アルティメットにおけるチーム独自の基礎練習の作り方

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基礎練習

こんばんは、バズバレッツの雷人です。

昨日から自身で立ち上げようとしているユース中心のアルティメットクラブチーム「U.C.ABLAZERS」のグッズを販売開始しました。(販売ページはこちら

昨日ページを公開したばかりですが、4名の方にディスク(うち2名はステッカーセット)をご購入いただき、3名の方に投げ銭でのご支援いただきました。

本当にありがとうございます。

今後も引き続き続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。

さて今日は「アルティメットにおけるチーム独自の基礎練習の作り方」というテーマで書いていきます。

今日の記事を読む事で、基礎練習をより試合に近いものにすることができるようになります。
私がよく言っている”リアリティ”のある練習というやつです。

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アルティメットにおけるチーム独自の基礎練習の作り方

現在日本のアルティメットはどこもかしこも同じような基礎練習を行なっている印象があります。

もちろん独自で練習を考えてやっているチームもあるとは思いますが、かなり少ないと思います。

特に大学生チームは同じ基礎練習(45度、スクエア、シュートなど)をやっていて、その練習内容に差異がほとんどない状態です。

こうなっている理由としては

  • 学ぶ場所が少ない
  • 指導者がいない
  • 日本人特有の前習え教育の影響

ということが関係していそうですが、とにかくチームが違うのに同じ練習をしているのは違和感があります。

45度やスクエアなどの基礎練習がダメだと言っている訳ではなく、その練習の意図をしっかりと理解して練習しているかどうかで大きく成果が変わってきます。

そこで今日は、どのようにチーム独自の基礎練習を作っていくかを解説していきます。

バズバレッツの練習でも3ヶ月に一度ぐらいのペースで、今までの基礎練習をアレンジしたり新しい基礎練習をやったりすることがあります。

お蔵入りになる練習も少なくないですが、どんな風に新しい練習を生み出していくのかヒントになればと思います。

チーム独自の基礎練習は大きく分けて2パターンあります。

  • 自分たちの理想の得点シーンから考える
  • 試合の中で良かったプレーや通用したプレーを切り取って練習にする

このふたつがあります。もっといろんな方法があると思いますが、やりやすいのはこの二つです。

それぞれ解説しますね。

自分たちの理想の得点シーンから考える

まずは「自分たちの理想の得点シーンから考える」方法です。

これが一番やりやすいオーソドックスな方法です。

まず最初に自分たちのチームがどうやって点を取るのが理想的なのかを考えます。

そしてその点の取り方を成立させるためにはどういった練習をすれば良いのかを逆算していきます

この時の注意点としては、「できるだけ細かくプレーを区切ってみる事」です。

例えば「ハンドラーからディスクを前に供給して、ハンドラーからのシュートを狙う」というのが理想の形であれば、基礎練習ではハンドラーの上がり系の練習をする事と、ミドルはハンドラーの上がりに対してのレシーブを練習すれば良いのです。

この時ミドルとしては、シュートを狙う訳ですが、大事なことはシュートがなかった時(打てなかった時)の練習も含めて基礎練習を考える必要があります。

こうやって基礎練習を考えて行けば本来はチームが違えば基礎練習の内容も違ってくるはずなのです。

試合の中で良かったプレーや通用したプレーを切り取って練習にする

ふたつ目の方法は「試合の中で良かったプレーや通用したプレーを切り取って練習にする」方法です。

このパターンの代表例としては今や日本国内でも認知度の高い「ヤマト」というプレーです。(ヤマトについての記事はこちら

「ヤマト」は2012年ごろに海外のチームと試合をしている最中に「このプレーやたら海外相手に通用するね」ということがわかり、そこからバズバレッツの基礎練習の中にも取り入れられ始めました。

