こんにちは、1回目のワクチン接種を終えたバズの雷人です。
これといった副反応は特になく、肩が痛く腕がだるい程度に収まっていてホッとしています。2回目は悪魔的しんどさらしいのですが、すでに接種したくないと思い始めています。
さて、今日は「世界アルティメットクラブチーム選手権大会の日本チームの出場枠が増えました」というテーマで書いていきます。
多くの人にとって自身にとって関係ある話というわけではないのですが、バズがこれから突き進んでいく世界戦に関わる話なので共有しておきたく記事にしました。
世界アルティメットクラブチーム選手権大会の日本チームの出場枠が増えました
先日JFDAの方から世界アルティメットクラブチーム選手権大会(以下WUCC)の出場枠についてのニュースが発表されました。
全日本選手権の本戦の直前(10月8日)に発表された時点では、オープン・ウィメン・ミックス各部門それぞれ1枠ということで、WUCCに出場するには「優勝」が条件となっていました。参考記事(JFDAホームページより)
ですが、先日10月26日に変更のお知らせが入り、オープン・ウィメン・ミックス各部門それぞれ2枠ずつの6チームに派遣枠数が増えました。参考記事(JFDAホームページより)
これにより、オープンでは文化シヤッターBuzzBulletsとラスカルズの2チーム、ウィメンではスワンピーバーグとMUDの2チームがWUCCへの出場権を獲得しています。
ミックスについては12月4〜5日に行われる全日本ミックスアルティメット選手権大会にて決定します。
バズとしてはすでに出場権は獲得していたのですが、1つでも多くの日本チームが参加できることになり嬉しく思います。
なぜ増えたのか?
なぜ日本の派遣枠数が増えたか。理由は2つあると予想しています。(あくまで予想)
1つ目はコロナの影響で出場しない(もしくはできない)国が出てきたから。
2つ目はアルティメットを始めたばかりの国が世界大会に出るほどの状態ではないから。
真相はわからないのでなんとも言えませんが、この2つが影響して辞退する国が出てきたことで上位の国に出場枠が回ってきたと思っています。
WUCCの出場枠数は定められたルールに則り各国の過去の戦績をもとに決定しています。
もともと10月8日の発表時点では出場枠のあったチームが何かしらの理由で出場を辞退したことで、過去の成績が上位の国の出場枠が増える形になっています。
オープン部門で辞退した国は、チェコ、インド、ポーランド、スウェーデン、コロンビア、ラトビア、リトアニア、イスラエル、中国、メキシコ、エジプト、ロシア、台湾、ウクライナ、スロバキア、レバノンといったあたりです。
辞退している多くの国は、アルティメットの大会では馴染みがない名前が多い印象を受けました。
まだアルティメット自体が国として始まったばかりで、加盟はしているけどチームを世界大会に派遣するほどの状態になっていないという状況かもしれません。
スウェーデン、コロンビアは割と強豪国なので少し驚きです。台湾は友達も多いので残念な感じです。この辺の国はミックスでは出場するチームもあるようなのでコロナの影響でもないのか、ちょっとわからない状況です。
アルティメット新興国の増加
ここ10年ほど代表やバズで国際大会に参加してきましたが、徐々にアルティメットをやっている国の数が増えています。
今回のWUCCでは辞退する国が多いようですが、中東やアフリカといった地域の国が増えている印象です。
アフリカなんて体の作りからして超人が多いので、真剣にアルティメットに取り組んだら速攻で強豪になりそうな気がしますね。
ともあれ国がどんどん増えていけばオリンピックの種目入りとしてのアピールになります。加盟国の数も追加種目になる条件と聞いたことがあるので、今後もまだ国の数は増えてくると予想しています。
そうすると今回の最初の出場枠数のようにWUCCでは各国1枠ずつしか出場権がないという状況は今後も可能性としてあることとして予想しておいたほうが良さそうです。
日本だけでなく強豪国も増えた出場枠
辞退した国が出たことによって出場枠が増えたのは日本だけではありません。
これによって日本よりもランキングが上のチームも出場枠が増えています。
オープンの強豪国ではアメリカ、カナダ、オーストラリアが2枠から3枠に増えています。
また、日本以外に2枠になったのは、コロンビア、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、ニュージーランド、スペイン、スイスといった以前からお馴染みの国です。
何よりアメリカの枠数が増えたことで世界一を目指す上で倒すべきチームが1チーム増えることになるのでバズとしては世界一へのハードルが上がりました。
そのほかの国も全く侮れなくて、楽に勝たせてもらえるところはないと思いますが、世界一を奪還できるように日々努力していきます。
まだ出場枠数変わる可能性がある?
この短いスパンで出場を辞退した国が出て、各国の出場枠数が変わったのですが、今後も変わる可能性はあるのでしょうか?
可能性としては全然あると思っていて、各国のコロナの状況や諸事情によって出られないという国が出てくる可能性はある気がします。
きちんと規定を見たわけではないので、次にどの国に枠が与えられるかはちょっとわかりませんが、3枠になった3カ国が前回のWUCCの結果だったことを見ると、次に参考にされるのはWUGCの結果になります。
そうすると1位アメリカ、2位日本なので、2番目にチャンスがあると踏んでいます。
あと3カ国ほど辞退する国が出ると、アメリカ・オーストラリアが4枠になり、日本3枠になる可能性もあるかもしれません。
まとめ
日本のWUCC出場枠数がオープン・ウィメン・ミックスそれぞれ1枠から2枠へ増えました。
その背景には加盟国が増えたけどもまだ世界大会に出るほどの状態になっていない国があるという背景が見えた気がします。
そして今後そういったアルティメット新興国が増えていくことで上位の枠数はどんどん少なくなっていって日本としても1枠が当たり前という風になってくるかもしれません。
もともと世界大会なのでそれが普通なのかもしれませんね。
国の数が増えてきて、国際的にスポーツとしてアピールできるようになってきたらもっと大きな規模での大会が開かれたり、昨日紹介した4人制のアルティメットでの国際大会が増えてくる可能性もありますね。
オリンピックを意識して、数年後にWFDFの大会として4人制アルティメットの国際大会は必ず開催されるはずです。(男女6人ならアルティメット新興国もなんとか参加できる国は増える)
というわけでちょっと脱線してしまいましたが、WUCCの日本の出場枠が増えましたよという話でした。
ではまた。