こんばんは、帰宅後部屋が暖まるまでベンチコートを着てまるで外にいるかのような過ごし方をしている雷人です。
気づけば今日の記事で250記事目になりました。これからもコツコツと積み上げていきます。
今日は「ハンドラーにおいて足が速いことは武器になるか?」というテーマで書いていきます。
質問いただきました。
足が速いことはハンドラーにおいて武器として活かせますか?
なんともシンプルな質問ですがこれに回答していきます。
足が速い人がハンドラーをやることでどんな良いことがあるか考えてみました。
ハンドラーにおいて足が速いことは武器になるか?
アルティメットのポジションでハンドラーは主に投げ手のイメージがありますが、足が速いことが武器になるのかという質問です。
愚問ですね。
絶対に武器になります。
ハンドラーというポジションに限った話ではなく、足の速さはアルティメットにおいて大きな武器になります。
なぜなら7人で行うアルティメットはディスクを持っていないレシーバーである時間の方がスローワーである時間の方が長いからです。
レシーバーの時間で足の速さを活かしてプレーすることができれば、絶対に武器になります。
ディフェンスが後手になる
ディフェンス目線から考えた時に、自分のマーカーの足が速いとすごく嫌です。
私もたいして足が速くなくバズの中でも後ろから3〜4番目の遅さです。
大抵マッチアップをすると相手の方が足が速いことが多いので、かなり頭を使って守りますが足が速い相手に対しては本当に最低限のディフェンスしかできません。
少し攻めたディフェンスをしようものならヨーイドンで置いていかれます。
自身が足の速さに自信があるのであればそれをどう活かしてプレーするかを考えた方が良いでしょう。
ハンドラーならなおさら後手になる
自分の勝手な偏見ですが、足の速い人はミドルやディープのポジションを選びがちです。
なので逆を言えば、チーム内でもそんなに足が速くない人がハンドラーをやっていることが多いのです。
そんな中で、俊足のハンドラーがいたとしたら相手ディフェンスを走って置き去りにできるのと思います。
私自身も足が速いハンドラーとマッチアップするのは絶対に嫌です笑。(できるだけ足が遅そうな人を選んでマッチアップします。)
足が速い人がハンドラーをやると、相手ディフェンスとの足の速さのギャップが生まれるので絶対に有利に動けると思います。
ハンドラーは大きな動きに弱い
ハンドラーはミドルに比べて比較的縦の動きが少ないポジションです。
走り回ってレシーブするミドルやディープに比べて、どちらかと言うと小さなステップや細かい動きでパスをもらう動きが得意な人が多いです。
スペースの問題もありますが、ハンドラーは明らかにミドルよりも大きな動きが少ないポジションです。
そんな中で足の速さを活かして大きな動きをしてパスを貰えば、大きなゲインでパスを受けることができると思います。
一度駆け上がりでやられたりぶち抜かれたりすると、ディフェンスは警戒して上らせない様に守ってくるので、今度は簡単にスイングが貰えたりします。
考えれば考えるほど俊足ハンドラーにはディフェンスつきたくないです。
ポジションにこだわらない
ハンドラーだからと言って、下のポジション(ハンドラー側)に留まることはありません。
足の速さが武器なのであれば、ガンガン駆け上がってあわよくばシュートレシーブまで狙うと良いと思います。
もしもディフェンスがそれに必死についてきたら、カットバックしてロングゲインでパスを貰います。
もちろんチームの攻め方の問題もありますし、ハンドラーがいなくなることでパスが回らなくなるといったチーム事情がある場合もあるかもしれませんが、まずは自分がやってみたいプレーをやって見ることが大事だと思います。
ただハンドラーはハンドラーの位置にいないといけないと言うことはないので、自分の足の速さを活かしたプレーを考えて設計してみてください。
ディスクも人も循環させる
ハンドラーが駆け上がってミドルの方に行けば、ミドルがハンドラーのポジションをこなさなければ行けない場面も出てくると思います。
そのための準備をしておきましょう。
ミドルであっても展開の練習をしたり、最低限のハンドラーの仕事をこなせるようになっておくとハンドラーも安心して駆け上がりを狙うことができます。
ディスクも人も循環しているオフェンスの方が、ディフェンスは止めにくいと思うのでぜひチームに提案してみてください。
時間はかかるかもしれませんが、きっと俊足ハンドラーが活きるオフェンスができるようになるはずです。
ディフェンスにおいても武器になる
足が速いというのはディフェンスにおいても優位に働きます。
ハンドラーのディフェンスをしていて、やり方は人それぞれですが基本足がそんなに速くない人がハンドラーをやることが多いのでパスカットが狙えたり、貰わせないディフェンスも可能だと思います。
細かい動きが苦手な場合は、マーカーとの距離を少しとってスローワーを見ながらパスを出した瞬間に加速して距離を詰めるといったようなディフェンスが良いのかなと思います。
また、タイトについてあえて駆け上がらせて、上がりへのパスカットを狙ったり、奥に追いやってハンドラーの主戦場から離して戦うのも1つだと思います。
こればっかりは相手がいての話になるので、一概には言えませんし本人のディフェンススタイルもあるのでこれが良いということは言えません。
まだ自分のディフェンススタイルや距離感がわからないのであれば、いろんなポジションや距離を試して最適な場所を探しましょう。
試合ではなるべく同じ人にマークして相手の特徴を捉えて対応するようにすると良いです。
まとめ
一言でまとめると「羨ましい」です。
すいません、「ハンドラーにおいて足の速さはオフェンスにおいてもディフェンスにおいても武器になる。特にオフェンスではハンドラーの位置にこだわらず、足の速さを活かして駆け上がったりシュートレシーブを狙ったりすると相手はどんどん嫌がり簡単にパスがもらえる様になるので、走って貰う方法を考えてプレーすると良い」です。
足の速さは中学高校あたりほぼ確立されてしまいますし、よっぽどの努力をしないと速くなりません。
一種の才能だと思います。(もちろん努力も必要)
どれだけ頑張っても追いつけないものを持っていることを武器にして、どうすればその足の速さを活かしたプレーができるかを自分なりに考えて、どんどん実行してください。
ただ、もし私とマッチアップしたとしたら駆け上がりは勘弁してください。すぐにスイッチします。
というわけで今日はなんとも羨ましい足が速い人の悩み相談でした。
それではまた。