こんにちは、雷人です。
関東も梅雨入りしまして、雨が多い季節になりました。これが終わると苦手な夏が来ます。
さてさて、今日はタイトルにもある通り『漫画「臥竜のアルティメット」を読んだ感想』を描いていこうと思います。
以前の記事でアルティメットの漫画が公開されますというアナウンスをさせて頂きました。
「臥竜」の読みは「GARYOU=がりょう」です。
一時急上昇ランキングの1位になるなど、ジャンプTOONの中でも注目を集められたのではないかと思っています。
まだ読んでないよという方は以下より無料で読めるので是非読んでみてください。
ここから感想を書いていきますが、一部ネタバレを含みますので嫌な方は先に本編を読んでください。
アルティメットの魅力が伝わる
4話全体を通してアルティメットの魅力がとても詰まった漫画だと感じました。
走る、取る、投げる、跳ぶ、といった色んな要素をしっかりと躍動感のあるタッチで描いてくれていて、アルティメットがどんなスポーツなのかがよく伝わる作品だと思います。
途中でアルティメットの簡単なルール説明などもあり、所見のアルティメットを知らない人が読んでもなんとなくイメージが湧くようになっていました。
アルティメットの特徴であるSOTGの部分にも触れていて、その考えについても説明してくれていています。
個人的に作者である、ひのてんちょーさんの絵が好きということもありますが、本当にアルティメットについて沢山考えて調べて描いてくれたんだなと言うことが伝わってきます。
ちなみに作者のひのてんちょーさんはアルティメットプレイヤーではない方です。それを考えると本当にすごいことです。
アルティメットのダイナミックなプレーを再現
アルティメットの見どころでもある、ダイナミックな上競りやダイブカットなども忠実に再現されていました。
これもひのてんちょーさんが沢山アルティメットを研究して、絵を書いて試行錯誤してくださったんだと思い素直に感動しました。
時々キャラクターが両利きになってたり、どうやって投げた?取り方が変!みたいな違和感は少しありますが、それはアルティメットプレイヤーだからそう思うだけです。
ひのてんちょーさんもこれを書き上げた時はまだまだアルティメットの勉強不足だったということもおっしゃっていたので、その辺は全然改善していける内容だと思います。
そもそも漫画は違和感があるのが普通ですし、アルティメットのようなかなり複雑な動きが多いスポーツを絵で書き起こす事自体かなり大変だと思います。
アルティメットをやったことがなかった方が、ここまでアルティメットに興味を持ってくれて、さらに漫画にまでしてくれるなんて感謝しかありません。
ファンタジーは少なめ
今回の漫画はファンタジーな部分がほとんどなかったかと思います。
大学生という設定も家庭・金銭的な事情でやりたいことを諦めかけるということも、結構多くの人が共感できる作品になっていました。
漫画なのでファンタジー要素(とんでもない必殺技があるとか、超能力があるとか)があっても全然良いと思いますが、今回4話読み切りという作品の長さもあり、極力そういった要素はない状態になっています。
それもあってストーリーや、アルティメットの魅力がまっすぐに伝わってくるという印象でした。
もし今後連載企画が通ったりすれば、色んな必殺技が出てきたりして、それを真似したりできるようになると面白いですね。
非プレイヤーにも勧めたい
これを読んでるあなたも私もそうですが、アルティメットのプレイヤーだからすんなり読めるということはあると思います。
非プレイヤーが読んでどう感じるかはわかりませんが、個人的にはアルティメットをやっていない人にこそ読んでほしい漫画だと思いました。
アルティメットを知らない方や、プレイヤーじゃない方にも「アルティメットを知ってもらうためのコンテンツ」として広めていけるいいんじゃないかと。
もちろんアルティメットの魅力を伝えるのは「映像」が一番良いと思います。
ただ、漫画という新しいコンテンツで「アルティメットってこんなスポーツなんです」って説明できるのもめちゃくちゃ良いですよね。
個人的にはこれからアルティメットを説明する場面などがあれば、「臥竜のアルティメット」を勧めてみようと思います。
最後に
流石にこの記事を読んでくれている方はもう読んでくれているとは思いますが、とにかくまだ読んでないよって方がもしもいたら1度くらい読んでみてください。
ジャンプTOONでは視聴回数、いいねの数、がちゃんとカウントされています。
もし読んだら「いいね」を押してコメントできる人はコメントしましょう。
作品が盛り上がっていると評価を受ければ、その先に連載が決まるということもあるかもしれません。
そのお手伝いをできるのは我々読者しかいません。漫画家さんが精一杯作ってくれた作品に対して自分たちも答えられる精一杯のことをやっていきましょう。
というわけでこれからもアルティメットが盛り上がりますように。
ではまた。