こんにちは、3月も気がつけば残り2日となっておりますが、ドリームカップの後から記憶がすっぽり抜け落ちてしまっているバズバレッツの雷人です。
関東では桜も見頃を迎えています。ただ天気があまりよくなくて、少しどんよりした空気が流れていますね。晴れた空と桜のコントラストが見れる日はくるでしょうか。
もしダメだったとしても小池都知事が2020年に残した名言を思い出しましょう。「来年も桜は咲きます」
さて、そんなこんなで今日は「ワールドゲームズアルティメット日本代表「疾風JAPAN」をクラウドファンディングで応援しよう!」というテーマで書いていきます。
最近お知らせやニュース記事ばかりになってしまっていて恐縮ですが、温かく見守って頂ければ幸いです。
ワールドゲームズアルティメット日本代表「疾風JAPAN」をクラウドファンディングで応援しよう!
皆様すでにご存知の方も多いかと思いますが、日本フライングディスク協会(以下JFDA)は2022ワールドゲームズに参戦するアルティメット日本代表「疾風JAPAN」を支援するクラウドファンディングを先日スタートさせました。
クラウドファンディングのページはこちら⬇️
https://camp-fire.jp/projects/view/567769
代表候補の中にはチームメイト、大学時代の後輩、少し関わりのあるメンバーも多く、少しでも彼らの手助けになるのではと思い、今日はこちらのクラウドファンディングについて少し拡散のお手伝いをさせて頂きます。
今日の記事では「ワールドゲームズ」とは一体なんなのか、「ワールドゲームズアルティメット日本代表疾風JAPAN」の位置付け、それからクラファンの使用用途やリターン内容など簡単に解説していきます。
こちらを読んでくださったみなさんに、支援するきっかけになれば幸いです。
ワールドゲームズとは?
ワールドゲームズ(WORLD GAMES)とは、オリンピックに採用されていない競技種目の国際総合競技大会で4年に1度、夏季オリンピックの翌年に行われる国際大会です。
オリンピックの補完的な意味をもって行われ「準オリンピック」「第2のオリンピック」という位置付けにあります。
いわば、オリンピックへの種目入りを目指しているスポーツのオリンピック的な大会であり、ここに入っていることがオリンピック正式種目に追加されるかどうかが重要な大会となります。
アルティメットは2001年の秋田大会から種目入りを果たして、その後継続して開催されています。
試合形式は男女混合のミックスで行われ、日本代表としては2001年の秋田大会で銅メダル、2009年の高雄大会で銀メダルを獲得しています。
今年は2022年7月7日〜17日にアメリカのバーミングハムで開催される予定となっています。
2028年のロサンゼルスオリンピックへの正式種目入りを目指すアルティメットとしても、多くの人にアピールできるチャンスでもあります。(他のライバル競技も条件は同じですが)
ワールドゲームズアルティメット日本代表「疾風JAPAN」とは?
ワールドゲームズアルティメット日本代表「疾風JAPAN」とは、言ってしまえば「日本で一番アルティメットが上手い(強い)やつ男女7人」です。
個人的にはアルティメットのプレイヤーとして最高の評価が得られるのがこの「疾風JAPAN」だと思っています。
アルティメット日本代表には段階があり、以下のようになっています。
- ワールドゲームズ日本代表「疾風JAPAN」
- A代表(年齢制限なしの国別選手権に派遣される代表)
- U24
- U20
若い順に世代別の日本代表があり、年齢制限のないA代表があり、その上の最高峰に位置するのが「疾風JAPAN」です。
JFDAの会員登録数が約5000人なので、その中の一番すごい人を男女7人ずつ集めた精鋭ということになります。
「疾風JAPAN」が日本の選りすぐりの精鋭部隊だと書きましたが、それは海外チームも同様です。
基本的には身体も大きい上に身体能力も高い海外選手に寄せ集めで集まった小さな選手が勝つ道筋は、個人的には日本団体スポーツのお家芸である「スピード」「テクニック」「連携」ぐらいしかないと思っています。
もちろん「個」として1対1を一人一人が勝ち抜いていけば勝てるのですが、そうはいかないところも出てきたときに、どう日本の強みを生かしていけるかが「疾風JAPAN」の生命線になってくるんじゃないかなと思います。
最近「JFDA アルティメット日本代表【公式】」のTwitterアカウントも開設されたようなのでこちらをフォローしておくと日本代表の情報も得られそうです。
今回のクラファンの目的
