こんにちは、バズバレッツの能勢です。
今日は雨で練習場所が使用できず各自トレーニングになってしまいました。今年は梅雨で土日練習できない回数が多いような気がしますね。
雨でも試合はやるのに練習する環境がなかなかないですね。。。
雨でもできる場所があれば教えて下さい笑。
さて今日は” 文化シヤッターフライングディスク部の歴史”を書いていきます。
バズバレッツができた経緯、歴史などが知りたいです。
と質問いただきました。チームの背景や歴史に興味を持っていただけるのは嬉しいことですね。
文化シヤッターフライングディスク部の歴史
昨年末に「設立30周年記念式典」が行われたばかりで、記念冊子を頂いているのでそちらを参考に書いていきます。
大きな出来事があった年で分けて説明していきます。
”フライングディスク部”と表記するのは、”BuzzBullets”があくまでもチーム名だからです。
1988〜1990 同好会からサークルへ
1988年といえばなんとも偶然ですが、私の生まれた年です。
そんなにも前から文化ではフライングディスク部が存在していたそうですので驚きです。
当時の強豪校であった東京経済大学OBが中心となりサークルを発足させたそうです。
当時の社内報では
「まだまだマイナーなスポーツであるが企業としてのPR効果も高まります」
と書かれているので””これから成長しそうなスポーツを支援することで企業のPR効果も期待できるのでは””という、そんな意向もあったのではないでしょうか。
とにかくこの頃は初心者がほとんどで大会に出ても、全然勝てない、点が取れないとか、ルールも対戦相手に教えてもらうとか、そんな状況だったそうです。
ここが「文化シヤッターフライングディスク部」の始まりということになります。
1991〜1994 実業団「ラビッシュ」
1988年1月より同好会として活動していたフライングディスク部に、1991年、近畿大学フライングディスク部出身者6名を加え、5月より正式に実業団チーム「ラビッシュ」が発足した。
「ラビッシュ」は現在でもハンドラーだけで攻める「ホーミー」の作戦名として使われている。
発足の目的は”若者に夢を与える「青春企業」の具現化を図りリクルート効果を促進する。また企業イメージの向上を図るべく広報活動に貢献すること”当時の社内報にある。
経験者が入部したことにより、少しずつ日本国内大会でも勝利することができるようになってきた時期である。
1995 チーム名をBuzzBulletsに改称
この年にチーム名を「ラビッシュ」から「BuzzBullets」に改称した。
全日本選手権でベスト4入りをし、初めて新聞に記事が載った。
1999〜2002 悲願達成〜日本一〜そして世界基準へ
当時強豪の日本体育大学からの入部者が増え始め、徐々に実力がついてきた。1999年には文化シヤッターフライングディスク部発足後、悲願の初優勝を果たした。
そして、日本だけにとどまらず世界基準へ目標をシフトして行った。
2003〜2006 成長から悲願の世界一
2003年からアメリカへの遠征を始め、世界で勝つために何が足りないのかを確認し成長をさらに加速させていく。
そして2006年オーストラリア・パースで行なわれたWFDF世界アルティメットクラブ選手権大会で悲願の世界一を達成した。
2007〜2010
2007年には神宮球場でヤクルトー広島戦でPRイベントを行った。
2008年には全日本アルティメット選手権大会10連覇を達成。
2010年追われる立場となったWFDF世界アルティメットクラブ選手権大会にて3位になった。
2011〜
2011年は私が入部した年になります。チームの歴史とはそれほど関係ないですが笑。
2014年WFDF世界アルティメットクラブ選手権大会にて7位と順位を落とす。
2019年通算20回目の全日本選手権優勝。
現在2022年世界一奪還に向け活動中。
CSR活動
あまり知られていない事実かもしれませんが、バズバレッツは地域貢献のためにCSR活動を行っています。
2011年から毎年宮城県の亘理町へドッチビー大会のお手伝いに行ったり、文京区小石川でのアルティメット教室を手伝ったり、各地の特別支援学校や小学校へ普及活動を行ったりと実は色々やってます。
私も毎週水曜日に文京区の中学校で行われているアルティメット教室へ行っています。
終わりに
以上簡単になってしまいましたが、改めて振り返ってみると30年という長い歴史の中で多くの方々に支えられているチームだと感じさせられます。
どんなチームにもそれぞれの歴史があるかと思います。
自分自身がアルティメットをやれるのもそんな先人たちの歴史の上に成り立っているということを忘れず「感謝の気持ち」を持ってプレーしていきたいですね。
改めて大切なことを気付かせてくれた質問者の方、ありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。