こんばんは、バズバレッツの能勢です。
早速増税の件でややこしさ故の不具合が出てしまっているようですね。ほんと今回のはわかりずらいですね。同じものなのに、その場で食べれば10%、持ち帰ったら8%とか意味わかんないですね。
一律10%も嫌ですけど、なんとかして欲しいものですね笑。
今日は、昨日に引き続き体験会の件でスポーツ教室にお邪魔し、デモストレーションを3箇所でしてきました。
やはり実際にスローを見せると子供の反応は良いですね。勉強になります。
さて、今日はルール関係の記事で「ゲーム中のホイッスルの回数と意味について」です。
以前ゲームアドバイザー講習会に参加した際に、あまり選手がホイッスルの意味を理解していないのかなと思ったので紹介しようと思いました。
ゲームアドバイザー講習会に参加してみての記事はこちら↓↓↓
ゲームアドバイザーの役割の中で「タイムマネジメント」があり、ホイッスルを鳴らすことがあります。
プレイヤーはそのホイッスルの意味をしっかり理解することで試合中も焦ることなくゲームを進めることができると思うので覚えておきましょう。
※2020年3月29日追記
ホイッスルタイミング一覧表(日本フライングディスク協会ページより抜粋)
ゲームアドバイザーとホイッスル
以前の記事でも紹介した通り、ゲームアドバイザーの役割の中で「時間管理」というものがあります。
その時間を伝えるためのツールとしてホイッスルがあり、ホイッスルの回数でプレー開始までの残り時間等をプレイヤーに知らせています。
(ゲームアドバイザーが2人いる場合は、片方が時間管理とホイッスル、もう一方がスコア管理を行なっています。)
ホイッスルのタイミング
どのようなタイミングでホイッスルが鳴っているのか代表的なものを紹介します。
試合中ホイッスルが鳴るのは主に以下のタイミングです。
- 試合開始
- 得点後、次のスローオフを投げるタイミング
- タイムアウト中
- フィールドディスカッション中
- タイムキャップ突入時(ハーフタイムキャップ含む)
- ハーフタイム
それではそれぞれのタイミングとホイッスルの回数を確認して行きます。
試合開始
試合開始時は試合開始1分前と、試合開始時にホイッスルが鳴ります。これはだいたいわかりますよね。
一応公式では以下のようになります。
- 5分前:両キャプテンによるフリップ
- 1分前:ホイッスル1回と口頭で「1分前」
- 0:00:ホイッスル1回と口頭で「試合開始」
試合開始については問題ないかと思います。
ちなみに私も知らなかったのですが、試合開始の合図があってからスローオフまでの時間が開始されるので、オフェンスセットまで60秒、プル開始まで75秒あるそうです。
(あとゲームアドバイザーが口頭で言うお知らせは英語の方が絶対的に格好いいとやりながら思いました笑。日本語だとなんか微妙・・「One minute!」とか「15seconds for offence」とかの方が格好いいと思う。出来るかどうかは別だけど笑。)
得点後、次のスローオフを投げるまでのタイミング
得点してからプルまでの時間です。これが一番理解した方が良いと思うところです。
理解していなければ変に焦ってしまって、決め事もろくに決めずにDFをスタートしてしまうことになってしまいますのでしっかりと理解しましょう。
得点後のホイッスルの回数と意味は以下の通りです。
- 0:00 :ゴールが認められる
- 45秒後:ホイッスル1回(オフェンスセットまで15秒、オンラインで待つ)
- 60秒後:ホイッスル2回(オフェンスセットOK合図+DFプルまで残り15秒)
- 75秒後:ホイッスル3回(スローオフ開始)
ということなので得点後に関してはスローオフまで75秒あることをしっかりと理解しておきましょう。
ホイッスルが1回鳴った時点で「ヤバイ、ヤバイ、急がなきゃ」となっているチームが多かったのですが、そこからプルまでまだ30秒もあります。
”ホイッスルが3回鳴ってからスローオフを投げる”というのが普通だと理解しておきましょう。
(そこまで待たなければならないということではないので、OFが手を挙げていてお互いOKであれば全然投げていいです。)
オフェンスは45秒時点でライン上に並び、60秒(ホイッスル2回)でディフェンス側に手を挙げてOKの合図を出しましょう。
タイムアウト中
タイムアウト中もホイッスルが鳴ります。
タイムアウトはプレー中にとる場合と、得点後にとる場合がありますね。
それぞれ説明します。
まずは簡単な”プレー中にタイムアウトを取った場合”については以下の通りです。