「悲願の世界一を目指すアルティメット日本代表「疾風JAPAN」に熱いパワーを!!!」というタイトルにもありますが、このワールドゲームズ で世界一になることはめちゃくちゃ難しく、多くのサポートを必要すると思っています。
先ほど言ったように日本も精鋭部隊ですが、海外もエグい選手の集まりでやってきます。
そんな中で、選考会や合宿を行う上でのコロナ対策に関する費用負担や、次世代の育成を目的として今回のクラファンが立ち上がっています。
コロナ対策関連費用
コロナ禍においてしっかりとした感染対策の上で、合宿等を行う場合にかかる費用は意外と少なくありません。
PCR検査や、個室のある宿の確保、またグラウンドによっては制限があったりなど様々なところでいつもとは違うことがあり、そこに追加費用は発生します。
バズでも毎週末の抗原検査、大会前にはPCR検査、大会参加時は個室のある宿を希望するなどしていますが、その分やはりお金がかかっているのが現状です。
クラファンで集まった支援金ではこの辺のコロナ対策関連にも充てられるとのことです。
疾風JAPANの強化と次世代の育成
また、今回のクラファンの中で目玉となっているのが、次世代を担うネクストジェネレーションとの合同合宿です。
次世代を担うネクストジェネレーションは2028年のロサンゼルスオリンピックに向けて、25歳以下のピチピチの選手を男女10人ずつ集めて形成されるようです。
クラファンのリターンではそのネクストジェネレーションに選ばれる選手を、自分の投票で推薦できる「投票権」というものもあります。自分の「推しメン」を代表に送り込めるチャンスということですね。
選手の継続的な代表活動
目的としてはここが一番大きなところだとは思いますが、選手の合宿や遠征費の負担軽減です。
お気付きの方もいるかと思いますが、今年はワールドゲームズ があり、さらにその後にクラブ選手権があります。
ワールドゲームズに選ばれるような選手はほとんどがクラブ選手権にも出場することになります。
日程としては7月7日〜17日にワールドゲームズ、そしてその後7月23日〜30日にクラブ選手権があります。ワールドゲームズの期間中にアルティメットの日程はわかりませんが、長期間にわたり海外で過ごすことになります。
幸いアメリカ内で大会間で移動はありませんが(もちろんアメリカ国内の移動はある)、ほぼ4週間アメリカに滞在することになります。
私自身も海外遠征を数回行っていますが、おそらく選手1人の遠征費はクラブ選手権まで合わせるとざっくり概算ですが7〜80万円ぐらいになるんじゃなかなと思っています。これは国内活動費は別です。
ワールドゲームズの宿代が大会負担なのか、「疾風JAPAN」メンバーの国内活動やユニフォーム等の各種経費がどうなっているかなどは知りませんが、多額の借り入れをしているJFDAから支援金が出るとは考えにくいので、ほぼ選手の負担になっていると考えて良いかと思います。
この辺の金銭的な負担を軽減してあげることができれば、「疾風JAPAN」のメンバーも思い切ってアメリカでの「ワールドゲームズ〜クラブ選手権」という長期アルティメット遠征を戦い抜くことができるのではないかと思います。もちろん足りるというわけではないとでしょうが・・・。
リターン内容
クラファンのリターンの内容としては以下のようなものが用意されています。
- ネクストジェネレーション選出メンバーへの投票権
- 「WG日本代表 vs ネクストジェネレーション2022」観戦チケット(ライブ配信になる可能性あり)
- 横断幕への名前記載
- 「疾風JAPAN」ロゴ入りマスク
- 「疾風JAPAN」メンバーとのオンライン交流チケット
各種支援額によってリターンの内容が異なります。詳しくは以下のクラウドファンディグのページを確認してください。
まとめ
というわけで今日は「ワールドゲームズアルティメット日本代表「疾風JAPAN」をクラウドファンディングで応援しよう!」というテーマで書いていきました。
疾風JAPANは日本のアルティメットプレーヤーの精鋭部隊で、彼らを金銭的な面でフォローしてあげられるのが今回のクラファンになっています。
せっかく誇りを持って「疾風JAPAN」として戦えるところで、お金の不安があるのは少し悲しい気がしますよね。
自分が世界大会に行って活躍することはできなくても、日本代表になれなくても、アルティメット日本代表を応援することはできます。
「疾風JAPAN」の活躍は今後の日本のアルティメットに大きく影響をもたらすはずです。
応援の形は色々あるので人それぞれですし、そもそも私自身「疾風JAPAN」の候補でもなんでもありません。ただ、チームメイトや大学の先輩後輩、会話のできるメンバーが多くいるので彼らの助けになればと思い記事を書きました。
というわけで、今日はこんなことろで。
ではまた。