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アルティメットの楽しさとは?

マインドセット
この記事を書いた人
能勢 雷人

大阪体育大学BOUHSEARS(2007~2010)〜文化シヤッターBuzzBullets(2011~2022)〜Bustar
ポジション:ハンドラー
日本代表歴:2010WU23UC、2011,2015,AOUC、2012,2016,WUGC
埼玉県フライングディスク協会事務局長
JFDA公認ゲームアドバイザー
U.C.ABLAZERS(ユースチーム)創設

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こんにちは、バズバレッツの雷人です。

緊急事態宣言が延長されてしまいました。なかなか大変な状況ですが、海外ではワクチンの投与も始まり徐々に感染者数が減っているという良いニュースもありますので少しずつ前に進んでいることでしょう。

悪いことと良くなっていることは両立しますからね。

さて今日は「アルティメットの楽しさ」について考えていきます。

質問いただきました。

能勢雷人さんにとって、アルティメットの楽しさって何ですか?

シンプルな質問ですね。

何が楽しくてアルティメットを14年もやってるのって話です。

自分でも改めて考える良い機会だと思うので記事にしました。

この記事を読むことでアルティメットの楽しさが伝われば嬉しく思います。

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アルティメットの楽しさとは?

私は大学1年生の時にアルティメットという競技と出会い、プレイヤーとしてのスタートを切り今年の4月で15年目?のシーズンを迎えることになりました。

ぶっちゃけ質問にあるようにアルティメットに対する「楽しさ」がなければここまで続けてこなかったと思います。

改めてアルティメットの楽しさを考えてみたいと思います。

何年やっても”追求しろ”がある

アルティメットを始めてから14年続けていますが、今だに”追求しろ”があります。

”しろ”っていうのは余白のことですね。(のりしろ、伸びしろみたいなん)

多少は成長しているとは思うのですが、やればやるほどこんなことも出来るとか、こんなやり方もある、と言ったように掘れば掘るほど底なしで噛めば噛むほど味が出て来ます。

昨年13年やってきて初めて「手ミート」に力を入れて取り組んだところ、苦手意識のあった手ミートができるようになりました。

全体練習ができなかったので、少人数での練習や2グループに分かれての練習になったことで、いつもよりもチャレンジしたスローも投げるようになり、よりゲインのあるパスが出せるようになってきているとも思います。

10年以上プレーを続けてきた中でも、まだまだ成長する余白があります。

他の競技でも同じことが言えるかもしれませんが、歴史の浅いスポーツだからこそ”追求しろ”がたくさんあり、よりそれが楽しさを生んでいる気がします。

「できた!」の成功体験が豊富

追求しろと似通った話にもなりますが、アルティメットには多くの「できた!」があると思います。

本当に最初の最初は、「スローが投げられるようになった」というところから始まり、「ディスクが綺麗に飛ぶようになった」とか「長い距離投げられるようになった」といったようにまず投げられるようになること自体が楽しいと思えます。

投げることだけでも十分中毒性があるほどハマりやすいものです。

そしてそこから、基礎練習などでうまくパスが通せた、試合でやりたいプレーができたなどの個人だけでなく仲間との連携したプレーを成立させることに楽しさを覚えていき、さらにその先に「勝って楽しい」というチームの勝利が楽しさとして待っています。

そういった成功体験が豊富なところも楽しいと思える要因の1つだと思います。

チームスポーツの楽しさ

アルティメットに限らずチームスポーツでは、仲間と一緒に何かを達成するという楽しさがあります。

これは個人スポーツにはない醍醐味で、チームスポーツは仲間がいないと得点が取れないし勝てないスポーツなのです。

一本のシュートにしたって、レシーバーがいなければシューターはシュートを打つことすらできません。

チームスポーツでお互いのできることを理解しあっている仲間がいるからこそをシュートを通したり、連携してディフェンスしたり、ひとりではできないことができるようになるのです。

仲間の存在

アルティメットの楽しさを語る上では、仲間の存在は外せません。

アルティメットの競技自体の楽しさはもちろんありますが、私は一緒にやっているバズの仲間が好きです。

一緒にいるのが楽しいし、練習や試合するのが楽しいし、何より昼食のオフタイムの馬鹿話が仕事で疲れた心をリフレッシュさせてくれます。

同期に「アルティメットの楽しさ」について話した時にも仲間の存在がでかいよねという話をしたところ「それはそう。何をやるかも大事だけど、誰とやるかも大事だよね」ってなりました。

地元の幼馴染にどこで飲むのがオモロイかなって話してたら「場所じゃないけん。人じゃけん。どこでもえかろ」って言われてハッとさせられたことがあります。

結局人は人との関わりの中で、楽しさや幸せを感じているものです。

今まで引退迷子になりながらも、とりあえず2022年のクラブ選手権まではプレイヤーとして頑張ることを決められているのもバズの仲間がいてくれたからです。

本当にいつも感謝しています。ありがとうございます。

勝利とは関係ない楽しさ

もちろん試合では勝った方が楽しいのですが、それを気にせずやるアルティメットも楽しいです。

私にとってはクラブジュニアさんのガイアカップや地方でのゆるい大会に参加するときがその感じです。

こういった時は勝ち負けに関係なく、一緒にプレーするメンバーと楽しむことが第一にきます。(体の奥の負けず嫌いおじさんが出てくることも多々あります。)

所属チームだと日本では負けられない戦いになりますし、世界戦も当然勝ちにいっているのでこういった気持ちを楽にプレーできる機会は貴重でいつも楽しんでいます。

もちろん夜の飲み会も大好きです。

またコロナが落ち着いたら参加したいです。

まとめ

まとめると「アルティメットは、いつまでやっても追求しろがあり成功体験が沢山あり、それが仲間を通じた楽しさに変わっていき、どんどんハマる楽しさがある」ということです。

私もまだまだこの底なし沼から抜けられそうにないので、しばらくアルティメットは続けると思います。

たとえバズを引退して第一線でのプレーを退いたとしても、U.C.ABLAZERSでの指導や一線を退いた仲間たちと一緒にプレーしたいと思っているので今後の人生でも大切にしていく競技になると思っています。

もちろん悔しいと思ったりもう辞めようと思ったことはあっても、アルティメットが嫌いになったことは一度もありません。

それはこのアルティメットというスポーツに「楽しい」がたくさん詰まっているからです。

多くの人が本当に飽きるときやどうしても離れなきゃいけない時までアルティメットを続けて欲しいと思います。

いつか一緒にプレーしましょう。

競技を続けていればきっと重なる時はくると思います。

もしよかったら私が作ったユース世代を中心としてクラブチームU.C.ABLAZERSのディスクを販売していますので、購入・支援いただけると嬉しいです。(ディスク購入はこちらから

よろしくお願いします。

というわけで今日はこの辺で。

ではまた。