こんばんは。バズバレッツの能勢です。
本日はアルティメットのスキル「スローフェイク」について解説していきたいと思います。
その前に、東京オリンピックのチケット当たりました?ちなみに僕は全敗でした・・・。何かしら現地で見たかったので悲しいです。切り替えて今日も頂いた質問に答えていきます。
Q.スローフェイクで意識していることやコツを教えてください。
上記の質問をいただきました。
スローフェイクはストーリングをかわす為に重要なスキルですね。自分なりに解説していきます。
フェイクとは?
まずは言葉の意味を考えてみました。
「フェイク」には「ニセモノ」や「まやかし」といったような意味があります。要は「騙し」です。相手を騙すプレーですね。
今回はストーリングに対してブレイクする「スルーザマーカー」のスキルとして解説していきます。
大きくフェイクをしないこと
え?しないの?
そう、フェイクで意識することはフェイクしないことです。ふざけてません。いたってまじめです。
”大きく”フェイクをしないと言っているんです。なぜかと言うとフェイクに全力を注ぐと
・体勢を立て直すのに時間がかかるから。
これです。
大きくフェイク(踏み込むなど)→体勢立て直す→次のスロー選択。
これだとストーリングに追いつかれちゃいます。フェイクしている時間が勿体無いです。10秒しかないのにフェイクに3秒も4秒も使ってられません。
「フェイクをしたが故に投げたいスローが投げられなかった」なんて経験はないでしょうか?
そもそもそのフェイクは必要だったのでしょうか?
投げられる時に投げる。これがシンプルで一番良いです。
参考までに以下動画をスコア3−3(14分ぐらいまで)ぐらいまで見てみてください。
WUGC2016final(JPN-USA)https://www.youtube.com/watch?v=j9G5mPOk8YE&t=214s
気づきましたかね。。。そんなフェイクしてますか?してないですよね。アメリカ人なんかほとんどしてません。
スローワーは「ここに投げる」と考えてレシーバーがきたらそのまま投げる。ストーリングに邪魔されたから投げないで他の選択肢。と言うような感じに見えます。
投げようとしてモーションに入ったのにDFいるから投げられない。これが一番フェイクになります。笑
小さくフェイクする
じゃあどうするのかと言うと、やっぱフェイクするんです。
”小さく”。
どうしてもストーリングをブレイクしなければならない時、意識することは
・投げたい方と逆に少しだけフェイクする。
少しだけって?よくわからないですよね。例えば
顔だけ、肩だけ、上半身だけ、そんなもんです。
それだけかと思うかもしれませんがやってみてください。
初期動作のみのフェイクが意外と使えます。
動画を撮ってこんな感じでって伝えたいのですがまだそこまでできません。すいません。
体の遠くで投げる練習をする。
フェイクの練習をするよりもこの練習をした方が良い気がします。
体の遠くでディスクをリリースして投げられるようになれば、フェイクなしでもストーリングをかわして投げられるようになります。
ノーフェイクがフェイクになることもあります。笑
日々のスロー練からストーリングを思い浮かべながらリリースをなるべく遠くで投げるようにしてみましょう。
自信を持って投げられる得意なスローを身につける。
まずは得意なスローを身につけてください。サイドでもバックでもどっちでも良いです。自信を持って投げられるスローを身につけましょう。
そしてチームメイトに知らせましょう。
自分自身が””得意だと主張するスロー””と””チームメイトが思うその人の得意なスロー””が一致するのがベストです。
フェイクは相手を騙せるかもしれませんが味方まで騙してしまう可能性があります。
””騙すよりも信じてもらいましょう””
得意なスローを伝えてそれを投げ続けていれば味方は信頼して走り込んできてくれるはずです。
活かし活かされるのです。
アルティメットはコミュニケーションスポーツなので信頼してもらうことの方が大事だと思います。
ここは結構大事なのでまた別で記事書きます。
まとめ
以上スローフェイク時に意識することとしては
- ・大きくフェイクしない
- ・小さくフェイクする
- ・体から遠いところでリリースする
- ・自信が持てる得意なスローを身につける
となります。
最後話がそれているような気もしますが、以上のことが私が考えるフェイクに必要なことだと思います。
ぜひフェイクの練習よりも味方を信頼させる得意なスローを練習してみてください。
それでは。
まだまだ質問お待ちしております。
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