの内側に軸足を確定した時点でスローは投げられます。また、そのほかのプレイヤーもインプレー中なので好きに動いて良いことになります。

これはブリックでも同様なのでスローオフがアウトしたからと言って「プレイは中断」していないので、軸足をブリックマークに確定した時点でスローワーは投げられますし、ほかのプレイヤーは自由に動いていて良いです。

補足:イクイップメントについて

これも前の記事で書きましたが、基本的には「イクイップメント」は「プレイの中断を延長する」ためのコールなので、プレイが中断していないときにコールはできません。

靴ひもを結び直す=イクイップメントだと誤解している人も多いと思いますが、ファールなどでプレイが止まった時じゃないと本来はコールできないのです。(あまりにも危険そうであればお願いすればOKだとは思いますが・・)

いずれにしても試合中靴ひもがほどけてしまいがちな場合は、靴ひもの結び方を変えてみましょう笑。

余談:USAルールだと違う面もある

日本で採用されるルールはWFDF公式ルールですが、アメリカは独自のルール「USAルール」があります。

チェックも違いがあり、WFDFルールでは「プレイが中断した時」にチェックが必要ですが、「USAルール」だとセントラルゾーン外からセントラルゾーンに戻った時、必ずチェックが必要になります。

なのでアウトオブバウンズからディスクを拾って戻ってきた時は、「ディスクにディフェンスが触ってから」か「地面にセルフでチェックしてから」じゃないとスローが投げられません。

バズが参加している「USオープン」では「USAルール」なのでたまにチェックし忘れてワンバックになることが1試合に一度はあります。

普段から意識しておくことが大事

今まで間違えて覚えてしまっていた場合などは、脳みその中で書き換える必要があります。

習慣というものはなかなかアップデートできないので、普段の試合や基礎練習の時から「意識的に行いクセをつけておく」ことが大事です。

最初は意識して継続していけばそのうち無意識にできるようになります。

10数年前在籍していた大阪体育大学では誰1人「ストーリング」と言わずにカウントを始めていました。(それが正しいと思っていた)

ルールブックを読んでみると間違いであることに気づいたので、チーム全体で意識して指摘し合いながら変えていくと「ストーリング」は浸透しました。

これは何事においても同じことなので、最初はまず正しい内容で「意識的に」取り組んで行き、チーム内で互いに指摘しあって行くと良いでしょう。

まとめ

「チェック」について考えるには、プレイが止まっているかどうかを考えて、プレイが中断してれば「チェック」が必要でそれ以外はインプレー中でチェック不要と覚えておきましょう。

ルールは先輩から教えてもらうことが多いですが、先輩も間違えて覚えてしまっているかもしれません。

一人ひとりがルールに興味を持ってたまーにルールブックを読み返したり、こんな時どうするんだろうと調べたりすることで覚えて行きましょう。

疑問点などあれば私やゲームアドバイザーがやってるTwitterアカウントなどに質問してみましょう。(でもまずは自分で調べてみてね。)

これからも日本のSOTGが高くなることを願ってます。

ではまた。

コメント

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