こんばんは、能勢です。
最近テレビをほとんど見てなくて、世間の情報が入ってきません。
なにやら国会で安倍総理が、IT関連の答弁をしたことが波紋を呼んでいるようですね。
個人的には否定も肯定もしませんが、賢い人たちによって定められたルール(賢い人たちが勝ちやすいルール)をしっかりと見定めて生きていくことが大事だと思います。
さて、今日は「For Life」カテゴリーの話です。
興味ない人はスルーして頂いて結構です。
当サイトを見て頂いている方の約7割の方が社会人です。
働き始めてある程度お金が貯まっている人もそうでない人もいると思いますが、今日はメガバンクにお金を預ける「預金」についての話をしていきます。
もう知っているよという方はすいません、スルーでOKです。
少しでも日本の現状やお金のことに興味がある方は読んでいただければと思います。
メガバンクとは?
「メガバンク」とは、巨大な資産や収益規模を持つ銀行および銀行グループのことをさします。
わかりやすく言うところの、赤い銀行・青い銀行・緑の銀行がそうです。
他にもたくさんありますが今回は割愛して話を進めます。
要はめちゃくちゃ大手の銀行のことです。
メガバンクの金利
ではメガバンクの金利はどのぐらいなんでしょう。
現在日本は超低金利になっており、普通預金で0.001%、定期預金でも0.01%です。
たまに銀行で記帳をした際に「普通預金利息」と言う項目があり、ほんの少しだけ銀行から入金されていると思います。
ちなみに仮に1年間100万円預けていて、貰える利息は普通預金でわずか10円、定期預金でも100円にしかなりません。
(積立とか他にも色々ありますが割愛します)
※金利とは?
金利とは、資金の貸借において借り手から貸し手に支払われる利息(貸借料)の、貸借された金額(元金)に対する割合のことを言います。今回の借り手は銀行で貸し手は自分ということになります。
利子にも税金
先ほどの利息は課税前なので、そこに約20%の税金が課せられます。
仮に10,000円の利息を普通預金で得ようと思うと「約12億」必要になります笑。
圧倒的に無理ですね笑。悲しくなります。
なのに手数料は100〜200円?
銀行に預けて貰える利息はその程度なのに、ATMでお金をおろしたり他のところへ振込する際には手数料を取られます。
しかも100〜200円とか・・。
仮にも100円の利息を得るには普通預金で1,000万円預けなければもらえません。
でも30,000円下ろすのに100円とか取られたんじゃたまったもんじゃないです。
極力手数料を払わないように環境つくりをすることが重要です。
銀行はこの手数料などが収益につながるので、あの莫大な広告料は私たちのお金から払われているとわかります。
日本銀行券に全額投資しているリスク
日本人は預金・貯金が大好きです。”安心”とか”安全”とかが大好きです。
それに比べ投資はなんだかよくわからないからといってやってない人が9割です。
しかしながら、銀行預金も投資だということを理解しておく必要があります。
銀行も皆さんが預けたお金で、高金利で融資を行ったり、国債に投資したりなどの運用をして利益を出しています。
「普通預金は0.001%利回りの日本銀行券への投資」
銀行にお金を預けるということは考え方次第では、「スーパー利回りの低い日本銀行券という投資商品を買っている」ということになります。
インフレに対するリスク
銀行にお金を預けているからといって”安心”なのでしょうか?
例えば100万円の預金があるとします。
今日現在での100万円の価値は確かに100万円です。
ただ、ものやサービスなどの価格は変わっています。
昔100円で買えたアイスは130円になっています。
同じ値段でも内容量が少なくなっているものもあります。
これが日本銀行券100%投資のインフレに対するリスクです。
現在銀行に預けている100万円の価値は来年には90万円になっているかもしれません。(将来のことはわかりませんが。)
ネットバンクにするだけでも100倍の金利
そこで少しでも利息を取り返したいと思うのであれば「銀行 おすすめ」とかで検索してみましょう。
上位にはほとんどネットバンクしか出てきません。
ネットバンクであれば普通預金でも金利0.1%になったりします。
これだけでもメガバンクの100倍の利息なので、仮に100万円預けていたら利息は1,000円になります。
楽天銀行を使ってみた
私もメガバンクしか使ってなかったのですが3月に新たに楽天銀行を開設しました。
実際に使ってみた感想としては、
- 預金によって振込手数料やATM利用の無料の回数が変わる
- アプリから振込や残高確認が簡単にできる
- セブンイレブンでおろせる
- ゆうちょと連携し手数料なしで入出金できる
という感じで今のところ不便は何もありません。
ちなみに楽天銀行は楽天証券と同時開設してマネーブリッジという相互の連携を行うだけで金利が0.1%になります。
お金に働いてもらう、資産運用・投資の重要性
今日一番伝えたいことはメガバンクがダメだとか、ネットバンクが良いとかそういうことではありません。
自分たちの親の時代は確かに、金利も良くて銀行預金も立派な投資先でした。
しかし今は超低金利時代になっていて、普通預金だけでは手数料負けしてしまいます。
これからを生きる自分たちにとっては、お金にも働いて貰う必要があるということです。
いきなり投資というのは難しい話かもしれませんが、ネットバンクにするだけでもちょっとは変わります。
上がる社会保険料と上がらない給料
直近日本では、年々社会保険料は上がり続けています。
そして給料水準も少しずつ上がっているものの、社会保険料の上昇率に比べるとその上昇率は低いです。
少しずつ景気が良くなってきているというようなニュースが出たりしますが、実感している人はそう多くないはずです。
それ以上に払う税金や社会保険料が上がっているからです。
国からの通達「年金2000万足りない問題は個人で頑張れ」
今年の春に国を騒がせた「年金2000万問題」についても、現状の年金制度とこれからの人口推移ではしょうがないことです。
国としては精一杯運用しているが、働き手が減って投資資金が少なくなっているし貰う人増えるし無理です。(そもそもメディアの報道の仕方が悪すぎる)
そこで国は「自助努力」という言葉で「老後生きていくのは年金だけじゃ足りなくなるんで個人でなんとかしてください」と言っているのです。
国が「NISA」や「iDeCo」や「副業」などを勧めているのは、個人でなんとかして欲しいからです。
ほんとこればっかりはなんとかするしかないです。
まとめ
今日の話をまとめると
- 日本は超低金利時代(0.001%)
- 銀行預金は日本銀行券への投資でありインフレリスクがある
- 銀行預金はネットバンクの方が多少金利は良い
- 個人で投資先を選び資産運用するしかない
確かに銀行預金は元本保証の安心できる投資先です。
ですがそのまま行くと今後は増え続ける社会保険料のせいで先細ってしまいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
大した知識もないのにこんな発信をするのはどうかと思われた方もいるかもしれませんが、現状日本はこんな状況だとわかってもらえたらありがたいです。
今後どうなるかなんて誰もわかりませんが、現状を把握した上で自分が何をすべきかをよく考えて、何か行動に移すかどうかは皆さん次第です。
私は2月ごろ色々調べて、「楽天銀行+楽天証券」を開設して「つみたてNISA」を始めました。この事についてはまた後日書きます。
未来のことは誰も予想できませんし、どうなるかなんてわかりません。
今後も日本で生きていくのであれば、日本のルールや状況を理解して行動するべきではないでしょうか。
まずは検索からでも構わないので一歩踏み出すことをオススメします。
それではまた。