こんばんは、バズバレッツの能勢です。
今年も早くも10日が経過しました。
今週末は成人式がありますね。新成人の方おめでとうございます。
私が成人式に行ったのはもう11年も前ですが、すごく楽しかったのを覚えています。
さて、今日は「キャプテンとリーダーの違いと役割」についての記事になります。
あくまでも私の主観も入ってますので、考え方は人それぞれと捉えていただければと思います。
「チームの運用がうまくいかないなぁ」「チームにまとまりがないなぁ」という悩みがあればこの記事を読んだ後、チーム内でそれぞれのポジションを考え直してみると良い方向に進むかもしれません。
キャプテンとリーダーの違い
「キャプテン」と「リーダー」って何が違うの?という問いについて私が始めて直面したのは、中学時代の野球チームのコーチから聞かれた時でした。
当時キャプテンをやっていた私に対して、「キャプテンとリーダーの違いは?」とコーチに聞かれ中学生だった私は浅はかにも「一緒です。」と答えた記憶があります笑。
その後、中学生なりに色々と考えて自分なりのある答えにたどり着きました。
その答えは
- キャプテン=チームの代表でありチーム全体の指針を示す人
- リーダー=チームの中で各ポジション毎をまとめて引っ張って行く人
です。
これは今も大きく変わらずこの考え方です。
キャプテンがリーダーを兼務している場合はありますが、リーダーが必ずしもキャプテンかと言うとそうではないです。
キャプテンはチームに一人しかいませんが、リーダーは変な話何人いても良いと言うことになります。
キャプテンとは?
それでは「キャプテン」とはどういった役割なのでしょうか。
私の定義としては「チームの代表でありチーム全体の指針を示す人」です。
キャプテンは日本語で言うと船長・艦長・機長などがあります。
その乗り物がある目的地に行くために指示を出している人であり、決定権を持っている人です。
なのでスポーツに置き換えるとチーム(乗り物)が目標(目的地)に対して方向性を見失わないように、進むべきところを指し示す人であると考えています。
キャプテンに実力は必要か?
よくチームでキャプテンを決める際に「チームで一番うまい人(エースプレイヤー)をキャプテンにする」という選び方をすることがあると思います。
これはうまく当てはまっていることもありますが、必ずしもその「エース」が「キャプテン」にフィットするとは限りません。
もちろん実力のある人の方が、発言力もあり、その発言に説得力があることが多いです。
ですが私個人の意見としてはキャプテンが実力がなくても問題ないと考えています。
エースがキャプテンをすることのデメリット
私はエースプレイヤーがキャプテンをやることに対してあまりよく思っていません。
なぜならエースプレーヤーがキャプテンをするとチームのことを考える時間が増え、個人としてのプレーに影響を与える可能性があるからです。
ほとんどのチームが最終目標はどうあれ試合で勝つことが目的となっていることが多いです。
その時エースプレイヤーは、試合中にチームのあれこれ考えるよりも、プレーに100%集中した方が目的達成のためになると考えます。
もちろん器用なエースはキャプテンも一緒にやっていることが多いですが、、。
コーチや指導者が定着していないアルティメットにおいて、キャプテンが抱える仕事量はかなり多くなってしまうのが現状です。
エースはエースとして、しっかりとプレーに集中する方がチームとしては良いのではないかと考えます。
キャプテンに必要な素質
チームの個人個人が「キャプテンについて行く」「キャプテンを支える」という気持ちになり、全員が一つの目標に向かって進むようにまとまることが大事です。
そのためキャプテンに必要な素質としては「人間力」だと考えます。
チーム全体の状況を把握してチームの一人一人と”コミュニケーション”を取り、進むべき道にベクトルを合わせて行くことが大事です。
もちろん練習や試合などに真摯に向き合う姿勢をチームに示すことが大前提です。
キャプテンの一声でチーム全体が動くというような”まとまり”があるチームは強いです。
意外とチームの人気者とか愛されキャラの人がキャプテンをやった方がチームとしてはまとまりやすいのかもしれません。
リーダーとは?
それでは「リーダー」とはどういった役割なんでしょうか。
私の定義は「チームの中で各ポジション毎をまとめて引っ張って行く人」と考えています。
リーダーは日本語で言うと「主導者」であり、組織をリードする人のことです。
チームの目標達成のためにそれぞれの組織で最大限の力を発揮するために引っ張って行くことがリーダーの役割です。
アルティメットにおけるリーダー
アルティメットの場合は以下のようなリーダーが考えられます。
- オフェンスリーダー
- ディフェンスリーダー(マンツー担当、ゾーン担当)
- ハンドラーリーダー
- ミドルリーダー
まだまだ細分化出来るかもしれませんがこんな感じになります。
それぞれのリーダーがその戦術や組織で個々が最大限に力を発揮するためにメニューや人員などを考え、練習を行うことが重要だと言えます。
兼務していても構わないですし、キャプテンがリーダーをやっていても良いです。
リーダーに必要な素質
リーダーに必要な素質としては、「理解度と実力」です。
アルティメットにおいてはそれぞれの戦術やスキルなどをしっかり理解している人がリーダーをやるのが良いでしょう。
これで言うと「エース」がリーダーをやるのは問題ないですね。(プレーに支障がないのであればですが。)
キャプテンとは違ってリーダーは「実力」がある人の方が適しています。
チームの中でオフェンスが上手い人がいればオフェンスリーダー、ディフェンスがうまい人がいればディフェンスリーダーと言った風になります。
責任感の発生
そう言った人たち(何かに秀でている人)にリーダーのポジションを任せることで「責任感」を持たせます。
それぞれの組織を引っ張って行くという「責任感」が生まれ、「どうすればその組織が強くなるか、まとまるか」などを考えるようになります。
また、各ポジション毎のリーダーに任せることで、キャプテンの負担が少し減るというメリットもあります。(キャプテンがそれを放棄するということではない)
定期的に首脳陣ミーティングを行う
キャプテンとリーダーを分けて行くと、仕事を振り分けることができますが、それぞれが勝手な行動をしてしまうとチームはまとまりません。
そのため首脳陣(キャプテン、副キャプテン、各リーダー)ミーティングを行い、密にコミュニケーションを取り、目標の確認やそれぞれの方向性の確認を行っておく必要があります。
首脳陣が別の方向を向いてしまっていると、チーム運用はうまく行くはずがありませんので、まずは首脳陣がしっかりとコミュニケーションをとってチームについて話し合うことが大事になります。
チームミーティングとは別に首脳陣ミーティングは定期的はもちろん、問題が起きた時などは必ず行うようにしましょう。
まとめ
キャプテンとリーダーの違いの私なりの答えは
- キャプテン=チームの代表でありチーム全体の指針を示す人
- リーダー=チームの中で各ポジション毎をまとめて引っ張って行く人
と考えています。
キャプテンがチーム全体の進むべき方向性を指し示し、リーダーがそれぞれのメンバーをそこに対して引っ張って行くということになります。
もしもチームでうまくまとまっていないという悩みがあるのであれば思い切って組織変更を行ったり、それぞれのポジションにリーダーをつけてみたりすると良いかもしれません。
チームが強くなるためには、一人一人が同じ方向を向いて、まとまっていることが重要です。
一人でも違う方向へ向かっているということがないようにしっかりとコミュニケーションをとってチームを一つにしていきましょう。
それではまた👋