こんばんは、バズバレッツの雷人です。
本日は久々の仕事もアルティメットもない休日でした。
そんな休日も懲りずにディスクゴルフをして、フリスビーを投げてきました。
以前から思っていたのですが今日、日本を牽引するディスクゴルフプレイヤーT2とラウンドを回って改めて感じたので記事に起こしておきます。
アルティメットプレイヤーがディスクゴルフを始める事による可能性
少し前の記事で最近アルティメットプレイヤーでディスクゴルフを始めている人が増えているという内容を投稿しました。(過去記事はこちら)
コロナの影響でソーシャルディスタンスが保てることや、アルティメットもチームとして活動できないということもあってか、SNSなどでチラホラとディスクゴルフを始めている人が見受けられます。
この流れはすごく良いことだと思います。今日はその「アルティメットプレイヤーがディスクゴルフを始める事による可能性」についてです。
アルティメットプレイヤーがディスクゴルフを始めることでどんなことが起きるのか考えてみたいと思います。
ディスクゴルフのイメージを払拭できる
近年、コロナの影響もあってかボールを打つ方のゴルフも若者の増加が進んでいるそうです。
ゴルフと聞くとイメージとしてある程度年齢を重ねた人がやるものだと思う人も多いでしょう。
そのイメージはディスクゴルフも例外ではなく、実数としてはわからないのですが若いプレイヤーは少ないそうです。
アルティメットプレイヤーの6〜7割は大学生プレイヤーなので、両競技の年齢層は全く違うものであります。
しかし、アルティメットプレイヤーがディスクゴルフも楽しめるようになると、ディスクゴルフ界の若返りはどんどん進みます。
そうすれば、これまでのディスクゴルフのイメージを払拭できるのではないかと思ってます。
アルティメットでディスクを投げているアドバンテージが強い
今日私は人生で3回目のディスクゴルフでした。強風という悪条件ながらも、これまで長くディスクゴルフをプレーしていた方々とそこそこながらついていくことができました。(T2はもちろん異次元でしたが笑)
それは私が昨年ディスクヴィレッジのとかさんに2日間レクチャーを受けたこともあるかもしれませんが、何より13年ほどアルティメットでディスク(ウルトラスター)を投げてきた経験があったからだと思います。
「どの角度でリリースすればどう風を受けてどう曲がっていく」と言ったようなことは多少予測がつきます。
もちろん普段投げているディスクと特性が全く違うので、自分のイメージ通りに行くスローはほとんどありませんが、大外れは少なく済みました。
ディスクが持つ特有の浮遊性などを理解しているということは、全くゼロからスタートするディスクゴルフプレイヤーからすると大きなアドバンテージです。
ゼロからディスクゴルフで日本やアジアのトップになったT2
今日一緒にラウンドを回った日本のディスクゴルフを牽引しているT2こと菊地さんは、22歳の頃に何か新しいスポーツを始めようと思ってディスクゴルフを始めたそうです。
22歳で経験ゼロからスタートして、その道を極めていって日本やアジアのトップを取り、世界大会に出場したりしています。世界ランキングはベストで27位までになっています。
もちろんご本人の努力の賜物であることは間違いないのですが、ゼロからスタートしていても世界の強豪と渡り合えるまでのプレイヤーになれるということです。
ということはアルティメットである程度ディスクが投げられるようになっている状態からディスクゴルフをスタートして努力して努力して努力すれば、もしかしたら日本のトップになれたり世界大会に出場したりすることもできるようになれるかもしれません。
甘い考えかもしれませんが、一つの可能性として十分にある話だと思っています。
私個人はあわよくば狙ってやろうとこっそり思っています。
ディスクゴルフは賞金がある
ボールでのゴルフと同じようにディスクゴルフにも賞金があります。日本選手権でも少額ではありますが賞金が出るそうです。
現状賞金が少額である理由はそもそもの競技人口が少なかったり、認知度が低くスポンサーが少ないということを予想しています。
もし、アルティメットからディスクゴルフへ人口が流れていけばその賞金も上がって行くことは考えられます。
ちなみにアメリカではディスクゴルフコースはボールのゴルフコースの数よりも多く、街中にあるスポーツショップやおもちゃ屋さんにも当たり前のようにディスクゴルフ用のディスクが陳列されています。
トッププレイヤーは賞金で”億”を稼いでいるとのことです。
