こんにちは、ハムの痛みがもう長いことずっと取れなくなって年を感じているバズバレッツの雷人です。
土日の練習を終えた後はずっしりと体に負担が来ていることがわかるので、日曜日は近所の銭湯にいくのが習慣になっています。(サウナも水風呂もある)
思えば小岩で練習してた時は、鶴の湯に行ってその日練習試合したライバルチームとも裸の付き合いがあったりと楽しかったですね。いつかまたバズも小岩で練習できるようになったら鶴の湯に行って飲みに行きたいものです。(いま行ってる銭湯は「亀の湯」)
さて、今日は「今大会はより個人レベルでの戦いが重要になる」というテーマで書いていきます。
今大会というのはもちろん本日まで行われた予選を含め、再来週に控えた全日本アルティメット選手権大会のことです。
今大会はいろんな制限の中でのプレーになることが予想され、忠実に制限を守っていくと「個々の戦い」がよりフォーカスされる大会になると感じています。
その辺の話を今日は書いていきますね。
今大会はより個人レベルでの戦いが重要になる
いよいよ再来週から本戦が始まりますが、3週間にもわたって開催された地区予選を経ていろんなことが明るみになってきました。
大会に参加するにあたり、事前に情報があることは助かるのでそれらを色々想定しながら練習をしています。
先日以下のツイートをしました。
協会が9月24日に発表した内容で、大会中における「具体的な行動例の掲載」が出てきました。
特に試合中において「フィールド外からの発声は控えること」という制限があるのは、アルティメットにおいてかなりの制限だと思いました。
外から声出せないの結構きつい
ツイートそのままの感想ですが、率直にやっぱり外から声が出せないのは特にディフェンスの時に辛いなと思っています。
自分自身コート外からの声を結構出す方だと思ってますし、バズとしてもコート外からの声はめちゃくちゃ大きい力を持っています。実際に中でプレーしていて外からの声に助けられることは多々あります。
関連記事「コート外でも成長できる!ディフェンス時のコート外での声の出し方」
実際に今日の練習でも、コート外から声出さないようにしてみましたが結局コートサイドにいるといつの間にか熱くなって声を出してしまいました笑。
ずっとやってきたクセみたいなもんなんで、ついつい声出してしまいます。
マンツーにしてもゾーンにしてもディフェンスにおいての「コート外からの声」はチームにおいてかなり大きなところなので結構きついなぁと思ってます。
コート内で声を出し、個人での状況判断が要求される
コート外からの声(情報)は遮断されるので、よりコート内にいる7人はディフェンスしながら声を出す必要があります。
コートの外からの声がないことを逆に考えると、コート内での声がよりフォーカスされることになるはずです。コート内の選手の声が届きやすくなるかもしれませんね。
また、個人の状況判断もより要求されます。
声も1つの武器ではありますが、結局体を動かすのはコート内の一人ひとりの選手です。
チームの決め事をしっかり守ったり、臨機応変に状況に対応してプレーできるかどうかも周りからの声(アドバイス)がない分、自分で判断しなければなりません。
いずれにしても試合になっていきなりできるようになることではないので、普段からそういったことができているかどうかは浮き彫りになりそうです。
個人対個人の戦いがいつも以上に予想される
アルティメットはチームスポーツですが、それぞれの個の力は大事です。
サッカーの本田圭佑さんも過去に日本代表のことについて「もっと個のレベルアップが必要」と言いました。たとえチームスポーツでも個が集まってチームになっていることを忘れてはいけません。
チームとして外から声が出せないので、コートの中での個人間の戦い(1対1)はいつもより大きなものになると予想しています。
コート外からの声に頼らない「個としての強さ」がどれだけあるのか、その1対1の強さがより重要視される大会になるのかなぁとぼんやりと思っています。
点取った時の盛り上がりどうするの?
ここまででほぼ今日言いたいことは書いたのでここからは単純な疑問みたいなものです。
コートの中の人数を制限しているけど、オフェンスがいい流れで点取ったときとかディフェンスがブレイクした時って盛り上がりたいもんだけど予選の時ってどんな感じだったんですかね。
「ウォー」とか言いながら駆けよって行きたいもんですが(バズではこれを「喜び隊」って言うてます)それも出来ないので、淡々とやっていくしかないのでしょうか。
それならそれで割り切ってクールにスマートにやるしかないなと思っていますが、やはりそこを含めてアルティメットの楽しいところではあるのでさみしいですね。
中に入っていた7人で喜ぶしかなさそうですね。
もういっそのことプロみたいに椅子で待機する?
試合中フィールド外で他者と1m以上離れて、なおかつ移動できないのであれば個人的には「いっそのことプロみたいに椅子で待機して、次に出る人だけそこから走っていく感じ」でいいんじゃないかと思いました。
本当ならディスクの動きに合わせて、外から声を出したりすることで出場した時に備えて心と体の準備をしているもんですが、”移動”もダメならもう椅子で待機でいいじゃんって気がします。
チームで決めていくことなのでなんとも言えないですし、「コート外の移動制限」がどんなもんかさじ加減はわからないですが、サブメンバーの体の準備ができない状況は急に動いて怪我するリスクを考えたりするといかがなもんかと思いました。
まだまだ若くて、いきなり走り出したり温まった体が一度冷えてもすぐにフルパワーを発揮できる人はいいですが、自分は体が冷えたり動かないでいるとかなり体が重たくなるので「コート外の移動禁止」はかなり辛いです。
でも休むときはしっかり休むスタイルにして椅子に座って待機するのも、それはそれで結構クールな感じになるのかなと思っています。
どうなるのかは現地でのお楽しみですね。
スピリットサークルはどうしてるの?
試合後のスピリットサークルとかハイタッチとかってどうしてるんでしょうか?
これだけ制限しているけど、スピリットサークルだけはちゃんとやろうみたいなことはないですよね。
大人数で感覚1mずつ開けるととんでもないサークルのサイズになったりしますが、試合後の恒例儀式であるスピリットサークルもどんな感じだったのか気になるところです。
まとめ
こんな状況下での大会なんて誰も経験したことないのでイレギュラーなことはたくさんあるのが当然です。
与えられた条件・状況の中でどれだけのパフォーマンスができるかという戦いになりそうです。
コート外から声がかけられない状況で、中で声を出し味方と連携を取ってということも大事ですが、今までよりもっと個人の能力にフォーカスがあたり1対1がどれだけ強いかが試される大会になる気がしています。
2016年のWUGC決勝アメリカ戦では、コートからコート外メンバーの距離はかなり広く、さらには観衆の声援でコート内外の声が聞こえないという自体が発生しました。
もともとアメリカのアルティメットは1対1の文化が強いので、その状況下で個人レベルの差を見せつけられたと感じたのを覚えています。
その時とは観衆の声で指示の声が届かないということはないと思いますが、少し似た感じになるのかなと思っています。
より強い奴は誰なのか、強い奴が多いチームはどこなのか、ワクワクしますね。
というわけで今日はこの辺で、亀の湯行ってきます。
ではまた。