アルティメットの投げ方解説!サイドスロー(フォアハンドスロー)編

初心者向け
この記事を書いた人
能勢 雷人

大阪体育大学BOUHSEARS(2007~2010)〜文化シヤッターBuzzBullets(2011~2022)〜Bustar
ポジション:ハンドラー
日本代表歴:2010WU23UC、2011,2015,AOUC、2012,2016,WUGC、2024WMUC
埼玉県フライングディスク協会事務局長
JFDA公認ゲームアドバイザー
U.C.ABLAZERS(ユースチーム)創設

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こんばんは、バズバレッツの雷人です。

昨日に引き続きスローに関する記事です。

アルティメットでの投げ方の一つである、フォアハンドスロー(サイドアームスロー)にフォーカスして握り方や投げ方について紹介していきます。

アルティメットを始めたばかりの方や、これから始めたい方向けの記事になります。

バックハンドスローに次ぐオーソドックスな投げ方なのでマスターしましょう。

関連記事
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アルティメットの投げ方解説!サイドスロー(フォアハンドスロー)編

フォアハンドスロー(サイドアームスロー)はアルティメットの投げ方の中でもバックハンドスローの次にオーソドックスな投げ方です。

一般的に「サイド」と略して呼んでいることが多いです。

このスローを投げられるようになるとゲームの中でのプレーの幅が広がります。

また、公園や海で投げると注目の的になるかもしれません笑。

スローの入門編である「フォアハンドスロー」を練習してみましょう。

フォアハンドスローの握り方(持ち方)

まずは握り方の確認です。(写真は右利きです。)

フォアハンドスローの握り方で一番多い方法です。私自身はこの握り方で投げています。

ツーフィンガーズ・グリップ

ディスクの表面のギザギザの部分に親指が来るぐらいのところで握ります。

ディスクの裏側は人差し指と中指がディスクの内側、薬指と小指はディスクの外側になり、中指と薬指でディスクのリムを挟むように握ります。

中指の腹がリムの側面に当たるようにします。

この時ディスクと親指の付け根プニプニの部分に隙間がないようにします。

自分自身がリラックスして握ることができる方法でやってみてください。

※これが絶対に正しいという握り方はありません。色々と試してみて自分にあった握り方を見つけましょう。

ギュッと握る方法

指を曲げてギュッと握る方法もあります。

あまり多い握り方ではありませんがこういった握り方をしている人も一部います。

グリップ力が強く、力強いスローを投げられます。

握りが安定しない方向け

より初心者の場合で、どうにも左右にぶれて安定しない場合は、人差し指と中指を離して握る方法もあります。

この握り方は安定こそしますが、力が伝わりにくく飛距離が出にくい傾向にあります。

フォアハンドスローの投げ方

握り方を覚えたら投げ方です。

構え

まず最初は投げる方向(画像右方向)に対して、体を正面にして立ちます。

ディスクが地面となるべく平行になるように体の横で構えます。

リラックスして構えます。

テイクバック

ディスクをまっすぐ後方に引き、ディスクが一直線上を通るようなイメージでテイクバックします。

この時、体を回して体の後ろ側にディスクが来るのではなく、構えの状態からまっすぐ後ろに引くようにします。

画像は少し後ろに引きすぎかもです💦

テイクバックからリリースへ

肩→腕→ひじ→前腕→最後に手首のスナップ!と連動するようにリリースに向けてディスクを動かす。

腕をしならせるようにする(鞭みたいな感じ)

手のひらが上を向いた状態を保ち、空手チョップの要領で投げ出します。

リリース

特に手首のスナップを意識して動かし中指で弾き出すようにしてリリースします。

リリースは体よりやや前あたりで離します。

リリースの瞬間まで体全体はリラックスさせて、とにかくスナップを意識してリリースします。

リリースの瞬間は中指が相手を指す、またはコマ回しのひもを引く要領でスローしてみましょう。

ディスクの回転数が上がってくると綺麗な軌道でブレないスローになります。

最初はディスクに強い回転をかけることを意識しましょう。

私がアルティメットを始めた頃にスロー練習で特に意識したことは、とにかく「ディスクが一直線上を通るようにすること」と「ディスクの回転数をあげること」です。

ディスクが一直線上を通るようにする理由は力をよりよく伝えるためと、左右にぶれさせないようにするためです。

地面にまっすぐ受け手に向かって伸びる線を描いて、その上をディスクが通るように投げるようにしてました。

慣れてきたら踏み込んで投げる

アルティメットでスローを投げるには、ストーリングをかわして投げる必要があります。

そのため、普段のスロー練習から横に踏み込んで投げるようにしておきましょう。

右利きであれば右足を体の横に肩幅より広く踏み込み、踏み込んだ足にしっかりと体重を乗せて投げます。

投げたディスクがカーブしてしまう時の対処法

初心者の多くの人が最初、右から左へカーブする軌道になりがちです。

これを修正するには、ディスクの先っちょを少しだけ下げる(垂らす感じ)と良いです。(母校では「ノーズダウン」と言ってました。)

この傾ける角度を変えることによって、水平に投げたりカーブをかけたりすることができます。

フォアハンドスローで意識すること

スローの際に意識することは以下の通りです。(基本的にバックハンドスローと同じです)

  1. ディスクが一直線上を通るようにする
  2. 構えた時のディスクは地面と平行になるようにする
  3. リリースの瞬間まではリラックス
  4. 手首のスナップを意識して投げる(コマ回しのように弾くイメージ)
  5. 体の連動性を意識する(肩→腕→ひじ→前腕→最後に手首のスナップ)
  6. カーブ(右から左方向へ)してしまう時はノーズダウン!(ディスクの先っちょを下げてリリース)
  7. とにかくディスクの回転数を上げること

ディスクの回転数がアップすれば安定した軌道のスローが投げられるようになります。

フォアハンドスローを実際に投げている動画

YouTubeにて私自身がフォアハンドスローを投げている動画をアップしました。

ぜひ合わせてご確認ください。

もし良かったらチャンネル登録もしてくれると嬉しいです。

アルティメット用のディスクを入手する

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アルティメットの投げ方解説!フォアハンドスローまとめ

フォアハンドスロー(サイドアームスロー)の握り方から投げ方を紹介しました。

次回スローを投げる時は先ほどの意識するポイントを意識して投げてみてください。

スローは投げれば投げるほど上達します。しかし、すぐに上手になるわけではありません。

私も大学時代にアルティメットを始め、ディスクを投げ始めて暇さえあればスロー練習をしていましたが自分の中で安定してきたなぁと思えたのは一年生の秋頃です。

毎日のように投げていて半年もかかってます。(同期の中でも投げてた方だと思います)

人それぞれ投げ方も微妙に違って、考え方も違うので色々な人に意見を聞きながら自分で最大限の努力をしてスローを上達させましょう。

そのほかの投げ方の記事もありますのであわせてご確認ください。
バックハンドスローの握り方・投げ方
アップサイドダウンスロー(ハンマー)の握り方・投げ方
スクーバスローの握り方・投げ方【初心者向け】

投げ方をマスターしたら次は練習です。

少人数での練習についての記事

初心者向けの記事

というわけで今日はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた。