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BuzzBullets2022シーズン最初の大会、甲州オープンを終えて

BuzzBullets
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この記事を書いた人
能勢 雷人

大阪体育大学BOUHSEARS(2007~2010)〜文化シヤッターBuzzBullets(2011~2022)〜Bustar
ポジション:ハンドラー
日本代表歴:2010WU23UC、2011,2015,AOUC、2012,2016,WUGC、2024WMUC
埼玉県フライングディスク協会事務局長
JFDA公認ゲームアドバイザー
U.C.ABLAZERS(ユースチーム)創設

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こんにちは、先ほどU21のニュース記事で冒頭の挨拶に頭を使い切って何も思いつかないバズバレッツの雷人です。

別になくても良いものなんですが、入りとしていれないと落ち着かないのはクセがついてしまっている証拠ですね。
#サッサと本題に入れ

さて、今日は「BuzzBullets2022シーズン最初の大会、甲州オープンを終えて」というテーマで書いていきます。

大会レポート記事になりますので、何か学びがあるとかそういうわけではないかもしれませんが、バズバレッツとして世界一を目指す中での過程を共有できたらと思っています。

チームのどうこうもありますが、個人的な話も交えつつレポートとして残してみます。

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BuzzBullets2022シーズン最初の大会、甲州オープンを終えて

この土日、2月26、27日で山梨県フライングディスク協会主催大会「2022 ULTIMATE 甲州オープン IN 山梨」があり、文化シヤッターBuzzBulletsとして参戦してきました。

まずは、コロナ禍の中でも開催していただいた山梨県協会の方や共催のクラブジュニアさんには感謝申し上げます。ありがとうございました。

2日目の午後は強風が吹いたものの、2日通して申し分ないほどの晴天と素晴らしい芝生の上でアルティメットができてとても気持ちがよかったです。

今大会はBuzzとしてもWUCC2022に向けた大事なシーズン最初の大会で、昨年の全日本選手権からのチームの仕上がり具合をチェックする重要な大会となっていました。

今回の甲州オープンで感じたことを一筆書きで書いていきます。

とにかく元気な勢いのある若手

昨年の全日本でも何度も感じていたことですが、今回もやはり若手の勢いは素晴らしいものがありました。(関連記事「全日本アルティメット選手権大会本戦を終えた個人的感想」、「文部科学大臣杯第46回全日本アルティメット選手権大会優勝しました」)

チームで全体練習を重ねてきたことでバズとしての戦術や考え方などが身についてきている印象があり、大会の中でもしっかりとしたプレーができるようになってきています。

また、新年の合宿や普段の全体練習などでベテラン・中堅とのコミュニケーションも増えたことで、チームの中でも冗談を言い合えるような良い意味で硬さも取れてきて「慣れ」も出てきたかと思います。

もともと明るいメンバーが多く若手内での仲は良いので、その若手の明るさがチーム全体に良い雰囲気をもたらしてくれている感じがします。

WUCC本番では若手の力が必要不可欠になってくるので、これから残りの期間で若手がどれだけ成長できるか、Buzzとして育成できるかというところも大事な点になってきています。

世界戦では「ノったら強い」みたいな学生ノリの勢いだけでは決して戦えるところではないので、勢いを残しつつ冷静な落ち着いたプレーもできるようになってくるとより良い方向に向かうと思っています。

バランスを重視

今大会も昨年の全日本選手権に引き続き、チームとして目標を立てて取り組んできました。

50分のランニングタイムで戦い方が難しいところもありますが、今大会ではDFセットをバランスよく分離して取り組んできました。

WUCC本大会を見据えて、ターンオーバーが起きた後のオフェンス力を高めるような人員配置にしたり、戦術によってメンバーを入れ替えたりして戦いました。

オフェンスセットも7人だけで固定するのではなく、メンバーを入れ替えながら戦うことで疲労を分散させるようにしています。

他の世界大会もそうですが、WUCCは1週間という長丁場でトーナメントに入ってから戦いが激化するという後半戦になるにつれてどんどん辛くなる大会です。

場合によってはアメリカのクラブチームを相手に連戦をしなければならない可能性も十分にあります。

そこでフルパワーで戦うには、それまでのリーグ戦や二次リーグなどをどれだけ主力の体力を温存しながら戦えるかという総力戦にもなってきます。

その辺を見据えた上でセット割りをしていて、今回の状態をみるとまだまだ改善の余地はあるもののひとまずは兆しの見える大会だったかと思いました。

これから残りの期間でだんだんとセット割も決まってきて、セット間での連携も強化していくことで精度を高めて行けたら良いかと思います。

まだまだ課題の「声」

今大会チームで「声」をテーマに取り組みました。(バズは試合中を含めて常時マスク着用です)

特にコート内でプレーする選手がしっかりと声を出すことをチームとして取り組んだのですが、この辺は1日2日でできるようなことではないので、引き続き普段の練習からやっていく必要があると思います。

ミーティングでベテランから「間違えても良いからとにかく出すことが大事」という話がありましたが、本当にその通りだと思います。

声を出した結果がたとえ違う方向に進んでしまったとしても、自分の状況や周囲の状況を瞬時に周りに伝える能力を培うことが大事なので、まずは「間違っても良いから出す」ということをやる。

その上で声を出したことで起きたことがあってそれに対してどう処理を処理をしていけば良いのかだったり、次はどんな声を出せば良いのかを考えることがすごく重要だと思います。

どれだけ疲れた状態でも声ひとつで変わることはたくさんあります。

引き続き「声」は課題です。

自己評価まずまず

個人としては年明けから体がよく動いていて良い状態での大会でした。

もちろんWUCCで出られるポジションをひとつでも上げるためにも、甲州オープンでのアピールは必須だったのでそれなりの思いを持って大会に臨みました。

2日間通して全体としてはディフェンス・オフェンス共に良いパフォーマンスでプレーできたと思います。

ただ、ノマ戦でその後の試合の流れを変えてしまうようなキャッチミスがあったので、そこは最大反省して来週のドリームカップに備えたいと思います。
#キャッチミス、ダメ、絶対

キャッチミスがなければ個人的には納得のいく大会になったかもしれませんが、課題がまた少し残ってしまったので、今週末の練習でまた調整していきます。

番外編・教え子が対戦相手チームに

ちょっと番外編ですが、自分で立ち上げたU.C.ABLAZERSのメンバーが今回ロキートスで出場していました。

会場で直接試合する相手の中に自分の教え子がいるという少し不思議な体験をしました。

お互い出場機会がディフェンスなのでマッチアップすることはありませんでしたが、嬉しくもありさみしくもありという感じでした。笑

いつかBuzzのメンバーになってくれたら嬉しいですね。一緒にコートに立つのは・・・。

まとめ

まとめとしては、2022年1発目の大会「甲州オープン」はチームとして色んな確認ができた良い大会になったと思います。

普段対外試合が出来ない分、自分たち以外の相手がやってくる戦術への対応だったり、やってきたことの確認だったり、やりたい戦術の確認ができた大会になりました。

こうして課題がまた浮き彫りになって、次の大会までに修正してチームとしての力をつけていく。

これぞ世界戦前という感じがしてきました。久々なこの感じを楽しみながら7月まで走り切りたいと思います。

あるようでないWUCC本大会までの毎日をどう過ごすか。どうかWUCC2022が開催してくれますように。

引き続き世界一に向けて頑張って行きますので、BuzzBulletsの応援よろしくお願いいたします。

#WUCC2022開幕まで146日
#WUCC2022世界一まで152日
#残り20週間
#RoadToGold2022