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就職先は大企業だけじゃない。中小企業という選択肢

For Life
この記事を書いた人
能勢 雷人

大阪体育大学BOUHSEARS(2007~2010)〜文化シヤッターBuzzBullets(2011~2022)〜Bustar
ポジション:ハンドラー
日本代表歴:2010WU23UC、2011,2015,AOUC、2012,2016,WUGC
埼玉県フライングディスク協会事務局長
JFDA公認ゲームアドバイザー
U.C.ABLAZERS(ユースチーム)創設

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こんにちは、雷人です。

毎日同じ時間に起きていると、朝空が明るくなって来るのがだんだんと早くなってきているのが良くわかります。この調子で最低気温がもう少しだけで良いから上がってくれることを心から願っています。
#そのうちくるわ

さて、今日は「就職先は大企業だけじゃない。中小企業という選択肢」というテーマで書いていきます。

今就活をしている方、これから就活を控えている方、すでに就職しているけど今の会社に満足していないという方にとってそういう考え方もあるよねという気づきを提供できたらと思っています。

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就職先は大企業だけじゃない。中小企業という選択肢

結論としてはタイトルそのままなんですが、就職先って大企業を狙いがちだけど中小企業という選択肢もアリだと思いますという話です。

多くの大学生は大手企業からいろんな会社に対して就職活動をして行く中で、出来れば大企業に入りたいと思っている人は少なくないと思います。

私自身も一部上場企業でも働いたこともあり、現在は11人の小規模の会社で働いているということでどちらも経験している状態にあります。

そんな中でどちらについてもメリットとデメリットがあるなと思っています。

個人的にはどちらも経験したのですが、自分の性格には中小企業の方が性に合っているなという気がしています。

それではそれぞれのメリットとデメリットを考えてみます。

大企業のメリット

大企業のメリットといえば

  • 給料が良い
  • 福利厚生が充実している
  • 人数が多く、同期という存在ができる
  • 比較的倒産のリスクが少ない
  • 個人のミスを会社でカバーできる

といったところでしょうか。

会社として大きければ個人に支払うことのできる給与額も上がります。

大企業としてのメリットで個人的に一番大きいと思ったのは「福利厚生の充実度」です。
住宅手当、通勤手当、社員旅行、社内レクリエーション、リフレッシュ休暇などなど会社によって様々な福利厚生があります。
福利厚生を手厚くできるのも会社としてしっかりと利益が出せている証拠なので、給与額面だけでなく注目しておく部分だと思っています。

また、大企業は人数も多く新卒一括採用というシステムで採用することもあるので同期という存在ができることも大きなところです。会社という組織の中で心を許せる仲間ができるのは安心できるところでもあります。

さらに会社の規模が大きければ比較的倒産のリスクも少なく、人数が多い分ひとり一人のミスを会社全体でカバーできるという側面もメリットとしてあげられます。

大企業のデメリット

メリットも多い大企業ですが反対にデメリットとしては

  • 出世が遅い
  • 成果と給与が結びつきにくい
  • 裁量権のある仕事をしにくい

といったところです。

出世が遅くなりがちなのは、人数が多ければ多いほどポストを争う確率は上がるので、構造上どうしてもそうなります。

また成果と給与が結びつきにくい点に関しても、「一括採用、終身雇用」で頑張ってきた古くからの企業にありがちで、年功序列で給与が決まっていくので大企業や公務員あるあるだと思います。
#窓際族 #Windows2000

もちろん大企業でも出世が早かったり、成果報酬型の仕事であればそんなことはありませんが、傾向としてそういった傾向があります。

個人的には「裁量権のある仕事をしにくい」とことが一番のデメリットかなと思っています。
これももちろん会社によりますが、企業規模が大きくなればなるほど、個人が組織の中に埋れがちで自分の裁量権で仕事を進めることは難しくなります。(「裁量権」は簡単に言うと「自分の決定権」)

大きな歯車の中の1つのパーツとして個人が頑張ったと思える売り上げを出したとしても、会社全体としてはほんの数%ということはザラにあります。

大企業の数字もこういった小さな数字の積み重ねであることは間違いありませんが、そこにやりがいを感じられない人もいると思います。
これはシンプルに性格上の問題かと思っています。

