こんばんは、バズバレッツの雷人です。
本日給付金が振り込まれました。個人的にも懐が寂しくなってきていたので助かりました。
早速少額ではありますが、一部を昨日紹介した日本フライングディスク協会のクラウドファンディングに支援させて頂きました。
さて、本日は「日本体育大学に学ぶ、1対1と手ミート文化」というテーマで進めていきます。
日本体育大学に学ぶ、1対1と手ミート文化
今回このテーマを扱った理由としては、最近スローやキャッチの基礎的なところについての投稿を続けていて、やはり基礎というものは大事だと感じ、お手本になるようなチームがあると思い「日本体育大学」を例にあげてみようと思ったからです。
特にウィメン部門の方が色濃く継承されている印象を受けるので今回の記事は日本体育大学の中でもウィメン部門にスポットを当てているものだと捉えていただければと思います。(メン部門がそうでないというわけではないです。)
ちなみに私は大阪体育大学出身なので、出身大学でもなんでもありませんし、日体大を特別ひいきして見ているというわけでもありません。
単純におそらく日体大で引き継がれているあろうことについて学ぶべきこともあるのではないかと思ったので今回の記事を書いています。
日本体育大学バーバリアンズ
アルティメットをやっていればご存知だとは思いますが、日本体育大学はアルティメットの強豪チームです。
ウィメン部門では過去2019年までの全日本大学選手権30回のうち12回優勝を誇る強豪校です。(もちろんメン部門も9回優勝の強豪校)
さらにおそらく歴代もっとも多くの日本代表選手を輩出している大学ではないでしょうか。
今日は日本体育大学ウィメンの試合などを見ていて他のチームも学ぶべきところを紹介していきます。
色々動画を見てみたのですがいい感じに今回の記事にフィットする動画は見つかりませんでした。
ですが、個人的に印象として頭に残っていることなので完全に個人的主観が強い記事になります笑。
一応参考までに古いですが1試合動画貼っておきます。
キャッチの強さ、特に手ミート
かなり前から感じていたことですが、日体大の強さは「キャッチの強さ」にあると感じています。
特にその中でも特に「手ミート」が強い。(手ミートについての参考記事「キャッチングの種類について」)
直接聞いたわけではないので推測になるのですが、基本的にチーム内でキャッチは「手ミート」するように指導されているのではないかと思っています。
手ミートの重要性については「キャッチングの種類について・手ミートの重要性」の中でも紹介しています。
キャッチの強さや手ミートの強さは、スローワーへの信頼感につながり、レシーバーだけでなくスローワーをも成長させることがあります。
手ミートの強さはそのまま後述する1対1の強さに直結します。
日体大に伝わるフレーズ
日体大に代々伝わるフレーズで
スローは愛情、キャッチは根性
という言葉があるそうです。(続きもあるらしいですが、割愛します。)
”愛情を持ってスローを投げて、投げられたディスクはどんなスローでもキャッチする”というような意味合いだと思いますが、この言葉はアルティメットの本質を捉えているように感じます。
日体大のキャッチの強さが垣間見えるフレーズです。
また、チームメイトの南紀の弾丸こと芝選手は「挟んでなんかいつでも取れるからキャッチは手ミートや」という言葉で、ある人物に指導していました笑。
普段の練習から「手ミート」で慣らしておけば、いざという時もしっかりと「手ミート」でキャッチできるということです。
1対1の強さ
もう一つ日体大の強さとして感じるところは「1対1の強さ」です。
日体大はオフェンスはバーティカルスタック、ディフェンスはマンツーマン主体のチームです。
このオフェンスとディフェンスはまさに「1対1」が強いチームが得意とするスタイルになります。
オフェンスでは一人一人のレシーバーがしっかりと1対1を仕掛けて奥やミートに抜けてきて、そこに対してスローワーが投げる。
そしてディフェンスと競るような場面では「手ミート」でキャッチしたり、少しスローがそれてしまった時はキャッチでカバーする。
こういった強さは他のチームよりも日体大が重きを置いている部分ではないかと思っています。
1対1こそがアルティメットの醍醐味
チームメイトが常々言っている言葉で「1対1こそがアルティメットの醍醐味」という言葉があります。(ちなみにそのチームメイトも日体大出身)
アルティメットはチームスポーツですが、一人一人が目の前の相手(ディフェンス)とどう戦っていかに勝つか。
そういった切磋琢磨がアルティメットの楽しいところでもある。
チームスポーツでも結局行き着くところは「個の力」ということになります。
一人一人がしっかりと「個の力」をつけるために努力していき、その集合体や掛け合わせが「チームの強さ」に繋がっていくということです。
まとめ
今回、日体大の強さを感じる部分である「手ミート」と「1対1」について紹介しました。
どんなチームであろうと実践できることであり、実践することで個人の力やチームの力がアップすることは間違いありません。
チームで大切にしている”チームの軸”があり、それが”誰でもできること”であり、それをしっかりと取り組むことでその強さを何年も保っているのだと思います。
今後の練習では私も頑張って苦手意識のある「手ミート」をベースにしていこうと思います。
というわけで今日はこの辺で。
ありがとうございました。
それではまた。