こんにちは、バズバレッツの能勢です。
JFDAから会員限定パタゴニアセール来てますね。
ツイートもしましたが個人的にはバギーショーツ買い足します。
一緒に作ってやっても良いよって方が10人以上いれば「Rising-Ultimate」でロングスリーブが作れたら良いなぁと目論んでいますが、時間が少し足りない気がします。
とりあえずはデザインを考えてみます。
さて、今日は「ミドルを強化する練習方法」についてです。
10月16日に「ハンドラーを強化する練習方法」という記事を書いていたんですが当然のことながらその直後に
ミドルの意識すべきことや、動き方などについてブログにしてほしいです
と質問箱に要望いただきました。
ミドルではないですが私なりにオフェンスをメインに考えて書いてみます。
関連記事「ハンドラーを強化する練習方法」
ミドルの役割は?
オフェンスにおけるミドルの役割を考えてみましょう。
個人的に思うミドルの役割としては”シュートをもらうこと”と”間でつなぐこと”かなと思っています。
ハンドラーからのシュートをレシーブしたり、自分が打ちやすいようにパスを受けシュートを打ったりするのがミドルの役割だと思います。
ミドルに必要な能力
ミドルに求められる能力としては
- レシーブ
- シュート
- 1対1の強さ
- ミドル同士の連携(目が合う)
細かくいうときりが無いのですが、大きな所でいうと上記がミドルに求められる能力だと思います。
自身がシューターなのかレシーバーなのか見極める
上記に求められる能力を上げましたが全てできなければならないとは思いません。
特化してスペシャリストであることの方が良いかと思います。
ミドルの方は自身が「レシーバータイプ」なのか「シュータータイプ」なのか理解した上で長所を伸ばしていくのが良いです。
もちろん両方をこなせる「ハイブリッドタイプ」はエースっぽくてかっこいいですね。
大学生の場合学年が変わるにつれて、役割が変わる場合もありますが自分自身がどのタイプなのか理解しておくことは大事です。
それぞれのタイプの選手例、バズの例
それぞれのタイプの選手例をバズの選手で例えてみます。
- レシーバータイプ・・・#24荒川選手(海外で「ゴールマシーン」と呼ばれるまでに)
- シュータータイプ・・・#6黒野選手、#11上村選手(二人のコンビネーションやクロスフィールドハックは世界基準)
- ハイブリッドタイプ・・・#10松野選手(言わずと知れた世界が認めるエースプレイヤー。シュートも打ててレシーブ力もある)
シュータータイプの二人ともレシーブはするのですがどちらかと言うとシュータータイプだと思うのでそちらに分けました。
太陽くんは完全なレシーバーです。2016年の世界大会での活躍が彼を一躍有名にしました。
ミドル強化の練習方法
ミドルの強化練習方法ですが、シュートとレシーブに関しては別の記事で書いていますので以下記事を参考にしてください。
シュート練習は意識しなければただの練習ですが、しっかりと意図を持って行うことでお互いの連携を深めることが出来ます。
残りの二つについて解説していきます。
ミドルの1対1
1対1の強化をするのであれば「1対1」の練習が早いですね。
1対1の練習については以下のやり方があります。
- 1本横展開のパスを出してからスタート
- ②がなるべく長いゲインでパスを受けられるように勝負する
- シュートレシーブをすることがベスト
- 相手DFのつき方を見て勝負する
- ウラのエリアは基本ポーチがいるので浅いインサイドまでで勝負
- DFとしては短いミートやパスを出させなければ勝ち
- (慣れるまではDFがはっきりつく。奥ケア・ミートケアわかりやすく)
ミドルの1対1として紹介してますがハンドラーも一緒にやっても大丈夫です。
スローワーはハンドラー、レシーブはミドルと分けるのも良いです。
オフェンスの練習として紹介してますがDFの練習にもなるので、DFとしてもストーリングに声を出しながら守る練習を心がけます。
(②の最初の短い横矢印でスピードをあげるとDFは体重が後ろ体重になり抜きやすくなります。相手DFが「おっつっつ」ってなるようにしてみましょう。)
2対2に発展させる
1対1に慣れてきたら、人数を増やし2対2に発展してみます。
一応それぞれの動きで色分けしてます
- 1対1の要領で一人目が勝負する
- 先に勝負したペアの動きを見て、もう一人が勝負する
- 二人で長いゲインを目指す
うまくいった場合もうまくいかなかった場合も必ず当事者同士で、どうしたかったのかを話し合ってください。←これがめちゃ大事です。
アルティメットはコミュニケーションスポーツなので味方が何をしたいのかを理解して、活かし活かされる必要があります。
しっかりとコミュニケーションを取りましょう。
ミドル同士の連携を深める練習
2対2までやりましたが、基本的にはミドルは4人います。
2人で連携できてもまだあと2人います。
4人で連携を取れるような練習をしていきましょう。
ラダードリル
連携を深める練習として、「ラダードリル」があります。
DFをつけないで、オフェンスが好きに動いて自分達のやりたいプレーを繋げていく練習です。
DFがいない状況でこの練習がグダるようであれば試合中DFがいる中うまくいくはずがありません。
パターンは無数にあるのでホライゾンとスタックの一例ずつだけ紹介します。
ホライゾンではわかりやすくサインから始めるのが良いかもしれません。
サインについてはこちらの記事を確認してください(「ホライゾンのオフェンスについて、攻め方を考えてみた」)
上記はスタックのパターンです。一人最初にパスが出たところから始めましょう。
注意点としては
- 正解はないのでチームで色々話し合いながらやってみる
- 基本的にパスが動いたら人も動く
- それぞれディスクを受ける人が「何が得意なのか」を意識して次を合わせる
- ディスクの流れを予測しながら動く
- 終わった後に必ずコミュニケーションをとる
といった感じです。
あーでもない、こーでもないと話し合いましょう。
2人組を組んでみる「2パーソン」(ショート・ロング、マン・バディ)
わかりやすくするには「2パーソン」というやり方もあります。
ミドル4人を2人組を2つに分けて、それぞれのペア同士で合わせるやり方です。
これについてはクラブジュニア さんのホームページで紹介があるので以下リンクを参考にしてください。
まとめ
ミドルの強化練習方法についてはシュート練習を意識して行うことと、1対1や2対2のポジション練習が良いです。
また、ミドル同士の連携はどんなオフェンススタイルでも重要な事項になるので、しっかりと味方同士でコミュニケーションをとり連携を深めていきましょう。
1本パスがミドルに出て、ミドルだけで得点まで行けると気持ち良いです。
まずは自分自身のタイプを見極め、そのスペシャリストになるのがミドルとして「強いミドル」になる一歩かと思います。
ミドルについては以下の関連記事も合わせて読んでみてください。
そういえばこの記事で大変お世話になっているアプリの開発者がTwitterアカウントを開設したそうなのでフォローしましょう。
ダウンロードがまだの方はやっておきましょう。戦術を考えたり、試合中のタイマーやスコア管理に役に立ちます。
それではまた。