近い将来日本でそのようなことが起こるとは考えにくいですが、アメリカではそんな夢のような話が現実としてあります。
大学アルティメットで引退後の選択肢としてのディスクゴルフ
私は大学でのアルティメットが終わった後も社会人で続けていますが、多くの大学生プレイヤーはアルティメットを離れます。
どれだけの人数がフライングディスクから離れているかはわかりませんが、大学生に限らず毎年多くの人がなんらかの理由でアルティメットから離れています。
大学生でアルティメットを引退した後にディスクゴルフを始めるという選択肢はどうでしょうか。
ディスクゴルフはディスクを揃えるというハードルこそありますが、コースがあるところに行けば基本1人であってもプレーができます。
アルティメットのような激しい運動量もないので、怪我のリスクも少ないです。
しかもラウンド中は歩くことになるので社会人になった時の運動不足解消にももってこいです。
会社とは別のコミュニティの大切さ
社会人になると関わるコミュニティが「会社」に大きく偏ります。
そこで会社以外のコミュニティを持つことが非常に大切です。
平日週5日働いていると「会社」というコミュニティしか関わりがなく、残りの2日を一緒に過ごせるコミュニティが何もないとリフレッシュができません。
現状日本人の多くは「会社」に対する満足度は低い状態です。
そんな中で「会社」とは別にコミュニティ(今日の話で言うとディスクゴルフを一緒に楽しめる仲間)が持っておくと、休日の充実度は上がります。
何もせずにダラダラ過ごす休日と、仲間と笑い合いながら過ごせる休日とどっちが良いかは容易に想像できます。
アルティメットは続けられないけどディスクは好きだと言う元アルティメットプレイヤーはたくさんいると思うので、大学生でアルティメットを引退したとしてもディスクゴルフという選択肢があることを知っておきましょう。
二足のわらじでも良い
個人的には「アルティメット×ディスクゴルフ」の両方を続けて行くのもありだと思っています。
私個人としてはもう数年はバズでプレーしたいので今日のような何もない休日ぐらいしかディスクゴルフをプレーできません。
しかし、そういったガチガチでアルティメットを続けたいというプレイヤーばかりではないと思うので、アルティメットもやって時々ディスクゴルフもやるというスタイルでも全然良いと思います。
ウルトラスターでディスクゴルフコースに挑んでも面白いかもしれません。
アルティメットに体がついていけなくなったらディスクゴルフに本腰を入れるということもありではないでしょうか。
ディスクゴルフを知り、プレーしてみよう
このブログを読んでくださっている方は、ほとんどがおそらくアルティメットの現役プレイヤーで、その多くが18歳から26歳ぐらいの方です。(データ上半数がそう)
ディスクゴルフというスポーツがあることがわかったと思うので、とにかく近くにディスクゴルフコースを探して、最初はウルトラスターでも良いからやってみてください。
ルールやマナーもわかんないかもしれませんが、きっと楽しめるはずです。
ボールでのゴルフでもディスクでのゴルフでもハプニングは必ず起こります。
親しい仲間とリフレッシュがてらディスクゴルフに触れてみましょう。
ディスクゴルフの情報やコースの情報は以下のサイトにまとめられているのでぜひご覧ください!
まとめ
最後ディスクゴルフの宣伝みたいになってしまいましたが、今日の話をまとめると「アルティメットでディスクを4年間投げ続けた大学生がフライングディスクから離れてしまうのはもったいないから、ディスクゴルフをやってみるのはどう?めっちゃ頑張れば日本のトップになったり世界大会に行けちゃうかもよ。」といったところです。
アルティメットプレイヤーがディスクゴルフを始めるための導線は、なんとかT2と話ししながら作っていきます。
各地の公園でフリスビーが飛び交っている日本ですが、まだまだ競技としての認知度はどれも低いです。(なぜかフリスビードックが一番有名・・・。)
それぞれのフライングディスクスポーツの人口が増えれば、多くの人が目にする機会が増えて認知度も上がっていくと思ってます。
「アルティメット×ディスクゴルフ」が持つ可能性を模索しながらいろんなことをしていきたいなと思った、久々のラウンドでした。
T2と一緒にオンラインサロン「DISCEDGE」も運営しています。現在サロンメンバーは20人ほどになりました。興味のある人は「DISCEDGE」のサイトもぜひ見にきてください。
というわけで今日はこの辺で。
ではまた。