おはようございます、能勢です。今日は番外編です。
ちょっと前にお国の方から「年金だけだと老後資金2000万円〜3000万ぐらい足りなくなるので各自で貯めといてね。よろしく!」って話がありましたね。
みなさんはこの一連の報道を受けて何を感じましたでしょうか。
私はここ数ヶ月間色々な分野の本を読んだり勉強したりしていたので、なんか普通に「まーそうやろな〜」と思って見てました。
というわけで今回の記事は「自身で稼いだお金をどう貯めるか」というところについて比較的とっつきやすい「携帯代と保険代」について書いていきます。
当ブログを読んで頂いている方の30%ぐらいは25〜34歳の社会人なので、何か伝わればと思ってます。
固定費とは
固定費とは、単純に自分自身が家賃や携帯代などの毎月払っているお金のことをさします。
自身の固定費が月々どのぐらいなのか見直しを行っていますでしょうか。
「お金を貯める」となった時に「節約しよう」という発想になりがちですが、「固定費」を削減した方がより効果があるのでまずは自分自身の固定費について見直してみましょう。
節約と聞くと例えば「電気をこまめに消そう」とか「水を出しっぱなしにしない」とか「安いものを食べよう」というような事になりがちですが、これだと心がさみしくなりますし、何よりもそこまでの金銭的な効果が得られません。
そんなことよりも自分自身の固定費を見直し、一回修正するだけで毎月の支出を抑えられます。なのでまずは「固定費」に着目してみましょう。
格安SIMに乗り換えて携帯代を安くする
携帯代は本当に高いですよね・・。政府が注意するぐらいなのでよっぽどなのでしょう。
ちなみに私は今年の2月に「SoftBank」から「楽天モバイル」へ変更しました。
この変更で約7〜8000円/月だったのが現在は約1500円/月になり、毎月5〜6000円の固定費削減に成功しました。年間にすると60,000〜72,000円ぐらいの削減ですね。(夫婦で変えれば年間120,000〜140,000円削減で良いとこの旅行行けます。)
しかも最初の三ヶ月は上村選手の紹介で無料(なんとか料2円払ってますが)で使っていました。ありがとうございました。
どのプランでも無料だったので一番大きい24Gのプランで三ヶ月利用してました笑。
その後は2Gのプランで高速通信をOFFのまま使っていますがYouTubeも普通に見ることができます。
無料期間が終わった後の支払いは以下の通りです。(7、9月はダイアモンド会員の為さらに500円引き)
楽天モバイルは楽天ポイント(期間限定ポイント含む)で携帯代を払えるのでポイントいっぱいゲットできる人は携帯代がポイントでまかなえちゃうなんて事もあります。
楽天モバイル、本当にオススメですよ。
別に楽天モバイルに限りませんが、格安SIMであればだいたい月々2〜3000円ぐらいになると思います。
最近3大キャリア(ドコモ、AU、SoftBank)も料金プランの見直しがあり変更されていると思いますが、検討してみる価値はあると思います。
2019年10月16日追記
三大キャリアの料金プランも大きな見直しは見られませんでしたね。(格安のプランは1Gのプラン等で今後のことはわかりませんが・・・)
格安SIMに変えてみてどうだったか
格安SIMに変えてみて感じたことは、
- SoftBankのアドレスでメールしていたのは両親だけだったのでアド変は送っていない
- 各サイトのアドレス変更は面倒だった。
- 変更後は特に不便なし
- やはり通信速度は少し遅い時(12時から13時・18時から19時)もあるが気にならない
程度ですかね。特に不便もないので変えてよかったと思ってます。何より月々の固定費が減ったことが嬉しい。
(楽天モバイルは10月に5Gがスタートするタイミングで独立回線となり、大手3大キャリアの仲間入りをするようです。それによって料金設定が変わるかもしれない?です。)
気になる方は調べることからスタートです。ネット上に情報はいくらでもあります。
3大キャリアのメリットは?
ちなみに3大キャリアを使うメリットってなんでしょうね?
実店舗が多い?回線が安定してる?ポイント?家族が使っているから?