これはあなたのチームの中でも応用できることで、例えば試合中になんだかわからないけど「今のプレー良いね」ってなる瞬間はあると思います。

ビデオなどで見返しているときに気づくこともあるはずです。

そんな自分たちのチームの「これいいな」を取り出して、ひたすら体に染み込ませるまで反復練習してみてください。

チーム内で名前をつけて共通言語としておけばうっかり忘れる事もなく、相手にもバレる事なくプレーを成立させることができます。

ちなみに「ヤマト」も海外でやるときはおっきい声で「ヤマト」って言ったりしてます。

とにかく試合の中で「これだ」と思うプレーを切り取って抜き出して反復練習してみると良いです。

そうすると「無意識に成立したプレー」が「意識的に成立させたプレー」に変わります。

強いチームはこの「意識的に成立させたプレー」すなわち「意図したプレー」の数が多いのです。

オリジナルのプレーでチームも盛り上がる

こういった自分たちで作り出したオリジナルの練習が、試合の場面で出るとチームは自然と盛り上がります

自分たちがやってきた練習の成果を発揮する場所が”試合”です。選手宣誓でも「練習の成果を十二分に発揮します」と言います。

自分たちが試合で使えると思ってひたすら練習してきたプレーが試合で出ると「それそれ〜」ってなります。

バズの試合でも得点後に大きく盛り上がっているときは、そういったプレーが出た後であることが多いです。

そういったプレーでチームが盛り上がると、チーム全体に勢いが生まれ、流れを引き寄せやすくなります。

ただ淡々と取った一点と、自分たちの努力が実った一点と同じ一点には変わりないですが、チームにもたらす影響は多大なものがあります。

自分たちで考える楽しさが味わえるのがアルティメットの良いところ

先ほど多くのチームが似たような基礎練習をしていることが多い理由の中で、「指導者がいない」ということをあげましたが、それは逆にメリットでもあります。

自分たちの理想の得点シーンを考えて基礎練習を作ったり、試合でよかったプレーを抜き出して基礎練習を作ったりすることは自分たちでもできます。

指導者がいると、チームのオフェンスやディフェンスは指導者の色に染まりがちです。

自分たちで考えたアルティメットが対戦相手に通用するかどうか、そういった楽しみは指導者がいないチームだからこそできることだと思います。

試合のどの場面を想定している練習か?

自分たちでオリジナルの基礎練習を作る際に意識することは「試合のどの場面を想定している練習か?」と考えることです。

ディスクのある位置はコートのどの位置なのか?ハメ側なのか、ハメ逆なのか、それとも中央なのか。エンドゾーンまでの距離はどのぐらいか?自陣エンド前なのか、ブリックポイント周辺なのか、ゴール手前なのか。

プレーを開始する位置だけでもこれだけのことが考えられます。

相手のディフェンスもバックアップをされているのか、サイドアップをされているのか、を考える必要があります。

そういったことをわかりやすくするにはディフェンスをつけた練習が手っ取り早いですね。(参考記事「大学生はどんな練習を取り入れれば良いのか?」)

試合のどの場面を想定して練習しているかということを追求して練習していれば、自然と基礎練習にも”リアリティ”が生まれ、たとえディフェンスをつけてない練習だったとしても、ディフェンスが眼に浮かぶようになります。

「そのプレー試合であるよね〜」とか「試合っぽい」という声が基礎練習の中でも出てくれば文句なしの良い練習になっています。

何のためにその練習をしているのか

多くのチームが見落としがちなのが「何のためにその練習をしているのか」というところです。

  • その練習の意図は?
  • 何を意識した練習か?
  • その練習は試合のどういった場面を想定しているか?

この辺の問いにチーム全体が答えられるようになっていると、バッチリです。

大学チームだと3・4年生だけ理解しているという状態だと良くないです。きちんと1・2年生にも丁寧に時間をかけてでも練習の意図や意識することを伝えて行く必要があります。

それは上級生の役割でもありますし、代替わりのある大学チームが強くあり続けるために必要なことです。

まとめ

以上今日の話をまとめると「日本の多くのチームがおんなじような練習をしているのって変だから、各自のチームで理想の点の取り方から考えたり、試合で良かったプレーから抜き出したりしてオリジナルの基礎練習を作って、試合でそのプレーやってドンチャンしよう」ということです。

自分たちが正しいと思えば正しいし、試合の時に成立すれば間違ってなかったことになります。

もし試合でもそのプレーが出せなかった場合は、練習方法が悪いか、精度が悪い(練習量のが足りない)のどちらかだと思います。通用しなかったのであれば、「通用しなかった」という結果が出るのでその結果に対して違うことをやっていけば良いんです。

何でもそうですが、まずはやってみることです。

相手がどれだけ強くても、自分たちは知ってて対戦相手が知らないプレーは成立します。

自分たちのオリジナルの基礎練習、作ってみてはいかがでしょうか。

というわけで今日はこのへんで。

最後に・・・、もし良かったら投げ銭してください!(U.C.ABLAZERSチーム活動資金に回します。)

ではまた。

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