こんばんは、バズバレッツの雷人です。
最近スポーツニュースでプロ野球のキャンプの様子が多くなってきました。
中学高校と野球をしていたので、キャンプのニュースが増えてくるとそろそろ春だなぁと感じます。
さて今日は「アルティメットにおける基礎」について改めて考えてみました。
そんなの当たり前だという意見もあるかもしれませんが、重要事項なので改めて書きます。
基礎とは?
過去記事(創部間もないチームや、初心者が多いチーム向けの基礎練習)でも紹介していますが、
「基礎」とは、「ある物事を成り立たせる、大もとの部分」です。
逆に言うと「どんな事柄も基礎がなければ成立しない」と言うことです。
先日亡くなられたノムさんこと野村監督も基礎について「仕事をするための土台となるもの」と最重要視されていました。
応用は基礎がなければ成し得ません。
戦術や応用をやろうと急ぎすぎて基礎を軽視してはいけません。
どんな戦術を考えようともそれを実践する”基礎”がなければ絶対に成立させることはできません。
それほど”基礎”は重要な要素と言えます。
アルティメットにおける基礎?
それではアルティメットにおける基礎とは何に当たるのでしょうか?
私個人の考えとしては
- キャッチ力
- スロー力
この2つであると考えています。
確かに持久力やジャンプ力などの根本的な体力面についても基礎という面では必要かと思います。
ですがアルティメットを成立させるには間違いなくこの2つが欠けているとプレーが成立しません。
アルティメットを説明する際によく「”パスを繋いで”エンドゾーンで”キャッチ”したら得点が入る」と表現することがあります。
「パスを繋ぐ」ということは、”ある一方がスローを投げて、もう一方がキャッチする”というほかありません。
上記の理由からアルティメットにおいて最も重要な基礎は「キャッチ力」と「スロー力」だと考えています。
何をすれば基礎力は上がるのか
キャッチ力とスロー力が重要なことはわかったけどもどうやってその基礎能力をアップさせるかという問題があります。
これはひたすら投げる取るをコツコツと繰り返すしかないと思っています。
そう、ひたすらスロー練です。
私自身も大学時代、授業が無い時間や暇さえあればひたすらスロー練をしてましたし、休みの日に公園で同期2人でドリルをしたりしてました。
ディスクに触れれば触れるほど、投げれば投げるほど、「キャッチ力」「スロー力」の基礎能力は上がります。
ごく稀に最初から基礎能力に長けている選手もいますが、自分自身がそうでないと感じるのであればひたすらスロー練をする必要があります。
1つ大事なことは、このひたすら投げる作業は”チームの練習時間以外でやること”です。
チームの練習時間は限られているのでそれ以外の時間でどれだけ努力できるかが個人の成長に繋がっていきます。
ただ単純に投げない
スロー練が大事だと言ってもただ投げりゃ良いというものではありません。
過去記事「創部間もないチームや、初心者が多いチーム向けの基礎練習」でも紹介した通り、相手を意識して投げることが大事です。
この意識をしてスロー練をしている人と何も考えずにただ投げるだけのスロー練をしている人では伸び率に大きな差が出てくるのは間違い無いです。
ストーリングがいるのか、パスの相手側のどこに投げるのか、ハイリリースで投げるのか、想定できることは幾らでもあります。
パスを受ける側もディスクを落とさないことを意識しておけばとキャッチも自然と強くなります。
2人でも出来るドリル
プライベートクリニックに行って少し驚いたのですが、ドリルの時ですらディスクが落ちる音があちこちでしていました。
ディフェンスもいなくて、投げる場所も走る場所もわかっている単純な作業のドリルですらディスクが落ちてしまっていました。
これではディフェンスがいる状況でパスを繋ぐなんて出来ないです。
こういうところからディスクを落とさないという意識を持って練習することが大事です。
ドリルの意識することなどは過去記事「人数が少ない中での練習方法」で紹介していますので参考にしてみてください。
まとめ
今回改めて「アルティメットにおける基礎」とはなんだろうかと思い、結論「キャッチ力」と「スロー力」に至りました。
そしてその基礎力をアップさせるにはひたすら「スロー練習」や「ドリル」を繰り返すしかないという私なりの結論です。
基礎もまだ出来ていないのに応用編を成立させるには無理があります。
ただ間違いなく言えることは”基礎力が高いチームの方が強い”ことです。
そしてそれは”意識や練習の積み重ねで強化できる”ということです。
自分たちのチームでも再度”基礎力”を見直してみてはいかがでしょうか。
それでは今日はこの辺で。
アルティメットスクール行って来ます🏃♂️💨