じゃあスマホを使って何をしているのか。だいたいライン、SNS、インターネット、ユーチューブ、ゲーム、そんなもんですよね。
3大キャリアじゃなきゃできないことはそこまでない様に思います。
2019年10月現在でも3大キャリアを使っている人はいまだに80%もいるようです。5人に1人した格安スマホの恩恵を受けていないなんてビックリです。
保険の見直し
保険入ってますか?保険料に月10,000円以上とか払っていたら見直しが必要です。
正直保険については各自の考え方があるので最終判断は自分自身です。ただ事実を知った上で入り続けるかは決定して欲しいです。
私自身も25歳の時に父親に地元の保険屋に連れて行かれ3つの保険に入っていました。(医療、終身積立、収入保障)
5月ごろこの三つとも不要と判断し、解約手続きをしました。約15,000円ほど削減です。ちなみに何もなしだと流石にちょっとと思い県民共済だけ入り直しました。
保険のそもそもの目的
そもそもですが「保険」の意味を調べてみてください。
”偶発的に起こった事象によって生じる、経済的な不安に対してかけておく”のが保険ですよね。
経済的にやばい状況になりたくないから保険に入るんですよね。
そしたら、実際その事象が起きた時にいくら必要なのかってわかりますかね。それを知らないで良いように営業されちゃうのでみんな保険に入ってしまいます。
まずは、その重大事に必要なお金を貯めるのが先です。保険に入っているからお金が貯まらないという逆の発想も必要です。
医療保険は必要か?
怪我とか病気して入院して、保険もらって得した。とかいうあれですね。
かくいう私も実は昨年10月、11月、そして今年の1月に入院をし、医療保険で”勝った”んですが、ラッキーだっただけです。
実は日本国民は医療費について3割負担という保険にすでに入っています。そして日本には「高額医療費制度」という制度があります。
どれだけ医療費がかかっても月10万円ぐらいになる制度です。つまりもし万が一3ヶ月入院したとしても必要なのは30万円ぐらいということです。
であれば「30万円を貯めておけば医療保険に別途入る必要はないでしょ」という考え方ができるかどうか・・です。
その保険がどのような時に使えて、入ってなかった時生活が困るほどお金がなくなるか調べてみましょう。
積立系の終身保険は?
毎月積み立てておいて、もしもの時はこれだけお金が受取人に入ります、ある一定の時期がくれば元本を超えそこからは利益が発生します。とかってやつです。
これはもう本当にいらないです。奥さん、子供がいる場合はちょっと考えるかもしれませんが、自分の人生にお金掛けますかって話です。
自分の使いたいことに使いませんか?誰のために稼いでるんって話です。
もしもの時は自分はお金を使えません。いつその時が来るかわからないですが、そんな自分の人生をギャンブルにしたくないです。
保険で積立するのは、ただの高い手数料の高い投資信託にお金を払っていると考えてください。
保険会社は皆さんから集めたお金を投資に運用し皆さんにお返ししているだけです。皆さんから高い手数料を取って、です。
収入保障保険も同じようなもんですね。
それやったら自分で投資をしたほうが絶対的に良いです。
保険屋さん儲かってますよね
さて、日本人は保険大好きで、保守的な民族なので8〜9割の人が保険に入っているそうです。
都心部で目に入るどデカい看板はどこの会社ですか?いつでもテレビでCMやってるのはどこの会社が多いですか?
その莫大なる広告費はどちらから引っ張ってきているのでしょうか?
別に保険に入っているのが悪いというわけではないです。中身をきちんと確認して理解した上で自分にとって必要かという判断をして欲しいという、それだけです。
知らないことを知るということ
”無知の知”という言葉がありますが、世の中には知らないことがたくさんあると思います。
知っている事で得している人もいますし、知らないがために損している人も沢山います。
特にお金の勉強というのは興味を持たない限り誰も教えてくれません。
育った家庭が「金融リテラシー」の高い家であれば学ぶ機会があったと思いますがほとんどの家庭はそうではないです。
お金の事なんか学校では教えてくれないです。なぜですかね?知られたくない人たちがいるからですね。
賢い人達がルールを作っていますし、ルールを知らない人は負け続けますよね。ルールを作った人達が勝つためにはルールを知られないことが一番です。
教えてくれるのは「納税は国民の義務だ」ということぐらいです。笑
まとめ
今日は固定費の中でも携帯代と保険代について書いていきました。
自分自身で本当に必要な支出なのか一度見直すきっかけになればなと思います。
アルティメットでも他のスポーツでもそうですが、ルールを知らずして試合に勝つのは無理です。
まずは興味を持つ。それから調べる。勉強する。行動する。そんなステップでも構わないと思います。
給料を5,000円アップさせるのはかなり大変ですが、固定費を5,000円下げるのはそれよりは簡単にできます。(給料は税金も引かれて手取りになるので厳密にいうとここもイコールではなく固定費5,000円削減は、給料6,000円分ぐらいアップとイコールになる。)
別に私自身すごく成功した人間かと言われればそうではありませんし、ごくごく普通の、いや普通より割と遠回りの人生を送っている方です。ですが最近学んだ事も知って欲しいなと思って発信しているだけなので、自分でこの後どうするかは自分次第です。
ご自身で働いて稼いだお金はご自身で納得して使うこと、そして守るようにしましょう。
それでは今日はこのへんで。