こんにちは、雷人です。
WMUCまであと17日になりましたが、ここにきて右腿側部に痛みが発生しています。。。今週末は最終合宿なので慎重に取り組みたいと思います。
さて、今日は「文部科学大臣杯第49回全日本アルティメット選手権大会が閉幕!」というテーマで書いていきます。
文部科学大臣杯第49回全日本アルティメット選手権大会が閉幕!
10月12日(土)-13日(日)にウィメン部門、10月19日(土)-20日(日)にオープン部門の本戦決勝がそれぞれ行われ、今年の全日本選手権が終了しました。
地区予選は5月に始まっているので、およそ5ヶ月にもわたる戦いが先日終わりを迎えました。
ウィメン部門では5年ぶりにMUDが、オープン部門では3年ぶりに文化シヤッターBuzzBulletsが優勝を果たしました。
優勝した両チームの皆様、おめでとうございます。
決勝まで同日に実施
今回の全日本選手権はこれまでと大きく違う日程で行われました。
まず、オープン部門とウィメン部門が別日程で行われたこと、さらに決勝戦まで同じ日程で行ったという違いがありました。
今回のような日程での開催になったのは2007年に私がアルティメットを始めてから、初めてのことでした。
決勝まで同日程で行われたのがどのような影響があったかはわかりませんが、人数が少ないチームでは決勝戦でも厳しい戦いになるという日程だったのではないでしょうか。
これまでは決勝戦のみ別日程・別会場で行われていたので、その日に向けて調整する必要もありましたし、緊張感もありましたが、今回はまた違った緊張感があったように思います。
おそらく会場確保の問題から今回の日程になったかと予想していますが、個人的には決勝戦は別日程の方が良いなぁと感じた今大会でした。
オープン部門の結果について
オープン部門については先にも書いたとおり、文化シヤッターBuzzBulletsが王座奪還を果たしました。
決勝戦は昨年と同カードとなり、大阪スピリッツとの対戦でしたが、攻守がうまく噛み合い良いゲーム運びで最終スコア15-11での勝利となりました。
準決勝のテクニカラー戦では一時6-12という敗戦濃厚なダブルスコアまで行っていましたが、そこから怒涛の追い上げで15-13で決勝進出を決めていました。
「文化シヤッター株式会社」が今年JFDAのオフィシャルスポンサーになった中で、プレッシャーはとんでもないものだったかと思いますが、本当に素晴らしい結果を残してくれました。
自分が引退するタイミングで王座を逃して、その後チームを離れて苦しい時期を外から見てきたので本当に嬉しく思います。
また、WUCCの出場権のかかった来年こそ本当に勝負の年になるかと思いますので、今後も活躍を期待しながらひっそりと応援していきます。
GONAの躍進
今大会の結果でGONAの躍進を語らないわけにはいかなそうです。
ユースチームの印象がまだまだ強いかもしれませんが、GONAで数年前にアルティメットを始めた子どもたちはすでに20歳を超えているメンバーも数名います。
そんな中で今回、見事に6位まで順位を上げてきてます。
今の社会人トップチーム相手にも堂々の戦績を残しており、近い将来さらに成績を伸ばすポテンシャルのあるチームだと思います。
GONAさんが目指しているものが、少しずつ現実味を帯びてきていると思いますが、今後も引き続き注目していきたいところです。
ウィメン部門の結果について
ウィメン部門についても先ほど書きましたがMUDが5年ぶりの優勝を果たしています。
シーズンの中でも大会の優勝チームがコロコロ変わるようなウィメン部門の中での優勝、本当におめでとうございます。
昨年優勝した東京MAVERICKSは今シーズンはチームを2つに分けての全日本選手権参戦となっていました。
それでも決勝戦まで駒を進めているので、クラブ選手権の出場権を賭けた来年に向けて良いシーズンになったのではないかと思います。
3位はHUCKで、4位には日本体育大学がランクインしています。
大学生チームながら4強入りは昨年の中京大学に続き素晴らしい成績だと思います。
来年の全日本選手権は要注目
何度も言うようにクラブチームにとって本当の勝負は来年2025年になります。
来年の全日本選手権は、2026年に開催予定の世界アルティメットクラブ選手権大会(WUCC)の出場権がかかっています。
翌年のWUCCへの出場権は、2025年の上位のチームから獲得できるので、来年全日本選手権で結果を出してないと2026WUCCに出られないことになります。
来年はもっともっと緊張感のある全日本選手権になるはずです。
日本のWUCCの出場枠は2022年は当初1枠と言われていました。結局2〜3枠にはなったのですが、前年である2021年の全日本選手権決勝は相当な緊張感がありました。(コロナ明けも相まって)
各国の状況もありますが、来年も全日決勝の頃にはまだ出場枠が1枠しかない状況も考えられます。
その辺も注目しながら来年の全日本選手権を観ると違った見方ができるかもしれません。
最後に
全日本選手権に出場された選手の皆様、スタッフの方々、運営の方、お疲れ様でございました。
また、来年も素晴らしい戦いが見られることを期待しています。
冬の間は少しオフを楽しんで、また来年の戦いに備えていきましょう。
大学選手権の本戦を控えている皆様、残り数日体調には十分気をつけて過ごしてください。
というわけで今日はこの辺で。
ではまた。