中小企業のメリット

反対に中小企業のメリットとしては

  • 裁量権のある仕事ができる
  • 人間関係の悩みが少ない
  • 承認プロセスが短い

といったところです。

中小企業では大企業に比べて裁量権をある程度与えられることも少なくありません。

いま自分が働いている会社ではEC(ネットショップ)もやっているのですが、Amazonの広告運用については「自由にやっていいよ」と任せられています。
いろんな要因があるとは思いますが、広告費を調整し始めてから売上が1.6倍ほど伸びました。

また、人数も少ないので人間関係で悩むことも少なくなります。ただその少ない人数の中で良好な関係性が築けなかった場合地獄になるのでデメリットにもなりかねないところではあります。

承認プロセスが短いのも中小企業の良いところです。大企業だと紙に印刷して担当者・課長・部長・支店長、それぞれの印鑑が必要だったりするものも、中小企業なら社長がすぐそこにいるのであっという間に進むこともあります。

会社の中心人物(役員や社長)との距離感が近ければ、会社経営の仕組みを学んだり起業のノウハウを学んだりすることもできるというメリットもありますね。

中小企業のデメリット

最後に中小企業のデメリットは

  • 給料が安い
  • 福利厚生があまりない
  • 自分のミスで会社に損失を与える可能性が高い

といったところでしょうか。

売り上げもまだ安定しない中小企業だと、個人に配分できる給料が安くなったり、福利厚生を充実させることができません。(この辺は企業にとってコストになる)
逆にその分どうやったら自分の給料を上げることが出来るのか、直接的に考えることが出来るようになります。
会社の売り上げが上がるほど自分の給料に直結する可能性が高くなるので会社の数字を自分ごととして捉えることが出来るようになります。

また、裁量権が大きい分ダメな方に転んでしまうと会社へ損失を与える可能性があることもデメリットとしてあります。

良きもわるきも中小企業は個人との結びつきが大きいのが特徴としてあります。

どちらが良いとかいう話ではない

今日伝えたいのは「就職活動や転職活動するときに大企業ばかり狙うのではなく、中小企業も選択肢としてありだよね」ということです。

どちらが良くてどちらかがダメということではありません。

どちらにもメリットとデメリットがあります。
両方で働いてみた自分としては、性格的に中小企業の方が向いている気がするという感じです。

絶対こっちの方が合っているという確信は特にありませんが、実家が自営業だったり近いうちに独立したい気持ちがあるので、今は中小企業の方が合ってる感じはしてます。

大企業には大企業でしか得られないこともありますし、中小企業にも中小企業でしか得られないこともあります。

中小企業で結果を出して大企業へ転職もあり

いま自分が就活生だったら中小企業に就職してそこで結果を出してから、大企業へ転職活動するという選択肢を取るかもしれません。

中小企業で裁量権をもらって、「自分でこれだけの実績を作った」という内容を持って大企業にプレゼンをしに行くという感じです。

どう考えても時代は転職が当たり前になっているので、転職ありきで新卒で入る1社目を決めていきます。

まとめ

最後にまとめると「大企業にも中小企業にもそれぞれメリット・デメリットがあり、自分の性格がどちらに合っているかは入ってみないとわからないから、最初から転職を視野に入れて就活することをオススメします」ということです。

大企業で働いて疲弊している人もいるし、中小企業でやりがいを持って働いている人もいます。その逆も然り。
人によるし会社によるとしか言えない話ですが、それぐらい人と会社の関係は色々だってことです。

結局自分が何を持って「幸せ」や「充実感」や「生きがい」を感じるかです。会社なんて入ってやってみないとわからないことばかりです。

本気で就活をしたことのない私が言うと説得力が皆無ですが、就活でその後の人生が決まるわけじゃないです。やっとの思いで入社した会社が合わないなんてことも全然可能性あります。

時代のスピードは早くなり、会社の寿命は短くなり、人の寿命は伸びて、これからますます働く期間は長くなっていきます。終身雇用が崩壊し、日本でもますます転職が当たり前になっていきます。

やりたいことが見つかっていないのであれば、無理に働くこともないですし、今は難しいけど海外を見て回るのもありだと思います。

人生100年時代。いつ死ぬかわかんないですが、先は長い。
#長生きもリスク

というわけで今日は中小企業も悪くないよって話でした。

ではまた。

#WUCCC2022開幕まで178日
#WUCC2022世界一まで184日
#残り24週間
#RoadToGold