- 0:00 :タイムアウトがコールされる
- 45秒後:口頭で「オフェンスセットまで30秒前」
- 60秒後:ホイッスル1回と口頭で「オフェンスセットまで15秒前」
- 75秒後:ホイッスル2回と口頭で「オフェンスセットしてください」(いわゆる「タイムアウト終了です。オフェンス止まってください」ってやつ)
- 90秒後:プレイリスタート
タイムアウトは75秒なのでタイムアウトコールがあってから75秒後にはオフェンスが再度セットしているようにしましょう。ディフェンスとしてはその15秒後にチェックして再開でOKですね。
次に”得点後にタイムアウトがあった場合”は以下の通りです。
- 0:00 :ゴールが認められる
- 75秒後:ホイッスル1回と口頭で「タイムアウト終了」(ここからプルまで75秒ある)
- 2分後:ホイッスル1回(オフェンスセットまで15秒前)
- 2分15秒後:ホイッスル2回(オフェンスセット+DFプルまで残り15秒)
- 2分30秒後:ホイッスル3回(スローオフ開始)
得点後タイムアウトをとるパターンでは、タイムアウト終了時に1回ホイッスルが鳴り、そこからスローオフまでの75秒が始まるということを理解しておきましょう。
これは正直、図で見た方がわかりやすいんですけどね・・・。今の技量では無理です笑。
フィールドディスカッション中
コールが発生した時も場合によって(議論が長引いてしまっている場合)ホイッスルが鳴るので理解しておきましょう。
フィールドディスカッションが長引いた場合は以下の通りです。
- 0:00 :コール発生
- 15秒後:キャプテンが参入可能
- 45秒後:ホイッスル3回(議論終了、必然的に”コンテスト”となる)
- 60秒後:プレイリスタート
コールが発生した場合は基本的には45秒以内に双方の議論で結論を出してくださいということになります。
タイムキャップ突入時
タイムキャップ(ハーフタイムキャップ含む)に入る時もホイッスルがなります。
時間は試合によって違うのでその時の試合に置き換えてください。
- 55分経過時:ホイッスル1回と口頭で「ハーフタイムキャップ入ります」
- 100分経過時:ホイッスル1回と口頭で「タイムキャップ入ります」
キャップに入る際はホイッスルが1回鳴ることを覚えておきましょう。
インプレー中に鳴ることがあるので、「ん?なんのホイッスル?」とならないためにも理解しておきましょう。
ハーフタイム
ハーフタイム中もハーフタイム残り時間をお知らせするホイッスルがあります。
ハーフタイム中のホイッスルの合図は以下の通りです。(7分の場合)
- 0:00 :ハーフタイムスタート
- 6分後:ホイッスル1回と口頭で「ハーフタイム残り1分」
- 7分後:ホイッスル1回と口頭で「ハーフタイム終了です」
私も知らなかったのですが、実はこの後も試合開始時同様に、ハーフタイム終了からスローオフまでの75秒がスタートします。なので実際はもう少し時間があるのです。ハーフタイム終わったからと言って焦ることないですね笑。
あくまでもハーフタイム終了のお知らせなので、この後45秒後に再度ホイッスル1回と「オフェンスセット15秒前」となるんですが、だいたいのチームがハーフタイム終了と同時にスローオフを投げているという現状ですね笑。
おまけ、ターンオーバー後のリスタートまでの時間
これはホイッスルによる合図はないのですが、ゲームアドバイザーがカウントしている時間になるので紹介したおきます。
ターンオーバーが起きた際に、ゲーム進行が遅くならないようにリスタートまでの時間が設定されています。(ディスクが停止してから)
- セントラルゾーンでのターンオーバー:10秒
- エンドゾーン、アウトオブバウンズでのターンオーバー:20秒
ゲームアドバイザーは20秒前、「10秒前」「5秒前」「始めてください」と言います。
あまりまだ日本でも浸透していないルールかと思いますので徐々に浸透するのを待ちましょう笑。
まとめ
以上ホイッスルが鳴るタイミングの代表的なとこを紹介していきました。
一番覚えておきたいところは”得点後に関してはスローオフまで75秒あること”かなと思います。ホイッスル3回鳴ってからスローオフを投げるので十分間に合っていますのでそこは覚えておきましょう。
意外とルールの記事は読まれるので今後も発信していこうと思います。
どんな世界でも知っているのと知らないのでは大きく違います。
知らなくて損することも沢山あるので頑張って理解しましょう。
それでは今日はこの辺で。