こんにちは、月曜日の朝は体中が痛くて起き上がるのが絶望的に辛いバズバレッツの雷人です。
30歳を超えたあたりから土日の疲れは残りやすくなって、しっかりケアしないとダメだなと思い昨日も近所の亀の湯に行ってきました。
さて今日は「スコアリングシステムからSpoLiveへ〜SpoLiveに賭ける未来〜」というテーマで書いていきます。
変化には痛みを伴うことがしばしばあるので、仕方がないことだと思いますが個人的な思いを述べさせてもらいます。
スコアリングシステムからSpoLiveへ〜SpoLiveに賭ける未来〜
今回の全日本アルティメット選手権大会から新しく、「SpoLive」というスコア配信アプリを導入して試合の結果などの情報を配信しています。
以前まではみなさんご存知のスコアリングシステムというものが使われていました。スコアリングシステムでは試合の結果の他にもいろんな情報を見ることができました。まだ見たことない方は、協会のホームページから過去の大会情報のところにありますので確認してみてください。
それが今大会からSpoLiveというアプリでの配信に変わっています。
早速アプリをダウンロードしてみた
数日前に地区予選の結果が見たかったので、確認しようと思ったところ以前までのスコアリングシステムからアプリに変わったということを受け、アプリをインストールしてみました。
最初に感じた率直な感想は「他のメジャースポーツの並びに入ってるのすごいやん」という感じでした。サッカー、野球、ラグビー、なども入っている中で「フライングディスク」がその名を連ねていました。
リリースされた時期は調べたので正確なところはわかりませんが、おそらく一年前ぐらいからのスタートのようです。まだアプリとして普及が進んでいないかもしれませんが、多くのメジャースポーツを巻き込んでいるところをみるとこれから多くの人が使い始める可能性は秘めているアプリなのかもしれません。
アプリ自体はNTTコミュニケーションズの社員が社内企業で始めた事業で、そのまま独立して行ったというなんとも今風の経歴を持っているようです。
SpoLiveの主な機能
このアプリのセールスポイントは「リアルタイムで熱狂できる新しいスポーツ観戦体験」という風に書かれています。
スポーツの速報を実況や解説をリアルタイムで楽しみながら、競技を応援してくれるファンをもっと増やそうという意図が感じられます。
アプリの中でやれることは
- リアルタイムで実況や解説が観れる
- 活躍している選手の情報が知れる
- ルールや選手データなどわからないことは質問できる
- 試合を見ながらみんなで応援できる
- フォローしたチームやリーグを一覧できる
といった感じです。まだまだあるかもしれませんが、アプリのインストール画面で紹介している主な機能は上記の通りでした。
まだまだアプリを導入したばかりのフライングディスク界としては、アップデートされている情報が少ないので、選手データやルールなどは見ることはできないみたいですが、これから利用者が増えたり更新できる人が増えるとアップデートされていくのかなと思っています。
今までのスコアリングシステムでは、内部(アルティメット関係者)の人間は見てるけど、外部の方に知っていただけるものではなかったので、よりアルティメットに関わっていない方にも知っていただけるようにとSpoLiveを導入したのかなと思っています。
数日前はアプリが落ちて結果が見れなかった
2週間前ではまだアプリの方でいろんな不具合があったのか、スコアを確認しようとするとアプリが落ちるという自体が続出しており、自分もそうなっていて正直な感想としては「これはダメだね」でした。
ただ、初期段階の不具合だろうなとも思っていたので、まだ判断するには早いとも思っていました。
今日確認したところ、アプリが落ちることなくスコアなど見ることが出来ていたので何かしらの不具合があり、早急に対応してくれたのでしょう。
SpoLiveで確認できる大会(試合)の情報
今アプリで見たところ、SpoLiveで確認できる大会(試合)の情報は以下の通りです。
- 試合結果(点数と勝敗)
- タイムラインと得点情報(選手のスコア情報はゴールは選手のみ?)
