おはようございます、バズバレッツの雷人です。
発信者として継続的な発信を目指し、毎日更新を三度心に誓った初日の更新です。
今日は「アルティメットのポジション選びについて」です。
先日大学一年生からTwitterのDMが届きました。
10月にアルティメットをはじめた大学一年のものです。現在ポジションをどうするか悩んでいます。現状ディープをやっていますが、ハンドラーにも興味があります。
一部省略しています。
こういった悩みを抱えている大学生は少なくないと思いますので、DMへの返信内容も交えながら解説していきます。
今日の記事を読むことで自身がポジションを選ぶ際の参考にして頂ければと思います。
アルティメットのポジション選びについて
アルティメットのポジションについては、バーティカルスタックであれば「ハンドラー」「ミドル」「ディープ」と分かれ、ホライゾンであれば「ハンドラー」「ミドル」という風に別れています。
大学一年生といったようなまだアルティメットの経験の浅い選手にとって、自分の適性ポジションがどこなのかは見極めるのが難しいと思います。
また、大学2年生以上の選手でも既存のポジションを変えたいと思っている選手も少なくないかと思います。
このポジション選びについて私が思う個人的な意見について紹介していきます。
試合に出られる可能性が高いポジションを選ぶ
私自身もそうだったのですが、大学一年生の時のモチベーションとして「試合に出たい」というものがありました。
当時の同期が15人ほどいたので、少なくとも一年生の中でも一番にならないとチャンスは回ってこない状況でした。
秋頃になると同期が辞めていって9人ほどになったところで、他の同期の怪我などもありハンドラー不足になっていました。
最初の頃はミドルをやっていたのですが、同期のハンドラーの数が少なくそっちの方が試合に出られる回数が増えそうだと思い、その辺りから自然とハンドラーをやるようになってきました。
「試合に出るために何をすれば良いのか?」ということを考えて行動した結果ポジションを変えるという選択肢になったということです。
ちなみにこの思いは現在所属のバズでも「より良いポジションで試合に出るには?」ということを考えて行動するようにしています。
学年が上がると役割も変わってくる
大学生チームは4年間という学生生活の中でプレーすることになるので、学年が上がるとともにチームでも求められる役割が変わってきます。
最初1・2年生の時はレシーバーとしてディープのポジションで先輩の打つシュートを取りまくっていた選手でも、3・4年生になるとシュートを打てるチームメイトがいなければ自身がハンドラーやミドルになってシューターになっているということはよくあります。
自分たちのチームがどうやったら点が取れるかを考えると、役割や求められることは変わって行くのが自然なことです。
決めたポジションで努力を重ねる
「どの道を選ぶかも大事だが、選んだ道をどう歩くかの方が大事」という言葉を中学校の時の卒アルに校長先生が書いていました。
自分自身で選んだポジションでまずは努力を積み重ねてみましょう。
大学一年生はまだ経験も浅く、自分にフィットしたポジションかどうかはわからないはずです。
とにかく半年間か1年間は頑張ってみることが大事だと思います。
努力を積み重ねた先に、「違うポジションをやってみたい」とか「いまのポジションで一つ上を目指したい」と思うようになります。
チームの事情でポジションを変えなければいけないということもあるかもしれません。
経験値は無駄にならない
一つのポジションを頑張って努力して、ある時にポジションが変わったとします。
たとえそうなったとしても前のポジションで培ったスキルは無くなりません。
なので、ポジションが変わったからといってプレースタイルをガラッと変える必要もなく、自分のスキルを残しつつ次のポジションでプレーするとうまくいきます。
例えばミドルをやっていた人がハンドラーをやっていたからといって、ハンドラーのポジションに留まることはしないで奥にも走ったり、カットバックして元のミドルのプレーをすることもできます。
ディフェンスとしてもハンドラーだと思ってついたのに急にミドルの動きをされたら嫌ですからね。
一つのポジションを極めて行くことももちろん大事ですが、いろんなポジションをこなせるというのは一つの武器になります。
まずは得意なことに集中して努力してみる
とはいっても最初のポジションはどうすれば良いかわからないということもあると思います。
最初は自分自身が「得意だ」と思えることに集中して努力するのが良いと思います。そうすればその得意なことにあったポジションが見つかってくるはずです。
スローが得意だと思うのであれば「ハンドラー」だし、走るのが得意であれば「ディープ」が良いでしょう。ディスクをキャッチするのが得意であれば「ミドル」か「ディープ」といったように自分が得意なことからポジションを選ぶのが良いと思います。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉もあるので、まずは「自分の得意なこと」「好きなこと」に集中して努力してみましょう。
やってみないとわからない
極論、選んだポジションがあっているかどうかなんてやってみないとわかりません。
最初はしっくりこなくてもやっているうちに上手くなったり、最初は良いと思ってもなんか違うなぁと思ったりします。
やったことがなければ判断もできないので、ポジションを変えてみたいと思ったりした時はチームメイトにお願いしてやってみてください。
そうすれば違うポジションから見える目線や考えていることなどもわかり、よりお互いの理解が深まります。
ポジションにこだわらずに攻める
あくまでも理想ですしこれが正解ということはありませんが、ハンドラーがミドルもできて、ミドルもハンドラーができれば人もディスクも循環したオフェンスが出来るようになります。
ミドルであってもハンドラーとしてスイングをきっちりこなすことができれば、ターンオーバーが起こる確率は減ります。
何よりポジションにこだわらずにオフェンスすることができれば、ディフェンスが嫌がります。
一つのポジションで突き抜けることも大事ですし、いろんなポジションをこなせることも大事です。
まとめ
アルティメットのポジション選びについてまとめると「まずは自分の得意だと思うことが活かせそうなポジションを選んで努力しスキルをつけて、チームの状況によってポジションを変わったとしても前のポジションのスキルを活かしてプレーする」です。
個人的には「試合に出るために勝ち取れそうなポジションにコンバートする」ということも大アリだと思います。やはり試合に出てナンボの世界ですし、試合に出ないと結果は出せないです。
オフェンスセットやファーストディフェンスのようなより良いセットで出るために、自分自身に何が必要なのか、どのポジションなら狙えるのか、考えて行動することが大事だと思います。
ということで今日はこの辺で。
ではまた。