- 試合詳細(ゴール・ブロック・タイムアウト・スローオフなど)
その他の情報としては
- どちらのチームがどのぐらいの人?に応援されているかの数字(応援バトルというどちらの方が応援されているかのバトルがアプリ独自のものである)
- チャットでの応援
があります。
それぞれの細かい説明は省きますが、情報が充実していけばもっと良くなりそうな気もします。
少し残念なのが「アシスト」が反映されないことです。アルティメットはゴールだけじゃなくアシストもかなり注目ポイントなのでアップデートしてほしい部分ですね。
選手やファンが使っていくことでアプリを充実させていく
何をするにもそうですが、使い始めは慣れもないのでどうやって使うのかわからないなんてこともあると思います。徐々に使っていって慣れていくしかないかなと思います。
サービスのスタートなんてなんでもそうです。「使いにくいなぁ」がつきもので、ユーザーからの声が開発者に届いて改善改善を重ねてサービスは育っていくものです。
YouTubeだって、TwitterやInstagramにしたってリリースしたての頃は使い勝手の悪いものだったはずです。ですがユーザーが増えて、改善を重ねてきたからこそ今の使いやすさが実現しています。
変わりたての頃はそういうものだと思って、前のスコアリングシステムの方がよかったなと思うのではなくて、どうやってこのアプリ内で前のシステムぐらい充実させていくかを考えることが大事だと思います。
やたらユーザーからアプリへの要求が多い競技になってもいいと思ってます。
自分たちがよりよく使いこなすためには、使い込んでいくしかないのです。
まだ大会に行ってないですし、試合でどのように使われているかは想像でしかないのですが、おそらくチーム内のメンバーかチームスタッフか大会スタッフが試合中に更新していく形になっているのかと思います。
ゴールの情報については選手の名前が出ているチームとそうでないチームがあるということで、各チームが選手情報を登録しているかどうかでそれが反映されるかどうかが決まっている気がします。
選手がもっとアプリに寄り添う
そうなれば私たち選手がやるべきことは「アプリ内の情報を充実させる」です。
穴ポコだらけの情報を見ても「ナニコレ」と思うだけで、そこに価値はないと判断してしまいます。
それぞれのチームが情報を充実させていくことで成立する気がするので、各選手?スタッフ?マネージャー?がアプリ何の情報を充実させていくことが大事だと思います。
最初から突き放すのではなく、もっと自分たちから寄り添うことでより多くの人に情報を届けられるようになるのではないかと思っています。
まとめ
今大会から試合結果などの情報が、従来のスコアリングシステムからSpoLiveへ変わっています。
すでにいろんなところで波紋を呼びつつありますが、変化に痛みはつきものです。
確かに以前のスコアリングシステムはいろんな情報が整備されていて、見やすく多くの”競技者(アルティメットをやってる人)”は見ていました。(その分多くの人員を入力作業に割いていたことも事実。かなりアナログなシステムではあった。)
ただそれだけ(内需だけ)ではダメで、もっと競技者以外にも見てもらって”アルティメットファン”を増やしたいということで、今回のアプリへの移行が進んでいるのだと思います。
今までのシステムではコートでスコアをスコアシートに書いて本部に持って行って、そのスコアシートを見て大会スタッフが朝から晩まで入力していました。この作業が、アプリでその場で完結します。
アプリ内で個人のスコア集計などできるようになるのか、まだまだ未知数なところはありますが、将来性はあると思っています。
このSpoLiveでフライングディスク界の情報がどれだけ見やすくなるかは、私たち選手一人ひとりの手にかかっていると思います。
まずはアプリをインストールしていない人は「SpoLive」でアプリ検索してスマホに入れることから始めましょう。
このアプリ内の情報が充実して見やすくなればなるほど、アルティメット界の外にいる人にも見てもらえるようになり「ファン」の獲得が出来て、競技としての未来が明るくなっていくはずです。
今まで数年間、いや数十年間もの間、アルティメット界は中の事ばかり考えてきたと思います。
「自分たち(選手)さえ楽しければ良い」という思いがあり、これからアルティメットを始めたい人たちが入りにくいコミュニティになってしまっていたと思います。
スポーツ自体には大きな魅力があるので、もっとコミュニティ外の”ファン”を増やしていくことが、競技の発展に繋がっていくと信じています。
このSpoLiveはそのための1つのツールとしての可能性を秘めているのではないでしょうか。
この未来を生かすも自分たち次第な気がします。
あなたならどうしますか?
それではまた。